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[速報]グリガラシヴィリ陥落、優勝はサミ・シュシが攫う/グランドスラム・トビリシ2021第2日男子(73kg級、81kg級)

(2021年3月28日)

※ eJudoメルマガ版3月28日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]グリガラシヴィリ陥落、優勝はサミ・シュシが攫う
グランドスラム・トビリシ2021第2日男子(73kg級、81kg級)
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81kg級準決勝、サミ・シュシがタト・グリガラシヴィリから裏投「一本」

ジョージアで行われているグランドスラム・トビリシ大会は27日、現地のニュー・スポーツ・パレスで2日目を迎え、男女それぞれ2階級の競技が行われた。

男子81kg級では絶対の優勝候補と目されたタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)が準決勝で陥落。サミ・シュシ(ベルギー)を相手に釣り手をクロスグリップに入れて巻込技を狙うも、組んでから仕掛けるまでの動きが緩慢。中途半端な体勢を突かれ、腰が回る前に裏投を食って「一本」で万事休した。3位決定戦でアラン・フベトソフ(ロシア)を「指導3」で下して表彰台は確保したが、2020年2月から続けて来た連勝は5大会目、26試合でストップ。毎大会表彰台の上位が入れ替わる「修羅の国」81kg級世界の厳しさを改めて感じさせられた一番だった。

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81kg級決勝、シュシがシャミル・ボルチャシヴィリを絞め落とす。

優勝はシュシ。決勝はここまで全試合一本勝ちのダークホース、シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)を相手に浮技で「技有」を失うピンチに陥ったが、片手絞で絞め落として逆転の一本勝ちを収めた。シュシのワールドツアー制覇は2018年のグランプリ・カンクン以来2度目、グランドスラム大会の優勝は初。

グリガラシヴィリの対抗馬と目されていたアントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)は準決勝でボルチャシヴィリに敗退。組んだまま突如頽れ、仰向けになったまま「参った」。足を痙攣させてしばし立ち上がれず、3位決定戦も棄権して5位で終戦となった。

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73kg級決勝、ツェンドオチル・ツォグトバータルがアルチュール・マルジェリドンから小内刈「技有」

73kg級は優勝候補の一角だったツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)が優勝。決勝はアルチュール・マルジェリドン(カナダ)を相手に得意の小内刈で「技有」を奪って勝利を決めた。

地元期待のラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)は準々決勝でデニス・イアルツェフ(ロシア)に出足払「技有」を奪われて本戦トーナメントから脱落。しかしアキル・ジャコヴァ(コソボ)との3位決定戦というハードルの高い試合を「指導3」の反則で突破して3位は確保した。3位決定戦もう1試合は地元大会で出場の栄を得た21歳アレコ・マミアシヴィリ(ジョージア)がイアルツェフをGS延長戦の大内刈「技有」で破り、ワールドツアー出場2大会目にして早くもメダルを獲得。勝ち上がりの過程では豪快な帯取返に裏投と印象的な技を連発、今後に期待を抱かせる内容だった。

注目のアレクサンドル・ライク(ルーマニア)は初戦でイアルツェフに内股「一本」で苦杯。フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)はジャコヴァに大外落「技有」、マミアシヴィリにも裏投「技有」で敗れ5位に終わった。

各階級の入賞者と成績上位者、決勝ラウンドの結果は下記。

■ 73kg級
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73kg級メダリスト。左から2位のアルチュール・マルジェリドン、優勝のツェンドオチル・ツォグトバータル、3位のアレコ・マミアシヴィリとラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ。

(エントリー45名)
【入賞者】
1. TSEND-OCHIR, Tsogtbaatar (MGL)
2. MARGELIDON, Arthur (CAN)
3. MAMIASHVILI, Aleko (GEO)
3. SHAVDATUASHVILI, Lasha (GEO)
5. GJAKOVA, Akil (KOS)
5. IARTCEV, Denis (RUS)
7. KARAPETIAN, Ferdinand (ARM)
7. YULDOSHEV, Murodjon (UZB)

【成績上位者】
優 勝:ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)
準優勝:アルチュール・マルジェリドン(カナダ)
第三位:ラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)、アレコ・マミアシヴィリ(ジョージア)

【3位決定戦】
ラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)〇GS反則[指導3](GS2:36)△アキル・ジャコヴァ(コソボ)
アレコ・マミアシヴィリ(ジョージア)〇GS大内刈(GS0:36)△デニス・イアルツェフ(ロシア)

【決勝】
ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)〇優勢[技有・小内刈]△アルチュール・マルジェリドン(カナダ)

■ 81kg級
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81kg級メダリスト。左から2位のシャミル・ボルチャシヴィリ、優勝のサミ・シュシ、3位のムラド・ファティエフとタト・グリガラシヴィリ。

(エントリー43名)

【入賞者】
1. CHOUCHI, Sami (BEL)
2. BORCHASHVILI, Shamil (AUT)
3. FATIYEV, Murad (AZE)
3. GRIGALASHVILI, Tato (GEO)
5. KHUBETSOV, Alan (RUS)
5. VALOIS-FORTIER, Antoine (CAN)
7. EGUTIDZE, Anri (POR)
7. GOTONOAGA, Dorin (MDA)

【成績上位者】
優 勝:サミ・シュシ(ベルギー)
準優勝:シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)
第三位:ムラド・ファティエフ(アゼルバイジャン)、タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)

【3位決定戦】
ムラド・ファティエフ(アゼルバイジャン)〇不戦△アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)
タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)〇反則[指導3]GS0:54△アラン・フベトソフ(ロシア)

【決勝】
サミ・シュシ(ベルギー)〇片手絞(1:02)△シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)

※ eJudoメルマガ版3月28日掲載記事より転載・編集しています。

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