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[速報]アグベニュー貫禄の優勝、70kg級は大野陽子がマスターズ初制覇/ワールドマスターズ・ドーハ2021第2日女子(63kg級、70kg級)

(2021年1月13日)

※ eJudoメルマガ版1月13日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]アグベニュー貫禄の優勝、70kg級は大野陽子がマスターズ初制覇
ワールドマスターズ・ドーハ2021第2日女子(63kg級、70kg級)
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63kg級決勝、クラリス・アグベニューが鍋倉那美から小外掛「一本」

カタールで行われているワールドマスターズ・ドーハは、12日に日程2日目の男女それぞれ2階級ずつの競技が行われ、女子は63kg級でクラリス・アグベニュー(フランス)、70kg級で大野陽子(コマツ)がそれぞれ優勝した。

アグベニューは他を寄せ付けず順当に勝ち上がり、決勝で今大会唯一のライバルと目された鍋倉那美と対戦。じっくり試合を進め、「指導2」対「指導1」でリードしたGS延長戦2分41秒に突如加速。「ケンカ四つクロス」の形から手繰っての左小外掛一撃、捌こうとした鍋倉の奥足まで追って体ごと畳に沈め「一本」で勝負を決めた。鍋倉はここまで全試合一本勝ち、決勝も腰の入れあいから右体落で投げ掛かる場面も作るなど善戦したが、最後は貫禄を見せつけられた。

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70kg級決勝、大野陽子が縦四方固で「一本」

大野は素晴らしい出来。初戦で強豪マリア・ベルナベウ(キューバ)を力感溢れる内股「一本」で下すと、準々決勝のキム・ソンヨン(韓国)戦は残り40秒で内股透「技有」を失うピンチも試合終了間際に内股「技有」奪回、そのまま袈裟固に抑え込んで逆転の一本勝ち。準決勝はサンネ・ファンダイク(オランダ)を「指導3」で下し、決勝はこの日の台風の目マディーナ・タイマゾワ(ロシア)を、腕緘で極めながらの縦四方固「一本」で退け優勝決定。これまで2度初戦敗退を喫するなど鬼門であったワールドマスターズ初制覇を成し遂げた。

トーナメントの軸と目されたフランス勢2人はともに不首尾。まず代表争いで追う立場にあるマルゴ・ピノがキム・ソンヨンとのGS延長戦を隅落「技有」で落としなんと2回戦敗退。続いてここまで絶好調に見えた世界王者マリー=イヴ・ガイ(フランス)がライバルの敗戦を見届けるなり失速、準々決勝でタイマゾワに大外刈「一本」、敗者復活戦でキム・ポリングに背負投「技有」と立て続けに投げられ、最終成績7位で大会を終えることとなった。3位にはポリングと、この日の台風の目イーファ・コーグラン(オーストラリア)を下したジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)が入賞した。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果、日本代表選手全試合の結果は下記。

■ 63kg級
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63kg級メダリスト。左から2位の鍋倉那美、優勝のクラリス・アグベニュー、3位のサンネ・フェルメールとアンドレヤ・レスキ。

(エントリー26名)

【入賞者】
1.AGBEGNENOU, Clarisse (FRA)
2.NABEKURA, Nami (JPN)
3.VERMEER, Sanne (NED)
3.LESKI, Andreja (SLO)
5.BARRIOS, Anriquelis (VEN)
5.KRSSAKOVA, Magdalena (AUT)
7.FRANSSEN, Juul (NED)
7.DEL TORO CARVAJAL, Maylin (CUB)

【成績上位者】
優 勝:クラリス・アグベニュー(フランス)
準優勝:鍋倉那美
第三位:サンネ・フェルメール(オランダ)、アンドレヤ・レスキ(スロベニア)

【準々決勝】
クラリス・アグベニュー(フランス)○裏投げ(3:50)△アンリケリス・バリオス(ベネズエラ)
マグダレナ・クルサコワ(オーストリア)○GS縦四方固(GS0:34)△ユール・フランセン(オランダ)
鍋倉那美○横四方固(1:21)△アンドレヤ・レスキ(スロベニア)
サンネ・フェルメール(オランダ)○GS合技[背負投・隅落](GS0:47)△マイリン・デルトロ=カルバハル(キューバ)

【敗者復活戦】
アンリケリス・バリオス(ベネズエラ)○GS大内刈(GS0:26)△ユール・フランセン(オランダ)
アンドレヤ・レスキ(スロベニア)○反則[指導3](3:27)△マイリン・デルトロ=カルバハル(キューバ)

【準決勝】
クラリス・アグベニュー(フランス)○裏投(1:19)△マグダレナ・クルサコワ(オーストリア)
鍋倉那美○合技[内股・横四方固](2:50)△サンネ・フェルメール(オランダ)

【3位決定戦】
サンネ・フェルメール(オランダ)○合技[小外刈・横四方固](2:39)△アンリケリス・バリオス(ベネズエラ)
アンドレヤ・レスキ(スロベニア)○隅落(3:10)△マグダレナ・クルサコワ(オーストリア)

【決勝】
クラリス・アグベニュー(フランス)○GS小外掛(GS2:41)△鍋倉那美

【日本代表選手勝ち上がり】

鍋倉那美
成績:2位


[2回戦]
鍋倉那美○GS反則[指導3](GS3:05)△チョ・モッキ(韓国)

[準々決勝]
鍋倉那美○横四方固(1:21)△アンドレヤ・レスキ(スロベニア)

[準決勝]
鍋倉那美○合技[内股・横四方固](2:50)△サンネ・フェルメール(オランダ)

[決勝]
鍋倉那美△GS小外掛(GS2:41)○クラリス・アグベニュー(フランス)

■ 70kg級
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70kg級メダリスト。左から2位のマディーナ・タイマゾワ、優勝の大野陽子、3位のキム・ポリング、ジョヴァンナ・スコッチマッロ。

(エントリー25名)

【入賞者】
1.ONO, Yoko (JPN)
2.TAIMAZOVA, Madina (RUS)
3.POLLING, Kim (NED)
3.SCOCCIMARRO, Giovanna (GER)
5.VAN DIJKE, Sanne (NED)
5.COUGHLAN, Aoife (AUS)
7.GAHIE, Marie Eve (FRA)
7.KIM, Seongyeon (KOR)

【成績上位者】
優 勝:大野陽子
準優勝:マディーナ・タイマゾワ(ロシア)
第三位:キム・ポリング(オランダ)、ジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)

【準々決勝】
マディーナ・タイマゾワ(ロシア)○大外刈(1:38)△マリー=イヴ・ガイ(フランス)
イーファ・コーグラン(オーストラリア)○GS反則[指導3](GS1:33)△キム・ポリング(オランダ)
大野陽子○袈裟固(3:56)△キム・ソンヨン(韓国)
サンネ・ファンダイク(オランダ)○反則[指導3](3:40)△ジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)

【敗者復活戦】
キム・ポリング(オランダ)○優勢[技有・背負投]△マリー=イヴ・ガイ(フランス)
ジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)○優勢[技有・大内刈]△キム・ソンヨン(韓国)

【準決勝】
マディーナ・タイマゾワ(ロシア)○優勢[技有・背負投]△イーファ・コーグラン(オーストラリア)
大野陽子○GS反則[指導3](GS2:10)△サンネ・ファンダイク(オランダ)

【3位決定戦】
キム・ポリング(オランダ)○優勢[技有・隅落]△サンネ・ファンダイク(オランダ)
ジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)○GS技有・釣込腰(GS0:42)△イーファ・コーグラン(オーストラリア)

【決勝】
大野陽子○GS縦四方固(GS1:59)△マディーナ・タイマゾワ(ロシア)

【日本代表選手勝ち上がり】

大野陽子(コマツ)
成績:優勝


[2回戦]
大野陽子○GS内股(GS0:18)△マリア・ベルナベウ(スペイン)

[準々決勝]
大野陽子○袈裟固(3:56)△キム・ソンヨン(韓国)

[準決勝]
大野陽子○GS反則[指導3](GS2:10)△サンネ・ファンダイク(オランダ)

[決勝]
大野陽子○GS縦四方固(GS1:59)△マディーナ・タイマゾワ(ロシア)

※ eJudoメルマガ版1月13日掲載記事より転載・編集しています。

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