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[速報]伏兵パルラーティが81kg級制覇、永瀬、ボルタボエフと強豪立て続けに破る/グランドスラム・タシケント2021第2日男子(73kg級、81kg級)

(2021年3月7日)

※ eJudoメルマガ版3月7日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]伏兵パルラーティが81kg級制覇、永瀬、ボルタボエフと強豪立て続けに破る
グランドスラム・タシケント2021第2日男子(73kg級、81kg級)
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81kg級準決勝、クリスティアン・パルラーティが永瀬貴規から大内刈「一本」

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3位決定戦、永瀬貴規がイヴァイロ・イヴァノフから大内刈「一本」

グランドスラム・タシケント大会は6日、現地のヒューモ・アリーナで第2日目の男女2階級ずつの競技が行われ、男子は81kg級でクリスティアン・パルラーティ(イタリア)、73kg級でツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)がそれぞれ優勝を飾った。日本代表の永瀬貴規(旭化成)はパルラーティに敗れて3位だった。

パルラーティは2018年の世界ジュニア王者。この日は軸足の膝を着き、長い脚で刈り回す右大内刈が冴えに冴えた。これまでハサン・ハルモルザエフ(ロシア)やサイード・モラエイ(モンゴル)ら強敵を投げているこの変調の技で、準決勝ではこの日絶好調の永瀬から鮮やか「一本」。決勝も、テルアビブ大会に続く2大会連続優勝を狙うシャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)から「技有」を奪ってワールドツアー初優勝を決めた。

敗れたりとはいえこの日の永瀬は圧倒的な強さを披露。3位決定戦もイヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)をまったく寄せ付けず、3分40秒力強い大内刈「一本」で勝利してしっかり表彰台を確保した。パルラーティ戦はかつてあっさり勝利している(グランドスラム・ブラジリアで小外掛「一本」)相手に油断した形だが、全体として、復帰戦としては上々の出来だった。

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決勝、この攻防でジャンサイ・スマグロフに足取りの「指導」。ツェンドオチル・ツォグトバータルの優勝が決まった。

ツェンドオチルは決勝でジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)をGS延長戦の「指導3」で破り、2018年グランドスラム・エカテリンブルク以来2度目のツアー優勝。スマグロフは準決勝で強敵フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)を破り、決勝もツェンドオチルを小内刈で投げて「一本」のコールを得たが、決めの段階で脚を触ったとされて取り消し。逆に3つ目の「指導」を受けて終戦。準優勝に甘んじることとなった。

各階級の入賞者と成績上位者、日本代表選手全試合の勝ち上がりは下記。

■ 73kg級
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73kg級メダリスト。左から2位のジャンサイ・スマグロフ、優勝のツェンドオチル・ツォグトバータル、3位のルスタン・オルジョフとフェルディナンド・カラペティアン

(エントリー49名)

【入賞者】
1.TSEND-OCHIR, Tsogtbaatar (MGL)
2.SMAGULOV, Zhansay (KAZ)
3.ORUJOV, Rustam (AZE)
3.KARAPETIAN, Ferdinand (ARM)
5.NOMONOV, Obidkhon (UZB)
5.CHAINE, Guillaume (FRA)
7.YULDOSHEV, Murodjon (UZB)
7.PROKOPCHUK, Evgenii (RUS)

【成績上位者】
優 勝:ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)
準優勝:ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)
第三位:ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)、フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)

【準々決勝】
フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)○裏投(2:48)△ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)
ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)○合技[背負投・小内巻込](2:23)△ムロドジョン・ユルドシェフ(ウズベキスタン)
オビドホン・ノモノフ(ウズベキスタン)○内股(3:51)△ギヨーム・シェヌ(フランス)
ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)○優勢[技有・内股]△エフゲニー・プロコプチュク(ロシア)

【敗者復活戦】
ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)○小外刈(0:29)△ムロドジョン・ユルドシェフ(ウズベキスタン)
ギヨーム・シェヌ(フランス)○優勢[技有・内股]△エフゲニー・プロコプチュク(ロシア)

【準決勝】
ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)○GS技有・背負投(GS1:00)△フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)
ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)○GS反則[指導3](GS1:50)△オビドホン・ノモノフ(ウズベキスタン)

【3位決定戦】
ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)○優勢[技有・引込返]△オビドホン・ノモノフ(ウズベキスタン)
フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)○内股(3:26)△ギヨーム・シェヌ(フランス)

【決勝】
ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)○GS反則[指導3](GS1:47)△ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)

■ 81kg級
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81kg級メダリスト。左から2位のシャロフィディン・ボルタボエフ、優勝のクリスティアン・パルラーティ、3位の永瀬貴規とサミ・シュシ。

(エントリー50名)

【入賞者】
1.BOLTABOEV, Sharofiddin (UZB)
2.PARLATI, Christian (ITA)
3.NAGASE, Takanori (JPN)
3.CHOUCHI, Sami (BEL)
5.IVANOV, Ivaylo (BUL)
5.CASSE, Matthias (BEL)
7.NYAMSUREN, Dagvasuren (MGL)
7.BOBOEV, Giyosjon (UZB)

【成績上位者】
優 勝:クリスティアン・パルラーティ(イタリア)
準優勝:シャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)
第三位:永瀬貴規、サミ・シュシ(ベルギー)

【準々決勝】
マティアス・カッス(ベルギー)○GS小外刈(GS6:10)△ニャムスレン・ダグワスレン(モンゴル)
シャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)○大内刈(2:59)△イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)
クリスティアン・パルラーティ(イタリア)○優勢[技有・足車]△サミ・シュシ(ベルギー)
永瀬貴規○優勢[技有・背負投]△ギヨション・ボボエフ(ウズベキスタン)

【敗者復活戦】
イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)○優勢[技有・肩車]△ニャムスレン・ダグワスレン(モンゴル)
サミ・シュシ(ベルギー)○GS反則[指導3](GS0:44)△ギヨション・ボボエフ(ウズベキスタン)

【準決勝】
シャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)○優勢[技有・肩車]△マティアス・カッス(ベルギー)
クリスティアン・パルラーティ(イタリア)○大内刈(0:50)△永瀬貴規

【3位決定戦】
永瀬貴規○大内刈(3:40)△イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)
サミ・シュシ(ベルギー)○GS技有・横掛(GS3:05)△マティアス・カッス(ベルギー)

【決勝】
クリスティアン・パルラーティ(イタリア)○GS技有・大内刈(GS0:09)△シャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)

【日本代表選手勝ち上がり】

永瀬貴規(旭化成)
成績:3位


[2回戦]
永瀬貴規○大内刈(0:36)△ルスラン・ムッサエフ(カザフスタン)

[3回戦]
永瀬貴規○足車(1:22)△ハクナザル・ナザロフ(タジキスタン)

[準々決勝]
永瀬貴規○優勢[技有・背負投]△ギヨション・ボボエフ(ウズベキスタン)

[準決勝]
永瀬貴規△大内刈(0:50)○クリスティアン・パルラーティ(イタリア)

[3位決定戦]
永瀬貴規○大内刈(3:40)△イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)

※ eJudoメルマガ版3月7日掲載記事より転載・編集しています。

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