PAGE TOP ↑
eJudo

トルステニャク余裕の全試合「一本」V、70kg級はマティッチが久々のツアー制覇/グランドスラム・ブダペスト第2日女子(63kg級、70kg級)

(2020年10月25日)

※ eJudoメルマガ版10月24日掲載記事より転載・編集しています。
トルステニャク余裕の全試合「一本」V、70kg級はマティッチが久々のツアー制覇/グランドスラム・ブダペスト第2日女子(63kg級、70kg級)
eJudo Photo
63kg級決勝、トルステニャクが横四方固「一本」

グランドスラム・ブダペスト2020は24日、現地のパップ・ラズロ・スポーツアリーナで大会第2日目の競技が行われ、女子は63kg級でティナ・トルステニャク(スロベニア)、70kg級でバルバラ・マティッチ(クロアチア)がそれぞれ優勝を飾った。

第1シードのトルステニャクは、今大会実力的には頭1つ抜けた存在。準々決勝では世界ジュニア王者オズバス・ソフィ(ハンガリー)の挑戦も横四方固「一本」であっさり退け、決勝はダークホースのアンリケリス・バリオス(ベネズエラ)を横四方固「一本」で下して全試合一本勝ちで優勝を決めた。トルステニャクはこれで通算13度目のワールドツアー制覇。

オズバスは3位決定戦でキャサリン・ブーシェミン=ピナード(カナダ)を大腰と崩袈裟固の合技「一本」で破る奮戦で表彰台確保。みごとワールドツアー大会初めてのメダルを手にした。

eJudo Photo
70kg級決勝、バルバラ・マティッチがマルゴ・ピノから外巻込「技有」

70kg級のマティッチは準々決勝でマリー=イヴ・ガイ(フランス)を裏投「技有」、準決勝でバルバラ・ティモ(ポルトガル)をGS延長戦の「指導3」の反則と、東京世界選手権の金銀メダリストを連破。決勝ではマルゴ・ピノ(フランス)を外巻込「技有」の優勢で破った。マティッチのワールドツアー優勝は2016年のグランプリ・ザグレブ以来、実に4年ぶり。2013年と2014年の世界ジュニア選手権を連覇したスター候補が久々存在感を見せた1日だった。

第1シードのガイは散々な出来。フランス勢は今大会一貫して好調だがその文脈とまったく関係なく、柔道は集中力を欠いてコンディションは悪し。腰高のままひたすら抱き着く雑な試合ぶりで、3位決定戦でもミヘイラ・ポレレス(オーストリア)に隅落「技有」で敗戦。まったくいいところないまま、最終成績は5位に終わった。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果は下記。

■ 63kg級
eJudo Photo
63kg級メダリスト。左から2位のアンリケリス・バリオス、優勝のティナ・トルステニャク、3位のオズバス・ソフィとダリア・ダヴィドワ。

(エントリー25名)

【入賞者】
1.TRSTENJAK, Tina (SLO)
2.BARRIOS, Anriquelis (VEN)
3.OZBAS, Szofi (HUN)
3.DAVYDOVA, Daria (RUS)
5.BEAUCHEMIN-PINARD, Catherine (CAN)
5.QUADROS, Ketleyn (BRA)
7.KRSSAKOVA, Magdalena (AUT)
7.OZDOBA-BLACH, Agata (POL)

【準々決勝】
ティナ・トルステニャク(スロベニア)○横四方固(1:49)△オズバス・ソフィ(ハンガリー)
ダリア・ダヴィドワ(ロシア)○谷落(0:41)△マグダレナ・クルサコワ(オーストリア)
キャサリン・ブーシェミン=ピナード(カナダ)○優勢[大外刈]△アガタ・オズドバ=ブラフ(ポーランド)
アンリケリス・バリオス(ベネズエラ)○GS反則[指導3](GS1:22)△ケトレイン・クアドロス(ブラジル)

【敗者復活戦】
オズバス・ソフィ(ハンガリー)○合技[内股透・小内刈](2:00)△マグダレナ・クルサコワ(オーストリア)
ケトレイン・クアドロス(ブラジル)○巴投(1:54)△アガタ・オズドバ=ブラフ(ポーランド)

【準決勝】
ティナ・トルステニャク(スロベニア)○反則[指導3](3:18)△ダリア・ダヴィドワ(ロシア)
アンリケリス・バリオス(ベネズエラ)○GS技有・払巻込(GS2:43)△キャサリン・ブーシェミン=ピナード(カナダ)

【3位決定戦】
オズバス・ソフィ(ハンガリー)○合技[大腰・崩袈裟固](1:09)△キャサリン・ブーシェミン=ピナード(カナダ)
ダリア・ダヴィドワ(ロシア)○合技[内股・小内刈](3:44)△ケトレイン・クアドロス(ブラジル)

【決勝】
ティナ・トルステニャク(スロベニア)○横四方固(1:24)△アンリケリス・バリオス(ベネズエラ)

■ 70kg級
eJudo Photo
70kg級メダリスト。左から2位のマルゴ・ピノ、優勝のバルバラ・マティッチ、3位のミヘイラ・ポレレスとバルバラ・ティモ。

(エントリー21名)

【入賞者】
1.MATIC, Barbara (CRO)
2.PINOT, Margaux (FRA)
3.POLLERES, Michaela (AUT)
3.TIMO, Barbara (POR)
5.GAHIE, Marie Eve (FRA)
5.PEREZ, Maria (PUR)
7.PORTELA, Maria (BRA)
7.NIANG, Assmaa (MAR)

【準々決勝】
バルバラ・マティッチ(クロアチア)○優勢[技有・裏投]△マリー=イヴ・ガイ(フランス)
バルバラ・ティモ(ポルトガル)○GS反則[指導3](GS6:48)△マリア・ポルテラ(ブラジル)
ミヘイラ・ポレレス(オーストリア)○優勢[技有・浮落]△アッスマ・ニアン(モロッコ)
マルゴ・ピノ(フランス)○優勢[技有・袖釣込腰]△マリア・ペレス(プエルトリコ)

【敗者復活戦】
マリー=イヴ・ガイ(フランス)○優勢[技有・内股巻込]△マリア・ポルテラ(ブラジル)
マリア・ペレス(プエルトリコ)○背負投(2:46)△アッスマ・ニアン(モロッコ)

【準決勝】
バルバラ・マティッチ(クロアチア)○GS反則[指導3](GS0:28)△バルバラ・ティモ(ポルトガル)
マルゴ・ピノ(フランス)○優勢[技有・大外刈]△ミヘイラ・ポレレス(オーストリア)

【3位決定戦】
ミヘイラ・ポレレス(オーストリア)○優勢[技有・隅落]△マリー=イヴ・ガイ(フランス)
バルバラ・ティモ(ポルトガル)○GS小内巻込(GS2:01)△マリア・ペレス(プエルトリコ)

【決勝】
バルバラ・マティッチ(クロアチア)○優勢[技有・外巻込]△マルゴ・ピノ(フランス)

※ eJudoメルマガ版10月24日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る