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【プレビュー】トルステニャクとガイの王者2人がV候補、63kg級は世界ジュニア組の活躍に期待/グランドスラム・ブダペスト2020第2日女子プレビュー(63kg級、70kg級)

(2020年10月24日)

※ eJudoメルマガ版10月23日掲載記事より転載・編集しています。
【プレビュー】トルステニャクとガイの王者2人がV候補、63kg級は世界ジュニア組の活躍に期待
グランドスラム・ブダペスト2020第2日女子プレビュー(63kg級、70kg級)
→グランドスラム・ブダペスト2020組み合わせ(公式サイト)

■ 63kg級 トルステニャクの勝利が既定路線、注目はオズバスら世界ジュニア組の活躍
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ティナ・トルステニャク

(エントリー25名)

リオデジャネイロ五輪金メダリストのティナ・トルステニャク(スロベニア)が第1シード。ほかにトップ選手は参加しておらず、中堅選手、ジュニア選手を中心としたトーナメントとなっている。

優勝候補はもちろんトルステニャク。今回はライバルになるような選手は出場しておらず、自滅しない限り優勝はまず間違いないだろう。コロナ期間を経ての現在地がどの程度のものなのか、その戦いぶりをチェックしたい。この選手はもともと体力がその強さのベースであり、この間にひたすら体を鍛えていたとすればさらに強化されている可能性も十分にあり得るはずだ。

ほか、注目ポイントとしてはトルステニャクの準々決勝の相手を決めるプールA下側の山を挙げたい。ここには置かれた選手4名はなんと全員が昨年の世界ジュニア選手権で決勝ラウンドに勝ち上がった選手。同大会の王者で第8シードのソフィ・オズバス(ハンガリー)と同2位のアニャ・オブラドヴィッチ(セルビア)は2回戦で対戦予定となっており、これは見逃せない好カードだ。今後階級の上位に食い込みうる存在はいるのか、4名全員の戦いぶりをここでチェックしておきたい。

【プールA】
第1シード:ティナ・トルステニャク(スロベニア)
第8シード:ソフィ・オズバス(ハンガリー)
有力選手:アニャ・オブラドヴィッチ(セルビア)

【プールB】
第4シード:ダリア・ダヴィドワ(ロシア)
第5シード:マグダレナ・クルサコワ(オーストリア)
有力選手:ヘーケ・ファンデンベルフ(オランダ)

【プールC】
第2シード:キャサリン・ブーシェミン=ピナード(カナダ)
第7シード:アガタ・オズドバ=ブラフ(ポーランド)
有力選手:インバル・シェメシュ(イスラエル)

【プールD】
第3シード:ケトレイン・クアドロス(ブラジル)
第6シード:アンリケリス・バリオス(ベネズエラ)

■ 70kg級 現役世界王者のガイが参戦、ブレイクの兆し見せるウィレムスに注目
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マリー=イヴ・ガイ

(エントリー21名)

2019年東京世界選手権王者のマリー=イヴ・ガイ(フランス)が参戦。同大会2位のバルバラ・ティモ(ポルトガル)にマルゴ・ピノ(フランス)、マリア・ポルテラ(ブラジル)、マリア・ペレス(プエルトリコ)など世界大会表彰台クラスの強豪が多数顔を揃えており、トーナメントの優勝難度という観点では世界大会に引けを取らない。

優勝候補はもちろんガイ。圧倒的なパワーをベースにフランス選手らしからぬ相手の背中を叩いての強引な攻めが持ち味だ。このタイプの例に漏れず調子に波があり、ターゲットに定めた大会以外では意外な場所で負けることも多い。戴冠後はまだ優勝がなく、今大会で世界王者としての初優勝を目指す。今大会フランス勢は稽古を積めているのかいったいに出来が良く、ガイもハイパフォーマンスを見せる可能性は高いとみる。

もう1人紹介したい注目選手は、ガイと準々決勝で対戦予定のガブリエラ・ウィレムス(ベルギー)。長身を生かした、圧を掛けながらの足技を得意としている。まだまだ柔道が荒削りであるが、今年2月のグランドスラム・デュッセルドルフでは準優勝するなどブレイクの兆しあり。今回も表彰台に登るようだと今後階級の上位に定着する可能性もあり、その戦いぶりに注目しておたい。相性的にガイにとっては戦いやすい相手だと思われるが、ティモかポルテラが落ちてくるであろう敗者復活戦が試金石となるはずだ。

【プールA】
第1シード:マリー=イヴ・ガイ(フランス)
第8シード:ガブリエラ・ウィレムス(ベルギー)
有力選手:バルバラ・マティッチ(クロアチア)

【プールB】
第4シード:バルバラ・ティモ(ポルトガル)
第5シード:マリア・ポルテラ(ブラジル)
有力選手:アレナ・プロコペンコ(ロシア)

【プールC】
第2シード:ミヘイラ・ポレレス(オーストリア)
第7シード:アッスマ・ニアン(モロッコ)
有力選手:グルノザ・マトニヤゾワ(ウズベキスタン)

【プールD】
第3シード:マルゴ・ピノ(フランス)
第6シード:マリア・ペレス(プエルトリコ)
有力選手:サビナ・ゲルチャク(ハンガリー)、マディーナ・タイマゾワ(ロシア)

※ eJudoメルマガ版10月23日掲載記事より転載・編集しています。

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