PAGE TOP ↑
eJudo

[速報]影浦心ひさびさのツアー制覇、長澤憲大も優勝飾る/グランドスラム・タシケント2021最終日男子(90kg級、100kg級、100kg超級)

(2021年3月8日)

※ eJudoメルマガ版3月8日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]影浦心ひさびさのツアー制覇、長澤憲大も優勝飾る/グランドスラム・タシケント2021最終日男子(90kg級、100kg級、100kg超級)
eJudo Photo
100kg超級決勝、影浦心がキム・スンミンから背負投「技有」

グランドスラム・タシケント大会は6日、現地のヒューモ・アリーナで最終日を迎え、男子は90kg級、100kg級、100kg超級の3階級の競技が行われた。

100kg超級は影浦心(日本勇往競馬会)が優勝。準々決勝までを順当に勝ち上がると、準決勝は2018年バクー世界選手権2位のウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)を片手絞「一本」に仕留めて決勝進出。迎えた決勝はキム・スンミン(韓国)を相手に「指導」2つを先行される苦しい展開だったが終盤流れを取り戻し、本戦の残り3秒で片襟の左背負投を押し込んで「技有」獲得。そのまま勝利を決めた。影浦は2018年8月のグランプリ・ブダペスト以来、これが4度目のワールドツアー制覇。

この日影浦の最大の敵と目された東京世界選手権3位のキム・ミンジョン(韓国)は準々決勝で先輩キム・スンミンに苦杯。誘いに乗って小外掛に出たところを浮落に切り返され、「一本」に沈んだ。3位にはキム・ミンジョンとエリック・アブラモフ(ドイツ)が入賞した。

eJudo Photo
90kg級決勝、長澤憲大がダヴラト・ボボノフから巴投「技有」

90kg級は長澤憲大(パーク24)が制した。準決勝では第1シードのトート ・クリスティアン(ハンガリー)を3分3秒内股「一本」で仕留め、初戦からここまで4試合連続の一本勝ち。決勝は難敵ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン)を、GS延長戦2分39秒に両足を利かせての巴投「技有」で下した。

もと世界王者のガク・ドンハン(韓国)は準々決勝でボボノフに釣込腰「一本」で苦杯、クレン=クリストフェル・カリウライド(エストニア)との敗者復活戦も落として7位に終わった。3位にはトートと、ママダリ・メフディエフ(アゼルバイジャン)が入賞した。

eJudo Photo
100kg級決勝、トマ・ニキフォロフがボリス・ゲルギエフの払巻込を待ち構え、谷落でまず「技有」。

混戦と目された100kg級は2017年世界無差別選手権2位のトマ・ニキフォロフ(ベルギー)がひさびさ存在感を発揮、5戦4一本勝ちの好成績で優勝。決勝はダークホースのボリス・ゲルギエフ(ブルガリア)を谷落と背負投の合技「一本」で破った。長年怪我に苦しめられ、長期欠場も味わったニキフォロフはこれが2017年2月のグランプリ・デュッセルドルフ以来約4年ぶりのワールドツアータイトル。ワールドランキング40位(大会開幕前)から、東京オリンピック出場を目指す。

3位にはムザファルベク・ツロボエフ(ウズベキスタン)とバットフヤグ・ゴンチグスレン(モンゴル)が入賞した。超長身選手のツロボエフはこの日の台風の目、2回戦では高木海帆(カイハン・オズチチェク=タカギ、オーストラリア)を内股で2度投げつけて一本勝ち、3回戦ではラファエル・ブザカリニ(ブラジル)を内股「一本」、3位決定戦ではラグワスレン・オトゴンバータル(モンゴル)を釣腰と外巻込の合技「一本」と暴れまくった。敗れた準々決勝もニキフォロフから内股「技有」をマークしており、無印から驚きの表彰台登攀となった。

各階級の入賞者と成績上位者、準々決勝以降の結果と日本代表選手の勝ち上がりは下記。

■ 90kg級
eJudo Photo
90kg級メダリスト。左から2位のダヴラト・ボボノフ、優勝の長澤憲大、3位のトート ・クリスティアン。

(エントリー44名)

【入賞者】
1.NAGASAWA, Kenta (JPN)
2.BOBONOV, Davlat (UZB)
3.MEHDIYEV, Mammadali (AZE)
3.TOTH, Krisztian (HUN)
5.JANDREEV, Shermukhammad (UZB)
5.KALJULAID, Klen Kristofer (EST)
7.MARGIANI, Ushangi (GEO)
7.GWAK, Donghan (KOR)

【成績上位者】
優 勝:長澤憲大
準優勝:ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン)
第三位:ママダリ・メフディエフ(アゼルバイジャン)、トート ・クリスティアン(ハンガリー)

【準々決勝】
トート ・クリスティアン(ハンガリー)○GS反則[指導3](GS0:57)△ウシャンギ・マルギアニ(ジョージア)
長澤憲大○横四方固(4:00)△シェルムハマド・ジャンドレエフ(ウズベキスタン)
ママダリ・メフディエフ(アゼルバイジャン)○小外掛(2:11)△クレン=クリストフェル・カリウライド(エストニア)
ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン)○GS釣込腰(GS0:09)△ガク・ドンハン(韓国)

【敗者復活戦】
シェルムハマド・ジャンドレエフ(ウズベキスタン)○横四方固(3:47)△ウシャンギ・マルギアニ(ジョージア)
クレン=クリストフェル・カリウライド(エストニア)○優勢[技有・大外落]△ガク・ドンハン(韓国)

【準決勝】
長澤憲大○内股(3:03)△トート ・クリスティアン(ハンガリー)
ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン)○反則[指導3](3:00)△ママダリ・メフディエフ(アゼルバイジャン)

【3位決定戦】
ママダリ・メフディエフ(アゼルバイジャン)○優勢[技有・一本背負投]△シェルムハマド・ジャンドレエフ(ウズベキスタン)
トート ・クリスティアン(ハンガリー)○内股透(3:54)△クレン=クリストフェル・カリウライド(エストニア)

【決勝】
長澤憲大○GS技有・巴投(GS2:39)△ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン)

【日本代表選手勝ち上がり】

長澤憲大(パーク24)
成績:優勝


[2回戦]
長澤憲大○合技[袖釣込腰・横四方固](3:22)△ミラン・ランドル(スロバキア)

[3回戦]
長澤憲大○合技[内股・大内刈](2:38)△シリル・グロスクラウス(スイス)

[準々決勝]
長澤憲大○横四方固(4:00)△シェルムハマド・ジャンドレエフ(ウズベキスタン)

[準決勝]
長澤憲大○内股(3:03)△トート ・クリスティアン(ハンガリー)

[決勝]
長澤憲大○GS技有・巴投(GS2:39)△ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン)

■ 100kg級
eJudo Photo
100kg級メダリスト。左から2位のボリス・ゲルギエフ、優勝のトマ・ニキフォロフ、3位のムザファルベク・ツロボエフ、バットフヤグ・ゴンチグスレン。

(エントリー40名)

【入賞者】
1.NIKIFOROV, Toma (BEL)
2.GEORGIEV, Boris (BUL)
3.TUROBOYEV, Muzaffarbek (UZB)
3.BATKHUYAG, Gonchigsuren (MGL)
5.LKHAGVASUREN, Otgonbaatar (MGL)
5.KHUDOYBERDIEV, Aklmurodbek (UZB)
7.TUROBOYEV, Utkirbek (UZB)
7.SVIRYD, Mikita (BLR)

【成績上位者】
優 勝:トマ・ニキフォロフ(ベルギー)
準優勝:ボリス・ゲルギエフ(ブルガリア)
第三位:ムザファルベク・ツロボエフ(ウズベキスタン)、バットフヤグ・ゴンチグスレン(モンゴル)

【準々決勝】
ボリス・ゲルギエフ(ブルガリア)○裏投(3:33)△ウトキルベク・ツロボエフ(ウズベキスタン)
アクルムロドベク・フドイベルディエフ(ウズベキスタン)○払巻込(1:52)△ラグワスレン・オトゴンバータル(モンゴル)
トマ・ニキフォロフ(ベルギー)○反則[指導3](3:00)△バットフヤグ・ゴンチグスレン(モンゴル)
ムザファルベク・ツロボエフ(ウズベキスタン)○横四方固(3:17)△ミキタ・スヴィリド(ベラルーシ)

【敗者復活戦】
ラグワスレン・オトゴンバータル(モンゴル)○大内刈(0:42)△ウトキルベク・ツロボエフ(ウズベキスタン)
バットフヤグ・ゴンチグスレン(モンゴル)○隅落(1:10)△ミキタ・スヴィリド(ベラルーシ)

【準決勝】
ボリス・ゲルギエフ(ブルガリア)○優勢[技有・背負投]△アクルムロドベク・フドイベルディエフ(ウズベキスタン)
トマ・ニキフォロフ(ベルギー)○片手絞(0:41)△ムザファルベク・ツロボエフ(ウズベキスタン)

【3位決定戦】
ムザファルベク・ツロボエフ(ウズベキスタン)○合技[釣腰・外巻込](2:01)△ラグワスレン・オトゴンバータル(モンゴル)
バットフヤグ・ゴンチグスレン(モンゴル)○大外刈(1:09)△アクルムロドベク・フドイベルディエフ(ウズベキスタン)

【決勝】
トマ・ニキフォロフ(ベルギー)○合技[谷落・背負投](2:58)△ボリス・ゲルギエフ(ブルガリア)

■ 100kg超級
eJudo Photo
100kg超級メダリスト。左から2位のキム・スンミン、優勝の影浦心、3位のキム・ミンジョンとエリック・アブラモフ。

(エントリー33名)

【入賞者】
1.KAGEURA, Kokoro (JPN)
2.KIM, Sungmin (KOR)
3.KIM, Minjong (KOR)
3.ABRAMOV, Erik (GER)
5.KOKAURI, Ushangi (AZE)
5.RAKHIMOV, Temur (TJK)
7.TSKHOVREBOV, Alen (RUS)
7.PUUMALAINEN, Martti (FIN)

【成績上位者】
優 勝:影浦心
準優勝:キム・スンミン(韓国)
第三位:キム・ミンジョン(韓国)、エリック・アブラモフ(ドイツ)

【準々決勝】
エリック・アブラモフ(ドイツ)○横車(0:45)△アレン・ツォヴレボフ(ロシア)
キム・スンミン(韓国)○浮落(1:13)△キム・ミンジョン(韓国)
ウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)○大内刈(0:40)△マッティ・プーマライネン(フィンランド)
影浦心○GS反則[指導3](GS1:01)△テムル・ラヒモフ(タジキスタン)

【敗者復活戦】
キム・ミンジョン(韓国)○GS大外刈(GS1:13)△アレン・ツォヴレボフ(ロシア)
テムル・ラヒモフ(タジキスタン)○内股(1:09)△マッティ・プーマライネン(フィンランド)

【準決勝】
キム・スンミン(韓国)○体落(0:55)△エリック・アブラモフ(ドイツ)
影浦心○片手絞(2:37)△ウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)

【3位決定戦】
キム・ミンジョン(韓国)○大内刈(2:06)△ウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)
エリック・アブラモフ(ドイツ)○合技[背負投・隅落](3:02)△テムル・ラヒモフ(タジキスタン)

【決勝】
影浦心○優勢[技有・背負投]△キム・スンミン(韓国)

【日本代表選手勝ち上がり】

影浦心(日本中央競馬会)
成績:優勝


[2回戦]
影浦心○崩上四方固(2:33)△ダニエル・ツォーン(ドイツ)

[3回戦]
影浦心○合技[背負投・縦四方固](3:28)△ショフルフ・バフティヨロフ(ウズベキスタン)

[準々決勝]
影浦心○GS反則[指導3](GS1:01)△テムル・ラヒモフ(タジキスタン)

[準決勝]
影浦心○片手絞(2:37)△ウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)

[決勝]
影浦心○優勢[技有・背負投]△キム・スンミン(韓国)

※ eJudoメルマガ版3月8日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る