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【即日レポート】ジョージア頂点対決は20歳ベカウリに軍配、最重量級はタソエフが好調フロル下して初優勝/欧州柔道選手権2021最終日男子(90kg級、100kg級、100kg超級)

(2021年4月19日)

※ eJudoメルマガ版4月18日掲載記事より転載・編集しています。
【即日レポート】ジョージア頂点対決は20歳ベカウリに軍配、最重量級はタソエフが好調フロル下して初優勝
欧州柔道選手権2021最終日男子(90kg級、100kg級、100kg超級)
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決勝まで進んだラシャ・ベカウリはジョージアの五輪候補一番手。
(Photo: European Judo Union)

文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

ポルトガル・リスボンで行われている欧州柔道選手権2021は18日に最終日を迎え、現地のアルティス・アリーナで男子3階級、女子2階級の競技を行った。

豪華なメンバーが揃った今大会だが、最終日のこの男子90kg級、100kg級、100kg超級にはひときわ魅力的な選手が集中。各国の五輪代表争いが大詰めを迎えていることもあり、見逃せないカードが続出した。

90kg級はまさにその五輪争いの渦中にあるラシャ・ベカウリとベカ・グヴィニアシヴィリのジョージア勢2人が決勝で激突。これが間違いなく「五輪決め」の最終対決。

世界ジュニア2連覇(2018、2019)、20歳のベカウリはここまで順当な勝ち上がり。まずアレクシス・マチュー(フランス)を大外巻込と釣腰で2度放って1分9秒合技「一本」、続いてリ・コツマン(イスラエル)を大内刈から繋いでの帯取返で放って1分50秒豪快「一本」。そして勝負どころである準々決勝の2017年ブダペスト世界選手権王者ネマニャ・マイドフ(セルビア)戦を迎える。組み手や技に決まった形がなく、かつ接近戦も厭わぬパワー派の側面も持ち、後の先が上手い戦術派。大技一発タイプのベカウリにはもっとも面倒なタイプのはずだが、この試合もあくまで力勝負一択。強気の組み手と大技の放列で「指導2」まで追い込むと、釣り手をクロスに入れてまたも「抱き勝負」を挑む。マイドフが叩き返して応じた瞬間、両腿を寄せ、腹を突き出して持ち上げると帯取返一発。吹っ飛んだマイドフが縦回転、投げたベカウリ自らも後方宙返りして両者がもろとも宙に浮く、この豪快極まりない一撃が見事決まって1分6秒「一本」。続く準決勝はこれも厄介なミハエル・ツガンク(トルコ)を今度は帯取返から大内刈の連携で叩き落として「技有」奪取、優勢勝ちで決勝進出を決めた。

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※ eJudoメルマガ版4月18日掲載記事より転載・編集しています。

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