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[速報]73kg級は新鋭マフマドベコフ、81kg級は大ベテランのウングヴァリが優勝/グランドスラム・カザン2021第2日男子(73kg級、81kg級)

(2021年5月7日)

※ eJudoメルマガ版5月7日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]73kg級は新鋭マフマドベコフ、81kg級は大ベテランのウングヴァリが優勝
グランドスラム・カザン2021第2日男子(73kg級、81kg級)
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73kg級決勝、マフマドベク・マフマドベコフがアユブ・ハジャリエフから谷落「一本」

グランドスラム・カザン大会が6日、現地のタトネフチ・アリナで日程第2日目を迎え、男子は73kg級でマフマドベク・マフマドベコフ(ロシア)、81kg級でウングヴァリ ・アッティラ(ハンガリー)がそれぞれ優勝を飾った。

昨年10月の欧州U-23選手権で2位入賞のマフマドベコフは21歳、2019年東京世界選手権で5位入賞を果たした世界ジュニア王者ソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)とは従兄弟の関係。この日は初戦でラシド・ママダリエフ(アゼルバイジャン)を腕挫十字固「一本」、そして3回戦でそのソモン・マフマドベコフを片手絞「一本」で下すと、ここから準々決勝でフェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)を腕挫十字固「一本」、準決勝は第1シードのトハル・ブトブル(イスラエル)を片手絞「一本」と大物狩りを2連発。決勝はダークホースのアユブ・ハジャリエフ(ロシア)との同国対決を谷落「一本」で制し、ワールドツアー出場2度目で早くも初優勝を飾ることとなった。

3位には31歳のヌグザリ・タタラシヴィリ(ジョージア)と33歳のヴィクトル・スクヴォルトフ(UAE)が入賞。ファビオ・バジーレ(イタリア)は2回戦でヌルラン・オスマノフ(アゼルバイジャン)から「技有」リードも、縺れ際に気合い余って相手の足を抱えて食いついてしまい、切り返しの隅返を食って一本負け。トミー・マシアス(スウェーデン)も2回戦でニック・ファンデルコルク(オランダ)に大内返「技有」で敗れた。

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81kg級決勝、ウングヴァリ ・アッティラがアラン・フベトソフから小内刈「技有」

81kg級のウングヴァリはご存じの通り32歳の大ベテラン。第1シードのサギ・ムキ(イスラエル)やギヨション・ボボエフ(ウズベキスタン)ら有力選手が次々消える展開となったプールAを、イ・ムンジン(韓国)を「指導3」、ロビン・パチェック(スウェーデン)をGS延長戦の内股透「一本」、エイドリアン・ガンディア(プエルトリコ)をGS延長戦の隅返「一本」で勝利して抜け出すと、準決勝ではムラド・ファティエフ(アゼルバイジャン)を片手絞「一本」(柔術で「一番絞り」と呼ばれる技術)で下して決勝進出。最終戦は第3シードの地元アラン・フベトソフ(ロシア)を実兄ウングヴァリ・ミクロスばりの鮮やかな小内刈「技有」で下し、2018年グランプリ・ブダペスト以来キャリア2度目のワールドツアー制覇を成し遂げた。

3位にはイ・スンホ(韓国)とムラド・ファティエフ(アゼルバイジャン)が入賞した。ムキは初戦(2回戦)でボボエフに「指導3」で屈し、ボボエフは続く3回戦でガンディアを相手に小外掛「技有」、谷落「技有」と立て続けに失ってあっさり終戦となった。ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)は3回戦でファティエフに小外掛「一本」で敗れた。

各階級の入賞者と成績上位者、準々決勝以降の結果は下記。

■ 73kg級
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73kg級メダリスト。左から2位のアユブ・ハジャリエフ、優勝のマフマドベク・マフマドベコフ、3位のヌグザリ・タタラシヴィリと、ヴィクトル・スクヴォルトフ(アラブ首長国連邦)。

(エントリー44名)

【入賞者】
1.MAKHMADBEKOV, Makhmadbek (RUS)
2.KHAZHALIEV, Ayub (RUS)
3.TATALASHVILI, Nugzari (GEO)
3.SCVORTOV, Victor (UAE)
5.SHOKA, Vadzim (BLR)
5.BUTBUL, Tohar (ISR)
7.KARAPETIAN, Ferdinand (ARM)
7.RAICU, Alexandru (ROU)

【成績上位者】
優 勝:マフマドベク・マフマドベコフ(ロシア)
準優勝:アユブ・ハジャリエフ(ロシア)
第三位:ヌグザリ・タタラシヴィリ(ジョージア)、ヴィクトル・スクヴォルトフ(アラブ首長国連邦)

【準々決勝】
トハル・ブトブル(イスラエル)○GS袖釣込腰(GS0:51)△ヴァジム・ショーカ(ベラルーシ)
マフマドベク・マフマドベコフ(ロシア)○GS腕挫十字固(GS1:13)△フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)
アユブ・ハジャリエフ(ロシア)○小内刈(1:29)△ヴィクトル・スクヴォルトフ(UAE)
ヌグザリ・タタラシヴィリ(ジョージア)○GS反則[指導3](GS1:17)△アレクサンドル・ライク(ルーマニア)

【敗者復活戦】
ヴァジム・ショーカ(ベラルーシ)○GS大内刈(GS0:22)△フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)
ヴィクトル・スクヴォルトフ(UAE)○優勢[技有・横四方固]△アレクサンドル・ライク(ルーマニア)

【準決勝】
マフマドベク・マフマドベコフ(ロシア)○片手絞(1:22)△トハル・ブトブル(イスラエル)
アユブ・ハジャリエフ(ロシア)○腕挫十字固(1:05)△ヌグザリ・タタラシヴィリ(ジョージア)

【3位決定戦】
ヌグザリ・タタラシヴィリ(ジョージア)○GS大外落(GS0:36)△ヴァジム・ショーカ(ベラルーシ)
ヴィクトル・スクヴォルトフ(UAE)○優勢[技有・小内刈]△トハル・ブトブル(イスラエル)

【決勝】
マフマドベク・マフマドベコフ(ロシア)○GS谷落(GS0:49)△アユブ・ハジャリエフ(ロシア)

■ 81kg級
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81kg級メダリスト。左から2位のアラン・フベトソフ、優勝のウングヴァリ ・アッティラ、3位のイ・スンホとムラド・ファティエフ。

(エントリー37名)

【入賞者】
1.UNGVARI, Attila (HUN)
2.KHUBETSOV, Alan (RUS)
3.LEE, Sungho (KOR)
3.FATIYEV, Murad (AZE)
5.LAPPINAGOV, Aslan (RUS)
5.BEKMURZAEV, Yunus (BLR)
7.GANDIA, Adrian (PUR)
7.CHOUCHI, Sami (BEL)

【成績上位者】
優 勝:ウングヴァリ ・アッティラ(ハンガリー)
準優勝:アラン・フベトソフ(ロシア)
第三位:イ・スンホ(韓国)、ムラド・ファティエフ(アゼルバイジャン)
【準々決勝】
ウングヴァリ ・アッティラ(ハンガリー)○GS隅返(GS2:28)△エイドリアン・ガンディア(プエルトリコ)
ムラド・ファティエフ(アゼルバイジャン)○GS反則[指導3](GS2:00)△アスラン・ラッピナゴフ(ロシア)
イ・スンホ(韓国)○反則[指導3](2:30)△ユヌス・ベクムルザエフ(ベラルーシ)
アラン・フベトソフ(ロシア)○袖釣込腰(2:44)△サミ・シュシ(ベルギー)

【敗者復活戦】
アスラン・ラッピナゴフ(ロシア)○隅落(2:45)△エイドリアン・ガンディア(プエルトリコ)
ユヌス・ベクムルザエフ(ベラルーシ)○小内刈(3:54)△サミ・シュシ(ベルギー)

【準決勝】
ウングヴァリ ・アッティラ(ハンガリー)○片手絞(1:02)△ムラド・ファティエフ(アゼルバイジャン)
アラン・フベトソフ(ロシア)○反則[指導3](3:58)△イ・スンホ(韓国)

【3位決定戦】
イ・スンホ(韓国)○小外掛(2:06)△アスラン・ラッピナゴフ(ロシア)
ムラド・ファティエフ(アゼルバイジャン)○反則[指導3](3:31)△ユヌス・ベクムルザエフ(ベラルーシ)

【決勝】
ウングヴァリ ・アッティラ(ハンガリー)○GS技有・小内刈(GS0:55)△アラン・フベトソフ(ロシア)

※ eJudoメルマガ版5月7日掲載記事より転載・編集しています。

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