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【ニュース】大学2年生・高橋翼が驚きの初優勝/令和3年東京都柔道選手権

(2021年11月1日)

※ eJudoメルマガ版11月1日掲載記事より転載・編集しています。
大学2年生・高橋翼が驚きの初優勝/令和3年東京都柔道選手権
令和3年全日本柔道選手権東京地区予選
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驚きの優勝を果たした髙橋翼。

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準々決勝、髙橋が釘丸将太から大内返「一本」

全日本柔道選手権(12月26日・講道館)の東京地区予選を兼ねる令和3年東京都柔道選手権が31日、講道館大道場で開催され、2019年全国高校選手権無差別王者・髙橋翼(国士舘大2年)が初優勝を飾った。髙橋は初めての全日本選手権本戦進出。

1週間前の東京学生体重別選手権では松村颯祐(東海大4年)に敗れて3位だった高橋だが、この日は初戦(3回戦)で曲者・乙津瑞希(東芝)を得意の「抱き勝負」からの谷落「一本」に仕留めて波に乗る。4回戦は石川竜多(センコー)を「指導3」で破ると、代表決めとなった5回戦は大学の先輩・山田伊織(日本中央競馬会)の捨身技をかわして抱き落とし隅落「一本」。準々決勝は前戦で松村を破ったこれも大学の先輩釘丸将太(パーク24)を大内返「一本」に仕留め、準決勝では同門の中西一生(国士舘大3年)を大外落と袈裟固の合技「一本」に沈めて決勝へ。迎えた決勝は、準決勝で第1シードの王子谷剛志(旭化成)を送襟絞「一本」に仕留めるなどこの日充実の出来を見せていた香川大吾(ALSOK)をGS延長戦の末に抑え込み、縦四方固「有効」で勝利を決めた。

快挙達成の髙橋は「優勝する自信はあった」とにっこり。「先週負けてから、組み手など課題をしっかり見つめなおしたことが勝利に繋がった」と試合を振り返り、今後の目標を問われると「全日本選手権、優勝です」と本戦への思いを力強く語った。

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準々決勝、中西一生が熊代佑輔から背負投「一本」

髙橋のほか、ひときわ目立っていたのは90kg級で東京学生体重別選手権を制したばかりの中西。5回戦で全日本選抜体重別選手権100kg級2位の神垣和他(明治大4年)を裏投「有効」で下すと、準々決勝では熊代佑輔(国際武道大教)を豪快な背負投「一本」で食って3位入賞を果たした。また、中村雄太(東海大1年)が長井晃志(警視庁)と山下魁輝(リンクスタッフグループ)を倒してベスト16入り、代表決定戦では山田伊織の小外刈を透かしての隅落「有効」を得て初の本戦進出決定。大学生の活躍が目立った大会だった。

加藤慎之介(皇宮警察)が奮闘。伊藤好信(パーク24)を浮落「技有」、一色勇輝(日本中央競馬会)を谷落「一本」で倒すなどして驚きのベスト8入り。コロナ禍もあって全国的に警察組織からの本戦出場が危ぶまれる中、みごと全日本本戦出場を決めた。

この日、本戦出場を決めたのは9名。前年度優勝で推薦が決まっている小川雄勢(パーク24)とあわせて計10名が東京地区代表となる。

成績上位者と高橋のコメント、準々決勝以降の結果は下記。

※全試合結果は1日に配信予定

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本戦進出を決めた9名。

【成績上位者】
(エントリー130名)
優 勝:髙橋翼(国士舘大)
準優勝:香川大吾(ALSOK)
第三位:王子谷剛志(旭化成)、中西一生(国士舘大)
第五位:小原拳哉(パーク24)、加藤慎之助(皇宮警察)、釘丸将太(パーク24)、熊代祐輔(国際武道大教)
第九位:中村雄太(東海大)

※上位9名と、推薦選手・小川雄勢(パーク24)をあわせた10名が全日本柔道選手権本戦進出
※第一補欠:山田伊織(日本中央競馬会)、第二補欠:木元拓人(日本製鉄)

髙橋翼選手のコメント
「本当に嬉しいです。先週の大会で3位で、1週間上げて来た成果が出たことが何よりです。先週出来ていなかった組み手を徹底すること、組み勝つだけでなくしっかり技を入れながら試合をすることを考えました。組み手は相四つの相手に奥襟を与えないことであったり、ケンカ四つの釣り手であったり。(―得意の「抱き勝負」の割合を変えたようにも見えました)稽古の中で、先輩に抱き勝負を挑んで投げられることも多い。勝負出来る場面とそうでない場面をしっかり判断して戦うことを考えました。(-優勝する自信は?)ありました(笑)。(-次の目標は?)全日本選手権、優勝です。(―国士舘大の2年生は充実の代。どんな雰囲気ですか?)本当に全員がストイック。黙々とやる。稽古の後も皆かなり自主練していて、自分も負けていられない。お互いがそう感じ合って、この自主練の時間がどんどん充実していると感じています。(―自分の長所は?)スタミナ。あと、気合いを入れることに関しては誰にも負けないつもりです(笑)。」

【準々決勝】
王子谷剛志(旭化成)〇不戦△小原拳哉(パーク24)
香川大吾(ALSOK)〇移腰(1:43)△加藤慎之助(皇宮警察)
髙橋翼(国士舘大)〇GS大内返(GS2:33)△釘丸将太(パーク24)
中西一生(国士舘大)〇背負投(1:07)△熊代祐輔(国際武道大教)

【代表決定戦】
[1回戦] 
中村雄太(東海大)〇GS縦四方固(GS2:32)△岩渕晃大(京葉ガス)
鈴木直登(東海大)〇縦四方固(0:52)△仲佐怜優(リンクスタッフグループ)
山田伊織(日本中央競馬会)〇不戦△松村颯祐(東海大)
木元拓人(日本製鉄)〇不戦△神垣和他(明治大)
[2回戦]
中村雄太〇縦四方固(2:57)△鈴木直登
山田伊織〇優勢[有効・裏投]△木元拓人
[第二補欠決定戦]
木元拓人〇不戦△鈴木直登
[代表決定戦]
中村雄太〇優勢[有効・隅落]△山田伊織

【準決勝】
香川大吾〇送襟絞(1:00)△王子谷剛志
髙橋翼〇合技[大外落・袈裟固](3:05)△中西一生

【決勝】
髙橋翼〇GS有効・縦四方固(GS1:49)△香川大吾

※ eJudoメルマガ版11月1日掲載記事より転載・編集しています。

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