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【プレビュー】堀川恵はバリオス戦が最大の山場、強豪不在の70kg級は寺田宇多菜の圧勝に期待/グランドスラム・バクー2021第2日女子プレビュー(63kg級、70kg級)

(2021年11月6日)

※ eJudoメルマガ版11月5日掲載記事より転載・編集しています。
堀川恵はバリオス戦が最大の山場、強豪不在の70kg級は寺田宇多菜の圧勝に期待
グランドスラム・バクー2021第2日女子プレビュー(63kg級、70kg級)
■ 63kg級 堀川恵がワールドツアーに帰還、準々決勝で第1シードのバリオスと対戦
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堀川恵は約3年ぶりのワールドツアー参戦。

(エントリー10名)

トップ層の参加は、6月のブダペスト世界選手権、8月の東京五輪と今年行われた世界大会2つでともに5位入賞を果たしているアンリケリス・バリオス(ベネズエラ)のみ。第1シードのこの選手を軸に、ルーシー・レンシャル(イギリス)、カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)、ボルド・ガンハイチ(モンゴル)と、Aシードにワールドツアー常連の強豪が配された。ここに日本代表の堀川恵(パーク24)を加えたところまでが優勝争いの圏内だ。

堀川は2018年のグランプリ・ブダペスト以来約3年ぶりのワールドツアー出場。昨年の講道館杯を制して長い低迷期から脱出、本来はグランドスラム東京が国際大会の復帰戦になるはずだったが、コロナ禍のために中止になり、今大会が復帰の場となった。復調の最大の因は、組み手や作りなど柔道の細部の精度が大きく上がったこと。最大の持ち味である投技の威力が生かせるようになった。今大会の陣容は堀川の力であれば十分に優勝可能なレベル。準々決勝で第1シードのバリオスと対戦する厳しい組み合わせだが、ここを乗り越えてそのまま一気にトーナメントの頂点まで駆け抜けてしまいたい。

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第1シードは東海大で稽古を積むアンリケリス・バリオス。

【プールA】
第1シード:アンリケリス・バリオス(ベネズエラ)
第8シード:サランツェツェグ・ルハグヴァデュラム(モンゴル)
日本代表選手:堀川恵(パーク24)

【プールB】
第4シード:ボルド・ガンハイチ(モンゴル)
第5シード:レナタ・ザコワ(チェコ)

【プールC】
第2シード:ルーシー・レンシャル(イギリス)
第7シード:ガブリエラ・モラエス(ブラジル)

【プールD】
第3シード:カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)
第6シード:アガサ・シュミット(ドイツ)

■ 70kg級 トップ選手の参加はなし、寺田宇多菜の圧勝劇に期待
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ツアー初参加ながら優勝候補は寺田宇多菜と見込む。

(エントリー9名)

トップ選手の参加はなし。第1シードがミリアム・ブートケライト(ドイツ)という、激戦階級の70kg級としてはかなり珍しい、極めて層の薄いトーナメントが組まれた。

優勝候補は第8シード配置に置かれた日本代表の寺田宇多菜(JR東日本)。ワールドツアー参加はこれが初めてだが、出場者の顔ぶれを見る限りよほど大きなミスをしない限り優勝はまず間違いないと思われる。寺田は昨年の講道館杯優勝、今年の全日本選抜体重別選手権2位と昨年来大きく力を伸ばしてきている選手。組み手と連動させた独特の威力ある投げ技が持ち味だ。「一本」連発による圧勝劇に期待したい。

【プールA】
第1シード:ミリアム・ブートケライト(ドイツ)
第8シード:寺田宇多菜(JR東日本)

【プールB】
第4シード:ツェレンデュラム・エンフチメグ(モンゴル)
第5シード:ジュリー・ホーセルホフ(ドイツ)

【プールC】
第2シード:ケリー・ピーターセン=ポラード(イギリス)
第7シード:ミレーナ・シウバ(ブラジル)

【プールD】
第3シード:ララ・ツヴェツコ(クロアチア)
第6シード:グネル・ハサヌリ(アゼルバイジャン)

※ eJudoメルマガ版11月5日掲載記事より転載・編集しています。

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