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[速報]芳田司が優勝、渡名喜風南はビロディド打倒果たすも決勝でクラスニキに苦杯/ワールドマスターズ・ドーハ2021第1日女子(48kg級、52kg級、57kg級)

(2021年1月12日)

※ eJudoメルマガ版1月12日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]芳田司が優勝、渡名喜風南はビロディド打倒果たすも決勝でクラスニキに苦杯
ワールドマスターズ・ドーハ2021第1日女子(48kg級、52kg級、57kg級)
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48kg級決勝、ディストリア・クラスニキが渡名喜風南から小外刈で2つ目の「技有」。

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準決勝、ダリア・ビロディドと戦う渡名喜。

各階級のワールドランキング上位36名が出場を許されるIJFワールドツアーの最高位大会、ワールドマスターズ・ドーハが10日、カタール・ドーハのルサイル・スポーツアリーナで開幕。初日の女子は48kg級、52kg級、57kg級の3階級の競技が行われた。

48kg級は第1シードのディストリア・クラスニキ(コソボ)が圧勝V。4戦して3つの一本勝ち、7つの投げを決め(すべて「技有」)、全試合を投技のポイントで勝利するという飛びぬけた勝ちぶりだった。決勝は日本の渡名喜風南(パーク24)から僅か1分24秒の間に右内股「技有」、右小外刈「技有」と連取し、あっさり優勝を決めた。

渡名喜はこの日ここまで素晴らしい出来。素早い動きと足技を中心とした丁寧な組み立てで隙を見せず、準決勝では過去2回選手権の決勝で敗れているダリア・ビロディド(ウクライナ)から左一本背負投「技有」で勝利する殊勲も見せた。しかし決勝はクラスニキに対して準備不足。パワーを捌けず、相手の柔道の勘所である引き手の袖を与え続けたまままともに技を受けてしまった。

ビロディドは減量苦か初戦から動きが悪く、渡名喜との一番では「待て」が掛かってもなかなか動けず明らかにコンディション不良。戦術もチグハグで渡名喜の作戦に対応出来ていなかった。3位決定戦は得意の崩上四方固で勝利したが、「礼」を済ませると顔をゆがめて涙。金メダル候補の筆頭が、東京五輪本番に見せて大きく隙を見せた大会だった。

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57kg級決勝、芳田司が我慢の試合、粘り強い組み手でサハ=レオニー・シジクを攻め返す。

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芳田が崩袈裟固「一本」

52kg級も第1シード選手アモンディーヌ・ブシャー(フランス)が優勝。天王山と目された準決勝では9分18秒の長時間試合の末にマイリンダ・ケルメンディ(コソボ)を「指導3」で下し、決勝では志々目愛(了徳寺大職)をこれもGS延長戦2分55秒「指導3」で破った。

57kg級は芳田司(コマツ)が優勝。決勝はこの日ここまで素晴らしい出来のサハ=レオニー・シジク(フランス)の力強い組み手と勢いある攻撃に落ち着いて対峙。粘り強く技を打ち返し続けて長期戦に持ち込み、シジクの集中が切れた隙を見逃さず寝勝負。GS延長戦5分4秒、崩袈裟固「一本」で優勝を決めた。芳田は2019年世界選手権の団体戦で一本負けを喫した相手にリベンジ達成。五輪本番に向けて大きな一勝だった。

第1シードのジェシカ・クリムカイト(カナダ)も素晴らしい仕上がりを見せていたが、準決勝でシジクに大外巻込「技有」で苦杯。3位決定戦ではティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)を僅か12秒の大内刈「一本」で下して表彰台は確保した。

各階級の入賞者と上位選手、準々決勝以降の結果と日本代表選手全試合の結果は下記。

■ 48kg級
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48kg級メダリスト。左から2位の渡名喜風南、優勝のディストリア・クラスニキ、3位のダリア・ビロディドとムンフバット・ウランツェツェグ。

(エントリー24名)

【入賞者】
1.KRASNIQI, Distria (KOS)
2.TONAKI, Funa (JPN)
3.BILODID, Daria (UKR)
3.MUNKHBAT, Urantsetseg (MGL)
5.COSTA, Catarina (POR)
5.CLEMENT, Melanie (FRA)
7.FIGUEROA, Julia (ESP)
7.PARETO, Paula (ARG)

【成績上位者】
優 勝:ディストリア・クラスニキ(コソボ)
準優勝:渡名喜風南
第三位:ダリア・ビロディド(ウクライナ)、ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)

【準々決勝】
ディストリア・クラスニキ(コソボ)○優勢[技有・大外刈]△カタリナ・コスタ(ポルトガル)
メラニー・クレモン(フランス)○GS大内刈(GS0:21)△フリア・フィゲロア(スペイン)
ダリア・ビロディド(ウクライナ)○小外掛(3:13)△ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)
渡名喜風南○優勢[技有・引込返]△パウラ・パレト(アルゼンチン)

【敗者復活戦】
カタリナ・コスタ(ポルトガル)○反則[指導3](3:38)△フリア・フィゲロア(スペイン)
ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)○優勢[技有・崩上四方固](3:00)△パウラ・パレト(アルゼンチン)

【準決勝】
ディストリア・クラスニキ(コソボ)○合技[内股・内股](3:01)△メラニー・クレモン(フランス)
渡名喜風南○優勢[技有・一本背負投]△ダリア・ビロディド(ウクライナ)

【3位決定戦】
ダリア・ビロディド(ウクライナ)○崩上四方固(0:53)△カタリナ・コスタ(ポルトガル)
ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)○腕挫十字固(2:27)△メラニー・クレモン(フランス)

【決勝】
ディストリア・クラスニキ(コソボ)○合技[内股・小外刈](1:27)△渡名喜風南

【日本代表選手勝ち上がり】

渡名喜風南(パーク24)
成績:2位


[2回戦]
渡名喜風南○小外刈(2:00)△アイシャ・グルバヌリ(アゼルバイジャン)

[準々決勝]
渡名喜風南○優勢[技有・引込返]△パウラ・パレト(アルゼンチン)

[準決勝]
渡名喜風南○優勢[技有・一本背負投]△ダリア・ビロディド(ウクライナ)

[決勝]
渡名喜風南△合技[内股・小外刈](1:27)○ディストリア・クラスニキ(コソボ)

■ 52kg級
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52kg級メダリスト。左から2位の志々目愛、優勝のアモンディーヌ・ブシャー、3位のアストリーデ・ネトとマイリンダ・ケルメンディ。

(エントリー30名)

【入賞者】
1.BUCHARD, Amandine (FRA)
2.SHISHIME, Ai (JPN)
3.GNETO, Astride (FRA)
3.KELMENDI, Majlinda (KOS)
5.PUPP, Reka (HUN)
5.VAN SNICK, Charline (BEL)
7.TSCHOPP, Evelyne (SUI)
7.COHEN, Gili (ISR)

【成績上位者】
優 勝:アモンディーヌ・ブシャー(フランス)
準優勝:志々目愛(了徳寺大職)
第三位:マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)、アストリーデ・ネト(フランス)

【準々決勝】
アモンディーヌ・ブシャー(フランス)○肩車(1:07)△プップ ・レカ(ハンガリー)
マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)○合技[内股・大外刈](1:00)△エヴェリン・チョップ(スイス)
志々目愛○GS技有・内股(GS1:10)△シャーリン・ファンスニック(ベルギー)
アストリーデ・ネト(フランス)○大内刈(1:37)△ギリ・コーヘン(イスラエル)

【敗者復活戦】
プップ ・レカ(ハンガリー)○不戦△エヴェリン・チョップ(スイス)
シャーリン・ファンスニック(ベルギー)○GS技有・隅返(GS1:11)△ギリ・コーヘン(イスラエル)

【準決勝】
アモンディーヌ・ブシャー(フランス)○GS反則[指導3](GS5:18)△マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)
志々目愛○横四方固(2:45)△アストリーデ・ネト(フランス)

【3位決定戦】
アストリーデ・ネト(フランス)○GS反則[指導3](GS5:06)△プップ ・レカ(ハンガリー)
マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)○優勢[技有・隅落]△シャーリン・ファンスニック(ベルギー)

【決勝】
アモンディーヌ・ブシャー(フランス)○GS反則[指導3](GS2:55)△志々目愛

【日本代表選手勝ち上がり】

志々目愛(了徳寺大職)
成績:2位


[2回戦]
志々目愛○合技[小外刈・横四方固](1:27)△アンジェリカ・デルガド(アメリカ)

[準々決勝]
志々目愛○GS技有・内股(GS1:10)△シャーリン・ファンスニック(ベルギー)

[準決勝]
志々目愛○横四方固(2:45)△アストリーデ・ネト(フランス)

[決勝]
志々目愛△GS反則[指導3](GS2:55)○アモンディーヌ・ブシャー(フランス)

■ 57kg級
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57kg級メダリスト。左から2位のサハ=レオニー・シジク、優勝の芳田司、3位のノラ・ジャコヴァとジェシカ・クリムカイト。

(エントリー29名)

【入賞者】
1.YOSHIDA, Tsukasa (JPN)
2.CYSIQUE, Sarah Leonie (FRA)
3.GJAKOVA, Nora (KOS)
3.KLIMKAIT, Jessica (CAN)
5.MONTEIRO, Telma (POR)
5.NELSON LEVY, Timna (ISR)
7.LIEN, Chen-Ling (TPE)
7.RECEVEAUX, Helene (FRA)

【成績上位者】
優 勝:芳田司
準優勝:サハ=レオニー・シジク(フランス)
第三位:ノラ・ジャコヴァ(コソボ)、ジェシカ・クリムカイト(カナダ)

【準々決勝】
ジェシカ・クリムカイト(カナダ)○優勢[技有・袖釣込腰]△レン・チェンリン(台湾)
サハ=レオニー・シジク(フランス)○優勢[技有・隅返]△テルマ・モンテイロ(ポルトガル)
芳田司○GS技有・内股(GS2:27)△ティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)
ノラ・ジャコヴァ(コソボ)○優勢[技有・崩上四方固]△エレーヌ・ルスヴォ(フランス)

【敗者復活戦】
テルマ・モンテイロ(ポルトガル)○優勢[技有・小内刈]△レン・チェンリン(台湾)
ティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)○横四方固(3:39)△エレーヌ・ルスヴォ(フランス)

【準決勝】
サハ=レオニー・シジク(フランス)○優勢[技有・大外巻込]△ジェシカ・クリムカイト(カナダ)
芳田司○横四方固(3:37)△ノラ・ジャコヴァ(コソボ)

【3位決定戦】
ノラ・ジャコヴァ(コソボ)○GS技有・隅落(GS1:41)△テルマ・モンテイロ(ポルトガル)
ジェシカ・クリムカイト(カナダ)○大内刈(0:12)△ティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)

【決勝】
芳田司○GS崩袈裟固(GS5:04)△サハ=レオニー・シジク(フランス)

【日本代表選手勝ち上がり】

芳田司(コマツ)
成績:優勝


[2回戦]
芳田司○内股(2:28)△ディアッソネマ・ムクングイ(アンゴラ)

[準々決勝]
芳田司○GS技有・内股(GS2:27)△ティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)

[準決勝]
芳田司○横四方固(3:37)△ノラ・ジャコヴァ(コソボ)

[決勝]
芳田司○GS崩袈裟固(GS5:04)△サハ=レオニー・シジク(フランス)

※ eJudoメルマガ版1月12日掲載記事より転載・編集しています。

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