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【ニュース】練習漬けの素根「必ず五輪で金メダルを獲る」/素根輝選手コメント要旨

(2021年1月6日)

※ eJudoメルマガ版1月5日掲載記事より転載・編集しています。
練習漬けの素根「必ず五輪で金メダルを獲る」/素根輝選手コメント要旨
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オンラインで取材に応じた素根輝

5日、東京五輪女子78kg超級の日本代表・素根輝が報道陣のオンライン取材に応じた。

素根は昨年7月に環太平洋大を自主退学、その後は母校である南筑高を拠点に稽古を積んでいる。12月には東京で行われた日本代表の全体合宿を経て、修徳高や筑波大に遠征。海外の大型選手との対戦を想定して、男子選手を相手に激しい稽古を繰り返した。五輪代表を決めた2019年12月のグランドスラム大阪以降実戦からは遠ざかっているが、報道陣にこれを問われると「こんなに試合をしないのは初めてで、今の自分の状況がわからないがこれは仕方のないこと。次の大会に向けてしっかり準備をしていく」と冷静にコメント。幾度も「東京オリンピックで必ず金メダルを獲る」と語り、その決意の固さを垣間見せていた。

素根選手のコメント要旨は下記。

素根輝選手のコメント

―――いま取り組んでいる課題やテーマを教えてください。

課題はたくさんあります。技、組み手、スタミナ強化、ウエイトでパワーをつける、そういうところに取り組んでいます。五輪で戦う相手は大きい選手ばかり。その大きい相手にしっかり勝っていける技、組み手、スタミナ。そこを強化していきたい。新しいことはそれほどやっておらず、今自分が持っている担ぎ技や足技、組み手を磨いていきたいと思っています。

―――12月の分散合宿では、修徳高校で稽古したとお聞きしています。

ずっと久留米で練習していて、久々東京で出稽古に行きました。修徳高校は練習もきつくて追い込めるし、色々なタイプがいる。大きい選手もいれば中量級もいて、男子を相手に競り合った稽古が出来ます。普段組み合わない色々なタイプと稽古出来て、有意義な合宿でした。いまは厳しいかもしれませんが、状況が許せばまた東京に出稽古に行きたいと思っています。

―――久留米を拠点にするメリット、高校時代との練習との違いは?また普段の1日のスケジュールを教えてください。

久留米では高校のときにやっていたイメージで、自分の好きなように練習出来ます。しっかりやれていると思います。練習自体はあまり変わっていない。スケジュールは学校の練習の時間にもよりますが、だいたい午前は自分でトレーニングをして、午後から練習。練習の時間が違う時は昼に練習して、夜トレーニングという場合もあります。

―――後輩にアドバイスをしたり?

いえ。とにかく自分の練習をしています。後輩は自分たちでしっかり頑張っていますし、私もあくまで自分のための練習をするだけです。

―――66kg級の代表決定戦はご覧になりましたか。

凄いなという言葉しか出てこないです。どんなプレッシャーの中でお互い戦っているんだろうと思った。自分には想像がつかないです。

―――講道館杯や皇后盃については。

見ていました。自分も頑張らないといけないな、と思いました。

―――今後の試合参加予定は。

コロナウイルスの感染者が増えてきて緊急事態宣言も発令されそう。今後の状況を見て選んでいきたい。ただ、出るからにはしっかり準備して出たいと思っています。

―――五輪は本当に開催出来るのか、観客は入れられるのかなど、状況はまだ不透明です。

回りの方々は、色々な意見があると思います。ただ、自分は金メダル取るという目標があり、それが出来るようにしっかり準備をするだけです。コロナが流行っている状況に不安な気持ちはもちろんあるんですけど、その中でもやっていくしかない。何があっても、最終的に、東京オリンピックで金メダル必ず取れるようにやっていきたい。

―――試合からかなり遠ざかっています。

こんなに試合をしないのは初めて。自分のいまの状況がわからないのですが、それは仕方がないこと。次の大会にしっかり準備をしていくだけです。実戦感覚については、とくに特別なことはやっていません。自分は乱取りを多くやるタイプなので、練習の中で、常に大きな相手との実戦をイメージしてやっています。

―――自粛期間で、なにか変化は成長を感じたことはありますか。

なかなか稽古も思うようにできず。モチベーションの維持が難しい時期もありましたが、自分で練習を考えて行動したこと、また我慢をしたこと自体にも意味があったと思っています。柔道衣を着る稽古が出来なかったので、いちばん柔道に近いトレーニングが何かをイメージしたり、考えて取り組んでいました。試合や合宿の見通しがつかずモチベーションの維持が難しかった時もあったのですが、どうしてもやる気がなかったときは、思い切って休んで切り替えていました。

―――練習再開はいつごろ?また、体組成の変化など数字で成長が分かる部分があったら教えてください。

柔道衣が着られなかったのは4か月くらいで、練習再開は8月。その間はトレーニングしか出来ることがなかったので、自分で工夫してやっていました。東京の合宿でインボディを測ったら、体重は変わっていないのですが、体脂肪は減って筋量が上がっていました。お話するほどの数字ではなく、ほんの少しの変化ですけど(笑)、これは良かったと思います。

―――きょうの講習会で印象に残ったことは。

増地監督が、最高の結果を出すためには最高の準備が大事だと仰っていた。自分もそう思います。東京オリンピックで必ず金メダルを獲るために、しっかり準備をしていきたい。

―――あらためて今年の抱負を。

一番の目標は東京オリンピックで必ず金メダルを獲ること。本当にそれだけを考えて頑張っていきたいと思っています。

※ eJudoメルマガ版1月5日掲載記事より転載・編集しています。

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