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五輪代表は個々に強化継続中、66kg級選考はGS東京中止ならワンマッチの決定戦実施

(2020年8月27日)

※ eJudoメルマガ版8月26日掲載記事より転載・編集しています。
五輪代表は個々に強化継続中、66kg級選考はGS東京中止ならワンマッチの決定戦実施
全日本柔道連盟の金野潤強化委員長が26日、オンラインで取材に応じ、東京五輪代表の現況や今後の強化の見通し、大会の予定や具体的な参加者などの懸案について説明した。

男女代表の13人は、所属をベースに個々に強化を継続中。ウエイトトレーニングや打ちこみ、研究などを行い、監督ら強化陣と週1回オンラインでコミュニケーションをとっているとのこと。金野委員長は代表合宿の再開について「なるべく早く復活させたい」とする一方、「(PCR検査で陰性となった)代表選手だけを集めても、稽古相手がいないと乱取りは出来ない。現状人が集まることへのハードルは高い」と苦しい事情を明かした。合宿の再開時期や回数はもっか未定で、「安全性が確保されるのであれば、代表だけ隔離された自然の場で集まってトレーニングをやったり、絆を深めるようなこと、まずそこからやっていきたい」とのこと。

講道館杯(10月31日~11月1日)の出場選手に関しては、各階級のA~C強化選手に加えて、昨年度のベスト8選手、今年度選抜体重別に選考された選手(補欠含む)、昨年度実業個人選手権優勝者、昨年度学生体重別決勝進出者、昨年度警察選手権優勝者、ジュニア年齢超過により今年強化から外れた選手、全国自衛隊大会優勝者、昨年度全国矯正職員大会優勝者となる見込みで、1日に総計130人程度を想定して調整中。五輪代表内定選手が希望した場合は出場権を与える。金野委員長は「アンケートを実施した結果、地域によってかなり稽古量に差があることがわかった。怪我をしないように無理をしないで欲しいという気持ちもあるし、出るのであれば、柔道をやる喜びをファンに感じさせるような試合をしてほしい」と期待を語った。選抜体重別を兼ねる大会となることで、大会名やゼッケンスポンサーなど調整事務が多岐にわたることがかねて伝えられており、正式な要項の発表はもうしばらく先になる見込み。

先日IJFから極めて厳格な実施プロトコルが発表されたグランドスラム東京(12月11日~13日)については、「特殊な状況、雰囲気の中での試合となるはずで、選手のケアを徹底していきたい」とコメント。代表選手の出場は講道館杯との兼ね合いやコンディション、来日選手のメンバーや大会規模などの変数があって断言はできないとのことだが、もっか代表内定選手のほとんどが年内に1試合は出場したいとの意向を持っていることも明かした。どの選手も講道館杯かグランドスラム東京、これに全日本選手権(皇后盃女子選手権)を加えた3大会のうちのいずれかに出場する可能性がかなり高いものと思われる。

グランドスラム東京で男子66kg級の代表選考を行うという方針は変わらず。大会が中止となった場合は、基本的に同日程でワンマッチの決定戦を行う予定。報道陣からは「例えば(1試合でなく)3番勝負などは考えられないのか」との質問が出たが、「世界チャンピオン同士のレベルの高い戦いで、もともと差はない。であれば僅かな差であっても1試合で雌雄を決するのがふさわしい」と、1試合での決着を推した。

万が一阿部一二三、丸山城志郎の候補2人のいずれかが新型コロナウイルスに感染、あるいは濃厚接触者となって欠場となった場合については「本人たちに責任を負わせるわけにはいかない。」とコメント。「私見だが、延期になるのではないか」と見込みを語った。この点に関しては継続して協議が行われる。

※ eJudoメルマガ版8月26日掲載記事より転載・編集しています。

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