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【プレビュー】ディッコの国際大会5連勝濃厚、進化続けるその戦いぶりに注目/グランドスラム・テルアビブ2021最終日女子プレビュー(78kg級、78kg超級)

(2021年2月20日)

※ eJudoメルマガ版2月20日掲載記事より転載・編集しています。
【プレビュー】ディッコの国際大会5連勝濃厚、進化続けるその戦いぶりに注目
グランドスラム・テルアビブ2021最終日女子プレビュー(78kg級、78kg超級)
→グランドスラム・テルアビブ2021組み合わせ(公式サイト)

文責:eJudo編集部

■ 78kg級 優勝争いの軸はポスヴィトとチュメオ、ドイツとオランダの代表争いにも注目
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ファニー=エステル・ポスヴィト(フランス)

(エントリー17名)

世界王者クラスの出場はなく、他階級と比べると少々寂しい陣容。ただし8名のシード選手には実力者が揃っており、トーナメントのレベルが極端に低いというわけではない。第1シードには2019年ワールドマスターズ王者のファニー=エステル・ポスヴィト(フランス)が座っており、この選手と第3シードのオドレイ・チュメオ(フランス)が優勝争いの軸。東京五輪の代表争いはマドレーヌ・マロンガ(フランス)でほぼ決着している状況だが、両者ともに6月に開催予定のブダペスト世界選手権代表の可能性は残されており、モチベーションは決して低くないはずだ。

優勝争い以外のトピックを挙げるとすれば、国内の上位2名の成績が競っているドイツ、オランダ、ロシアの代表争いということになる。いずれの国も選手がトーナメントの上下に分かれて配置されているため、直接対決は決勝か3位決定戦までない。順当に試合が進んだ場合は準々決勝以降にこの負けられないバックグラウンドを持つ者同士の戦いが続くことになる。プールファイナル以降の試合では気持ちの入った熱戦が期待できるだろう。

ほか、昨年11月のヨーロッパU23選手権王者のインバル・ラニル(イスラエル)と同2位のカルラ・プロダン(クロアチア)の若手2名にも注目したい。どちらも上位層の壁が厚いこの階級にあって既にワールドツアーである程度成績を残している注目株だ。

【プールA】
第1シード:ファニー=エステル・ポスヴィト(フランス)
第8シード:アントニーナ・シュメレワ(ロシア)
有力選手:カルラ・プロダン(クロアチア)

【プールB】
第4シード:ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)
第5シード:フッシェ・ステインハウス(オランダ)
有力選手:インバル・ラニル(イスラエル)

【プールC】
第2シード:アナ=マリア・ヴァグナー(ドイツ)
第7シード:アレクサンドラ・バビンツェワ(ロシア)
有力選手:アナスタシア・タルチン(ウクライナ)

【プールD】
第3シード:オドレイ・チュメオ(フランス)
第6シード:マルヒンデ・フェルケルク(オランダ)
有力選手:ベアタ・パクト(ポーランド)

■ 78kg超級 伸び盛りディッコの国際大会5連勝濃厚、日々進化する戦いぶりに注目
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ホマーヌ・ディッコ(フランス)

(エントリー19名)

注目ポイントはハッキリしている。第3シードに座るホマーヌ・ディッコ(フランス)の戦いぶりだ。

ディッコは昨年1月のグランプリ・テルアビブに優勝して以降、無敗の4連勝中。先月のワールドマスターズ・ドーハではイダリス・オルティス(キューバ)にも一本勝ちを収めている。全選手が本気のコンディションで臨む「本番」(世界大会)での実績こそまだないが、もっかの海外勢では実力ナンバーワン選手と考えて良いだろう。今大会でディッコの相手になるレベルの選手は第1シードのマリア=スエレン・アルセマン(ブラジル)のみ。対戦が組まれるのは決勝であり、それまでは豪快な投げ技による「一本」連発が期待できるはずだ。先月のワールドマスターズでは状況に応じて足技でポイントを奪うなど、かつての力押し一辺倒のスタイルとは一味違った戦いぶりを見せていた。対戦相手のレベルからすれば少々雑な戦い方でも勝利自体は揺るがないと思われるが、組み手や攻撃のバリエーション、戦術にどういった上積みがあるかに注目したいところ。

【プールA】
第1シード:マリア=スエレン・アルセマン(ブラジル)
第8シード:ラズ・ヘルシュコ(イスラエル)
有力選手:サンドラ・ヤブロンスキーテ(リトアニア)

【プールB】
第4シード:ホシェリ・ヌネス(ポルトガル)
第5シード:ヤスミン・グラボウスキ(ドイツ)

【プールC】
第2シード:マリーナ・スルツカヤ(ベラルーシ)
第7シード:サラ・アドリントン(イギリス)
有力選手:シゲトヴァリ ・メルセデス(ハンガリー)

【プールD】
第3シード:ホマーヌ・ディッコ(フランス)
第6シード:メリッサ・モヒカ(プエルトリコ)
有力選手:イヴァナ・マラニッチ(クロアチア)

※ eJudoメルマガ版2月20日掲載記事より転載・編集しています。

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