PAGE TOP ↑
eJudo

日本代表がトルコに出発、阿部一二三「自分の柔道出し切る」/グランドスラム・アンタルヤ2021

(2021年3月28日)

※ eJudoメルマガ版3月28日掲載記事より転載・編集しています。
日本代表がトルコに出発、阿部一二三「自分の柔道出し切る」/グランドスラム・アンタルヤ2021
eJudo Photo
取材に応じた阿部一二三

トルコで行われるグランドスラム・アンタルヤ大会(4月1日~3日)に出場する日本代表選手5人が、27日深夜に羽田空港から現地に向けて出発。66kg級の阿部一二三(パーク24)、100kg級のウルフアロン(了徳寺大職)、100kg超級の原沢久喜(百五銀行)の3人が合同取材に応じた。

12月の代表決定戦以降初の実戦、昨年2月のグランドスラム・デュッセルドルフ以来の国際大会に挑む阿部は「(決定戦を通して)コンディションの作り上げ方など学べたものもある。この間のような良い状態で仕上がっている」とコメント、「自分の柔道を出し切る」と抱負を語った。

2019年12月のワールドマスターズ青島以来の試合出場となるウルフは「五輪に向けて、今は85パーセント」と仕上りを自己分析、「試合をしてみないとわからない、今足りていない15パーセントを見つけに行く」と課題を挙げた。

原沢は1月のワールドマスターズで初戦敗退、「試合経験を積む、海外選手と組み合うという目的が達成できなかった。今回はそれを持ち帰りたい」とコメント。敢えて組み負けた状況などを作るなど海外選手を想定した稽古を積んで来た、とこの期間の上積みを明かした。

各選手のコメントは下記。

阿部一二三選手のコメント「凄く良い状態で仕上がっている。この間の試合を通して学んだ、コンディションの作り方が生きている。五輪前に海外選手と組み合えるのはいい機会。色々な部分をしっかり吸収したい。まずは自分の柔道を出し切ること。落ちついて、しっかり状況を把握して、慌てずに自分の柔道をやりたい。担ぎ技はもちろんしっかりやっていくが、足技を出していったり、決められる技があればどんどんその技で『一本』を取っていきたい。(-丸山選手が『五輪では日本代表らしい一本を目指す柔道を』とエールを送っています)難しいですけど、しっかり『一本』を取りに行く、日本柔道を体現したいと思います。」

ウルフアロン選手のコメント
「膝も手術して1年以上が経ち、練習は週6回。ほとんどもとの状態に戻っている。試合と練習の感覚は違うと思うので、その部分で、自分がどこまで出来るのか確かめたい。不安がないわけではないが、内股の入り方だったり、組み手の部分だったり、相四つでの技の幅だったり、新しく身に着けた技術があるので、それがどれだけ出せるかという楽しみのほうが大きい。(-減量は) これまでと違ってかなり長い期間、脂肪を減らしながら筋肉量を維持する減量をした。出来るだけ日本でコンディションを整えることを考えた。体重を落とすと受けの部分で不安が出てくるので、相手にいいところを持たせて乱取りをしたりだとか。そういう部分を意識しながら練習してきた。現状の自分の力、海外選手の力を把握するのが今回の一番のテーマです。」

原沢久喜選手のコメント
「(-マスターズの怪我は?)肋骨にひびが入っていて、1ヶ月くらいは安静。そこから徐々にトレーニングや打ち込みから始めた。今はまったく問題ない。 (-この間取り組んできたことは) 国内で練習しているとどうしても自分より力の強い選手、体格の大きい選手となかなか組み合う機会がない。思い返すと、組み手でも相手に有利な状況を作らせたたままやることが多く、それが試合に出た部分があった。これではまた力負けしたり投げられたりしかねない。より外国人選手と戦うことを意識して、組み手や技、色々な選手にシチュエーションを作ってもらって稽古して来た。前回は試合経験を積む、外国人選手と組むという目的が達成できなかった。前回得られなかった経験を持ち帰りたいし、五輪が迫って来たのでより実戦を意識しながら試合をやりたい。」

※ eJudoメルマガ版3月28日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る