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【プレビュー】大会最高の豪華階級、観戦の軸は時代の波頭に立つグリガラシヴィリ/ブダペスト世界選手権2021・男子81kg級プレビュー

(2021年6月9日)

※ eJudoメルマガ版6月9日掲載記事より転載・編集しています。
【プレビュー】大会最高の豪華階級、観戦の軸は時代の波頭に立つグリガラシヴィリ
ブダペスト世界選手権2021・男子81kg級プレビュー
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大混戦も、観戦の軸はタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)

日本代表選手:藤原崇太郎(旭化成)

(エントリー77名)

エントリー人数は14階級中の最多の77名、そしてこれぞという強豪がほとんど顔を揃えた。世界選手権の名を冠するにふさわしい分厚く、豪華なトーナメントだ。世界大会のファイナリストだけでも2018年バクー世界選手権王者のサイード・モラエイ(モンゴル)、同2位の藤原崇太郎(旭化成)、2019年世界選手権2位のマティアス・カッス(ベルギー)、2016年リオデジャネイロ世界選手権金メダリストのハサン・ハルモルザエフ(ロシア)、2017年ブダペスト世界選手権王者のアレクサンダー・ヴィーチェルツァク(ドイツ)と5名。加えてエントリー締め切りの直前になんと東京五輪金メダルの最右翼と目されているタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)が参戦を表明。現役世界王者のサギ・ムキ(イスラエル)と永瀬貴規が出場していないが、トーナメント表のどこを見ても好カードだらけ。大げさではなく「見どころしかない」超豪華陣容だ。

81kg級は2017年から2018年の「優勝候補20人」とも評された戦国期を経て、2019年ごろからある程度上位陣の顔ぶれ定まった安定期を迎えていた。しかし新型コロナ禍による大会休止期間を終えて様相が変化、上位陣が調子を落としたことと中堅層の急成長が重なって、またもやあの、誰が勝ってもおかしくない「戦国」の気配が漂い始めている。東京五輪を前にまた群雄割拠の戦国時代が始まるのか、それとも五輪に向けて調子を上げてきているはずのトップ層がこれを鎮めるのか。今大会は81kg級競技史の重要な転換点となる可能性がある。個人レベルの勝ち負けとは別に、この点にも気を配って観戦したい。

というわけで時期的にもメンバー的にも非常に予想が難しい今大会であるが、形上の優勝候補としてはグリガラシヴィリを挙げておきたい

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※ eJudoメルマガ版6月9日掲載記事より転載・編集しています。

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