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[速報]アンチャンリンが橋本壮市破って優勝、勢い止まらぬグリガラシヴィビリが「一本」連発で81kg級制覇/ワールドマスターズ・ドーハ2021第2日男子(73kg級、81kg級)

(2021年1月13日)

※ eJudoメルマガ版1月13日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]アンチャンリンが橋本壮市破って優勝、勢い止まらぬグリガラシヴィビリが「一本」連発で81kg級制覇
ワールドマスターズ・ドーハ2021第2日男子(73kg級、81kg級)
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73kg級決勝、橋本壮市の技が「立ち姿勢から危険な形で関節を極める」反則規定に触れてしまう。

カタールで行われているワールドマスターズ・ドーハは12日、現地のサイル・スポーツアリーナで、日程2日目の男女それぞれ2階級ずつの競技が行われた。

男子73kg級は誰もが期待した橋本壮市(パーク24)とアン・チャンリン(韓国)の世界王者対決が、決勝で実現。GS延長戦3分を超える競り合いは橋本が「指導」2つを一方的にリードして優位に試合を進めていたが、ここで放った変則の左袖釣込腰が相手の右腕を両手で抱えてしまう形となって試合がストップ。相手の関節を極めながら技を施した咎により、橋本のダイレクト反則負けでアンの勝利が決まった。2019年秋に首を手術したアンは、2020年1月の国際大会復帰以降これが初めての優勝。3位にはイゴール・ヴァンドケ(ドイツ)とヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)が入賞した。

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81kg級決勝、タト・グリガラシヴィリがフランク・デヴィトを攻める。

男子81kg級は優勝候補の筆頭格と目されていた21歳、タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)が5戦4一本勝ちという圧倒的な内容で制した。準決勝はイ・スンホ(韓国)から釣込腰「技有」に巴投「一本」と連取する快勝、決勝はフランク・デヴィト(オランダ)が密着してきた瞬間鮮やかに体を捌いて支釣込足「技有」、そのまま流れを切らず腕挫十字固「一本」で勝負を決めた。グリガラシヴィビリは永瀬貴規を破った昨年2月のグランドスラム・デュッセルフドルフ、同10月の欧州U-23選手権に欧州選手権とこれで国際大会4連勝。

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2回戦、サイード・モラエイがルカ・マイスラゼから腰車「技有」

2018年の世界王者サイード・モラエイ(モンゴル)は3回戦敗退。初戦(2回戦)は強敵ルカ・マイスラゼ(ジョージア)を腰車「技有」から袈裟固に抑え込んでの「一本」で下したが、次戦ではかつて佐々木健志を破った(2019年グランドスラム大阪)伏兵シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)に思わぬ苦杯。自身の肩車「技有」が取り消される不運もあって一瞬集中が切れたか、変則の肩車を食って「一本」で畳に沈んだ。

2019年東京世界選手権の覇者サギ・ムキ(イスラエル)は準々決勝でデヴィトの素早い三角絞に捕まり思わぬ一本負け。イ・スンホ(韓国)との3位決定戦を制して表彰台は確保した。表彰台最後の一席には復調気配のイヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)が滑り込んだ。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果、日本代表選手全試合の結果は下記。

■ 73kg級
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73kg級メダリスト。左から2位の橋本壮市、優勝のアン・チャンリン、3位のイゴール・ヴァンドケとヒクマティロフ・ツラエフ。

【入賞者】
1.AN, Changrim (KOR)
2.HASHIMOTO, Soichi (JPN)
3.WANDTKE, Igor (GER)
3.TURAEV, Khikmatillokh (UZB)
5.SMAGULOV, Zhansay (KAZ)
5.BOUCHARD, Antoine (CAN)
7.STERPU, Victor (MDA)
7.GJAKOVA, Akil (KOS)

【成績上位者】
優 勝:アン・チャンリン(韓国)
準優勝:橋本壮市
第三位:イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)、ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)

【準々決勝】
橋本壮市○反則[指導3](2:02)△イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)
アントワーヌ・ブシャー(カナダ)○大内刈(1:54)△ヴィクトル・ステルプ(モルドバ)
ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)○合技[背負投・横落](4:00)△アキル・ジャコヴァ(コソボ)
アン・チャンリン(韓国)○GS技有・背負投(GS0:12)△ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)

【敗者復活戦】
イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)○小内巻込(3:32)△ヴィクトル・ステルプ(モルドバ)
ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)○GS小外掛(GS0:34)△アキル・ジャコヴァ(コソボ)

【準決勝】
橋本壮市○優勢[技有・大外刈]△アントワーヌ・ブシャー(カナダ)
アン・チャンリン(韓国)○小内刈(2:48)△ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)

【3位決定戦】
イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)○優勢[技有・背負投]△ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)
ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)○優勢[技有・浮落]△アントワーヌ・ブシャー(カナダ)

【決勝】
アン・チャンリン(韓国)○GS反則[DH](GS3:43)△橋本壮市
※立ち姿勢から危険な形で関節を極めたことによる

【日本代表選手勝ち上がり】

橋本壮市(パーク24)
成績:2位


[2回戦]
橋本壮市○優勢[技有・小外刈]△ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)

[準々決勝]
橋本壮市○反則[指導3](2:02)△イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)

[準決勝]
橋本壮市○優勢[技有・大外刈]△アントワーヌ・ブシャー(カナダ)

[決勝]
橋本壮市△GS反則[DH](GS3:43)○アン・チャンリン(韓国)
※立ち姿勢から危険な形で関節を極めたことによる

■ 81kg級
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81kg級メダリスト。左から2位のフランク・デヴィト、優勝のタト・グリガラシヴィリ、3位のイヴァイロ・イヴァノフとサギ・ムキ。

81kg級

(エントリー34名)

【入賞者】
1.GRIGALASHVILI, Tato (GEO)
2.DE WIT, Frank (NED)
3.IVANOV, Ivaylo (BUL)
3.MUKI, Sagi (ISR)
5.KHUBETSOV, Alan (RUS)
5.LEE, Sungho (KOR)
7.BOLTABOEV, Sharofiddin (UZB)
7.BORCHASHVILI, Shamil (AUT)

【成績上位者】
優 勝:タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)
準優勝:フランク・デヴィト(オランダ)
第三位:イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)、サギ・ムキ(イスラエル)

【準々決勝】
タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)○優勢[技有・背負投]△アラン・フベトソフ(ロシア)
イ・スンホ(韓国)○GS背負投(GS3:03)△シャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)
フランク・デヴィト(オランダ)○三角絞(1:01)△サギ・ムキ(イスラエル)
イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)○優勢[技有・体落]△シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)

【敗者復活戦】
アラン・フベトソフ(ロシア)○反則[指導3](3:53)△シャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)
サギ・ムキ(イスラエル)○反則[指導3](2:13)△シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)

【準決勝】
タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)○巴投(3:58)△イ・スンホ(韓国)
フランク・デヴィト(オランダ)○GS技有・隅落(GS0:09)△イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)

【3位決定戦】
イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)○反則[指導3](3:54)△アラン・フベトソフ(ロシア)
サギ・ムキ(イスラエル)○GS技有・釣込腰(GS0:20)△イ・スンホ(韓国)

【決勝】
タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)○腕挫十字固(3:39)△フランク・デヴィト(オランダ)

※ eJudoメルマガ版1月13日掲載記事より転載・編集しています。

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