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「勝つ確率を上げる練習をして来た」男子90kg級・村尾三四郎選手コメント要旨/グランドスラム・パリ2021

(2021年10月12日)

※ eJudoメルマガ版10月12日掲載記事より転載・編集しています。
「勝つ確率を上げる練習をして来た」男子90kg級・村尾三四郎選手コメント要旨
グランドスラム・パリ2021
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90kg級・村尾三四郎選手。

グランドスラム・パリ(16日~17日)に出場する男子90kg級・村尾三四郎選手(東海大3年)のコメント要旨は下記。12日の出国に先立って、報道陣の取材に応えた。

*     *     *     *

――五輪が終わり、鈴木桂治監督体制最初の試合。臨むにあたって、いまの心境は。新しい体制になって不安などはあるか。

そこへの不安はあまりない。自分のやるべきことをやるだけです。

――世界選手権は悔しい結果に終わった。その後どんな気持ち、またどんな練習を積んだのか。

次の試合が国内か国外かわかっていなかったのですが。いままでの勝ちパターンとは別に、技のバリエーションを増やすことを考えて練習しました。加えて技のキレを出していく練習、組み手のパターンを増やすことも課題として取り組んできました。

――世界選手権でみえた課題はそのあたり。

そうですね。投げる場面までの、組み手のパターンが少なかったためにチャンスを作り出せなかった。それが課題の1つだとは思っています。

――東京オリンピック。90kg級は若い選手の活躍も見られた。見ていて自分の階級にどんな感想を抱きましたか。

自分と一緒に世界選手権に出ていた選手も出場していて、どんな試合をするのだろうなと思って見ていました。そんなにイヤではなかったというか。自分の階級がどうことではなく、柔道のいちファンとしても見ていましたし、自分だったらどうするんだろうという気持ちで見ていました。

――印象に残ったのは。

ベカウリは同級生で、2回戦って2回とも負けている。ですので、彼の試合は注目していました。

――パリまで3年。五輪への間隔がいつもより短い。臨むにあたっての気構えは

3年後は本当に早いと思います。1つ1つの大会がいままで以上に大事になってくることを意識して、練習も試合もやっていきたい。

――鈴木桂治監督の印象、新体制への期待、楽しみな部分など。

井上先生の時代からコーチをされていましたし、本当に親しみやすい、なんでも言える関係、選手と監督が良い関係のチームになるのではと思っています。新体制ということに関してはまだ1回も顔合わせをしていないですが、違った雰囲気を感じられるのか、行ってみてどういう感じになるのかは楽しみです。

――さきほどの「新しい勝ちパターン」、いままでと違う部分を、言える範囲でもうすこし噛み砕いて教えてください。

綺麗に「一本」でスパンと投げるのはもちろん理想なのですけど、五輪ではなかなか3つめの「指導」が入らずに我慢比べになる試合が多かった。GS延長戦も意識して、きつい場面でどういう技を出してポイントを取れるのか、その幅を広げる練習をしてきました。

――3年後を目指すにあたってここで「変化」を求めるのは、まだどこか足りないという認識がある。

強い選手がたくさんいますので。自分の勝ちパターンに嵌めて勝つのはもちろん理想ですけど、イヤな柔道する選手もいますしまともに組み合わない選手もいるので、勝つ確率を増やすための色々なパターンを持つことは非常に大事だと考えています。

――6月の世界選手権の前は「結果にこだわる」と言っていた。今回は?

今回に限らずこれからずっと結果、特に国際大会の結果が大事になってくると思います。もちろん結果を重視して戦います。

――「技の切れを増す練習」、具体的には?

本当に基本的なことです。打ち込みや投げ込みなどの反復を欠かさず毎日やること。そして、これは乱取りの中でもそうなんですけど、より1個1個の動きに対して疑問をもって、こうやったらどうなるんだろう、と突き詰めてる作業を続けています。

――東京オリンピックについて。柔道に限らず同世代の選手が活躍した。気になった選手はいますか。

結果だけであったり、映像を見たり、ほとんどの競技なんらかの形で見ましたけど、誰が、というのは特にないです。ただ同年代だったり年下の選手も活躍していて、刺激を貰いました。

――東京五輪、90kg級を見ての率直な感想は?

外国人選手のオリンピックに掛ける強い気持ちはよく出ていたなと思いました。もちろん世界選手権などどの試合も掛けているものがあるとは思いますが、より一層強い気持ちを持って戦っているなと思いました。

――世界選手権は悔しい終わり方でした。消化には時間が掛かったのでは。

そうですね。悔しい思いはありましたし、これで世界選手権が終わってしまったという情けない気持ちもありました。でもパリへの道のりはもう始まっていると思っていたので、割とすぐ練習も再開できました。

――審判など外的要素のせいにはせず、前向きに。

投げれば勝てた話でしたので。もっと強くなれるなと思いました。

※ eJudoメルマガ版10月12日掲載記事より転載・編集しています。

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