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アルバイラク全試合一本勝ちで優勝、73kg級はオルジョフが順当にV/グランドスラム・ブダペスト第2日男子(73kg級、81kg級)

(2020年10月25日)

※ eJudoメルマガ版10月24日掲載記事より転載・編集しています。
アルバイラク全試合一本勝ちで優勝、73kg級はオルジョフが順当にV
グランドスラム・ブダペスト第2日男子(73kg級、81kg級)
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決勝を制したオルジョフ

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決勝、開始早々にオルジョフが大内刈「技有」。

8か月ぶりに開催された柔道ワールドツアー大会、グランドスラム・ブダペスト2020は24日に協議第2日目の男女それぞれ2階級ずつの競技が行われ、男子は73kg級でルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)、81kg級でヴェダット・アルバイラク(トルコ)とそれぞれ第1シード選手が優勝した。

オルジョフは準々決勝のムサ・モグシコフロシア)戦をGS延長戦の小外掛「一本」、さらに準決勝のトミー・マシアス(スウェーデン)戦を僅か32秒の隅返「一本」と勝負どころの2連戦をしっかり勝ち抜け、決勝はニルス・スタンプ(スイス)を大内刈と隅返の合技「一本」で下した。オルジョフは2018年12月のワールドマスターズ以来久々のタイトル獲得、これで9度目のツアー制覇。

23歳のスタンプはこれが初のワールドツアー決勝進出。3回戦でビラル・ジログル(トルコ)を崩上四方固「一本」、準決勝ではアルチュール・マルジェリドン(カナダ)を大内刈と大外刈の合技「一本」で下して会場を驚かせ、決勝も開始早々大内刈「技有」をリードされたものの豪快な大内返「技有」を取り返すなど超格上のオルジョフを相手に大いに気を吐いた。この大会の勝利で五輪代表へ望みを繋ぎたかったモグシコフは気合いの入った試合ぶりだったがオルジョフの壁を越えられず、最後は3位決定戦でマルジェリドンに敗れて5位に終わった。

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81kg級準決勝、アルバイラクがハルモルザエフから隅落「技有」

アルバイラクは大激戦となった81kg級を全試合「一本」で制して久々存在感を見せつけた。準決勝はハサン・ハルモルザエフ(ロシア)に「技有」をリードされながらも終盤に隅落2発で合技「一本」の逆転勝ち。決勝はアントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)を小外掛と横四方固の合技「一本」で破った。

注目を集めたもと世界王者サイード・モラエイ(モンゴル)は準決勝でヴァロア=フォルティエに敗れて結果は3位。しかしジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)ばりの鮮やかな払釣込足という新境地を見せ、準々決勝ではニコラ・シラ(フランス)に、3位決定戦ではハルモルザエフにこの一撃を見舞っていずれも鮮やか「一本」。会場を大いに沸かせた。もう1人の3位にはこの日大物食いを繰り返した23歳のシラが入賞、初のツアー表彰台を得た。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果は下記。

■ 73kg級
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73kg級メダリスト。左から2位のニルス・スタンプ、優勝のルスタン・オルジョフ、3位のアルチュール・マルジェリドンとペトル・ペリヴァン。

(エントリー37名)

【入賞者】
1.ORUJOV, Rustam (AZE)
2.STUMP, Nils (SUI)
3.MARGELIDON, Arthur (CAN)
3.PELIVAN, Petru (MDA)
5.MOGUSHKOV, Musa (RUS)
5.MACIAS, Tommy (SWE)
7.REITER, Lukas (AUT)
7.TURAEV, Khikmatillokh (UZB)

【準々決勝】
ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)○GS技有・小外掛(GS2:10)△ムサ・モグシコフ(ロシア)
トミー・マシアス(スウェーデン)○腕挫腕固(3:15)△ルカス・ライター(オーストリア)
アルチュール・マルジェリドン(カナダ)○大内刈(3:20)△ペトル・ペリヴァン(モルドバ)
ニルス・スタンプ(スイス)○腕挫十字固(3:11)△ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)

【敗者復活戦】
ムサ・モグシコフ(ロシア)○合技[小内刈・小外刈](3:16)△ルカス・ライター(オーストリア)
ペトル・ペリヴァン(モルドバ)○反則[指導3](2:32)△ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)

【準決勝】
ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)○隅返(0:32)△トミー・マシアス(スウェーデン)
ニルス・スタンプ(スイス)○GS合技[大内刈・大外刈](GS1:16)△アルチュール・マルジェリドン(カナダ)

【3位決定戦】
アルチュール・マルジェリドン(カナダ)○GS技有・大内刈(GS2:08)△ムサ・モグシコフ(ロシア)
ペトル・ペリヴァン(モルドバ)○合技[小内刈・隅落](3:50)△トミー・マシアス(スウェーデン)

【決勝】
ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)○合技[大内刈・隅返](3:34)△ニルス・スタンプ(スイス)

■ 81kg級
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81kg級メダリスト。左から2位のアントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ、優勝のヴェダット・アルバイラク、3位のサイード・モラエイとニコラ・シラ

(エントリー43名)

【入賞者】
1.ALBAYRAK, Vedat (TUR)
2.VALOIS-FORTIER, Antoine (CAN)
3.MOLLAEI, Saeid (MGL)
3.CHILARD, Nicolas (FRA)
5.DE WIT, Frank (NED)
5.KHALMURZAEV, Khasan (RUS)
7.BORCHASHVILI, Shamil (AUT)
7.IVANOV, Ivaylo (BUL)

【準々決勝】
ヴェダット・アルバイラク(トルコ)○合技[釣腰・釣腰](3:54)△シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)
ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)○GS技有・内股透(GS2:14)△フランク・デヴィト(オランダ)
アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)○合技[大外刈・小内刈](2:00)△イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)
サイード・モラエイ(モンゴル)○払釣込足(1:21)△ニコラ・シラ(フランス)

【敗者復活戦】
フランク・デヴィト(オランダ)○GS小外掛(GS0:37)△シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)
ニコラ・シラ(フランス)○GS小内刈(GS1:21)△イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)

【準決勝】
ヴェダット・アルバイラク(トルコ)○合技[隅落・隅落](3:54)△ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)
アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)○GS合技[腰車・外巻込](GS2:35)△サイード・モラエイ(モンゴル)

【3位決定戦】
サイード・モラエイ(モンゴル)○払釣込足(1:13)△フランク・デヴィト(オランダ)
ニコラ・シラ(フランス)○GS袖釣込腰(GS0:19)△ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)

【決勝】
ヴェダット・アルバイラク(トルコ)○合技[小外掛・横四方固](3:31)△アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)

※ eJudoメルマガ版10月24日掲載記事より転載・編集しています。

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