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【プレビュー】「東京―パリ」期いよいよスタート、81kg級にグリガラシヴィリがエントリー敢行/グランプリ・ザグレブ2021オーバービュー

(2021年9月24日)

※ eJudoメルマガ版9月16日掲載記事より転載・編集しています。
「東京―パリ」期いよいよスタート、81kg級にグリガラシヴィリがエントリー敢行
グランプリ・ザグレブ2021オーバービュー
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タト・グリガラシヴィリがエントリー。

→グランプリ・ザグレブ2021組み合わせ

東京オリンピック後のワールドツアー最初の大会、グランプリ・ザグレブがきょう24日に開幕する。新たな時代、「東京―パリ」期の滑り出しとなる大会だ。

ただし出場者の水準は、率直に言って高くない。オリンピックまで7か月で8戦という超強行日程をようやく走り切ったばかり、さらに僅か3週間後にグランドスラム・パリというビッグゲームが控えていることもあって、当然ながらトップ層はほとんどが出場を避けた。

ただし見どころがないかというとそんなことはない。81kg級のタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)や57kg級のカヤ・カイゼル(スロベニア)ら五輪に出場するも力に見合った結果を得られなかったトップ選手、また100kg級のアルマン・アダミアン(ロシア)や48kg級のアンドレア・ストヤディノフ(セルビア)など五輪メダルクラスの力を持ちながら国内の代表争いに敗れた「出直し組」が、数は少ないながらもエントリーを敢行。もちろん各階級注目の若手選手は多数エントリーしており、リオー東京期の例に倣えば今後この中から上位に定着するものが出て来る可能性もかなり高い。もはやワールドツアーにハズレ大会などなし、やはり「観るしかない」イベントなのである。

全体的に言うと、男子はほとんどの階級が一点豪華主義的に名の売れた強豪が少数(60kg級はアブラゼの欠場で崩壊してしまったが)おり、周囲を若手が囲むという構図。超大物グリガラシヴィリがエントリーを敢行した81kg級が今大会の傾向を表すものとしてはもっとも端的。100kg超級は目玉がいないが、その分出場選手のレベルが競って試合自体がかなり楽しめそう。女子は「一点豪華」の要素はメンバー的にも人数的にも薄まり、若手中心の混戦度合いが増すという形になっている。この構図に嵌らない注目ポイントも多数あるのだが、1つだけ挙げるとすれば、かつて90kg級を素晴らしい技で制して以後の「担ぎ技業界」に多大な影響を与えたアスレイ・ゴンザレスが国籍をルーマニアに変え、階級を100kg級に挙げて参戦すること。試合ぶり自体がかなり楽しみだ。

サブトピックとして、五輪を終えての審判傾向もチェックしておきたいところ。14階級それぞれの様相を、下記簡単に記しておく。

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※ eJudoメルマガ版9月16日掲載記事より転載・編集しています。

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