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[速報]永山竜樹と橋本壮市が優勝、66kg級は決勝の同国対決をアン・バウルが制す/グランドスラム・パリ2020第1日男子

(2020年2月9日)

※ eJudoメルマガ版2月9日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]永山竜樹と橋本壮市が優勝、66kg級は決勝の同国対決をアン・バウルが制す
グランドスラム・パリ2020第1日男子
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60kg級決勝、永山竜樹がヤゴ・アブラゼから背負投「技有」

グランドスラム・パリ大会は8日、現地のアコーホテルズアリーナ・ベルシーで開幕。初日の男子は軽量3階級の競技が行われ、日本勢は60kg級の永山竜樹(了徳寺大職)と73kg級の橋本壮市(パーク24)が優勝を飾った。東京五輪代表争いで2番手につける2人が、しっかり為すべき仕事を果たした形。

永山は動き良し、3回戦のワリード・キア(フランス)戦は左袖釣込腰「技有」に引き出しの出足払「技有」の合技で快勝。勝負どころの準々決勝、キム・ウォンジン(韓国)戦は膝裏への小外掛「技有」に肘抜きの右背負投「技有」と連取してこの難敵を寄せ付けず。準決勝は売り出し中のミフラジ・アックス(トルコ)から左背負投「技有」を奪って手堅く優勢勝ち。決勝はヤゴ・アブラゼ(ロシア)の「加藤返し」に捕まって裏固で抑え込まれる大ピンチに陥ったが、これを「技有」までに留めて執念の脱出。ここから左背負投「技有」、裏投「技有」と連取して合技の一本勝ち。優勝以外は許されないハイプレッシャーゲームをしっかり勝ち切った。

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73kg級決勝、橋本壮市がジャンサイ・スマグロフから隅落「技有」

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66kg級決勝は韓国勢対決。2015年の世界王者アン・バウルが優勝を飾った。

橋本は巧みな試合運びで他をまったく寄せ付けず。序盤の山場、3回戦のガンバータル・オドバヤル(モンゴル)戦をGS延長戦の大内刈「技有」で乗り切ると、準々決勝では昨年来急成長中のベフルジ・ホジャゾダ(タジキスタン)を一方的に「指導」3つを押し付けて一蹴。準々決勝では第4シードのビラル・ジログル(トルコ)も「指導3」の反則累積で退け、決勝はジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)の横落を潰すと引き上げて押し込み直し決定的な「技有」。このポイントで優勝を決めた。

この階級もう1人の日本代表・海老沼匡(パーク24)は準々決勝のGS延長戦でジログルに3つ目の「指導」を奪われトーナメント脱落。3位決定戦でもツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)との競り合いをGS延長戦の末に「指導3」で落とし、最終結果は5位だった。

66kg級は1月のグランプリ・テルアビブを制して復調気配のアン・バウル(韓国)が優勝。同国対決となった決勝は五輪代表を激しく争うライバルのキム・リマン(韓国)をじりじり押し込み、GS延長戦「指導3」で優勝を決めた。日本の相田勇司(國學院大2年)は4回戦でバルチ・シュマイロフ(イスラエル)に敗れ入賞はならなかった。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果、日本代表選手全試合の結果は下記。

■ 60kg級
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60kg級メダリスト。左から2位のヤゴ・アブラゼ、優勝の永山竜樹、第3位のイェルドス・スメトフとダシュダワー・アマルツヴシン。

(エントリー44名)

【入賞者】
1.NAGAYAMA, Ryuju (JPN)
2.ABULADZE, Yago (RUS)
3.SMETOV, Yeldos (KAZ)
3.DASHDAVAA, Amartuvshin (MGL)
5.KIM, Won Jin (KOR)
5.AKKUS, Mihrac (TUR)
7.KYRGYZBAYEV, Gusman (KAZ)
7.GARRIGOS, Francisco (ESP)

【準々決勝】
永山竜樹○背負投(2:06)△キム・ウォンジン(韓国)
ミフラジ・アックス(トルコ)○大内刈(2:14)△グスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)
イェルドス・スメトフ(カザフスタン)○優勢[技有・体落]△ダシュダワー・アマルツヴシン(モンゴル)
ヤゴ・アブラゼ(ロシア)○GS技有・釣腰(GS1:38)△フランシスコ・ガリーゴス(スペイン)

【敗者復活戦】
キム・ウォンジン(韓国)○合技[大外刈・崩袈裟固](2:51)△グスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)
ダシュダワー・アマルツヴシン(モンゴル)○大内刈(0:21)△フランシスコ・ガリーゴス(スペイン)

【準決勝】
永山竜樹○優勢[技有・背負投]△ミフラジ・アックス(トルコ)
ヤゴ・アブラゼ(ロシア)○優勢[技有・外巻込]△イェルドス・スメトフ(カザフスタン)

【3位決定戦】
イェルドス・スメトフ(カザフスタン)○裏投(1:11)△キム・ウォンジン(韓国)
ダシュダワー・アマルツヴシン(モンゴル)○大内刈(2:16)△ミフラジ・アックス(トルコ)

【決勝】
永山竜樹○合技[背負投・裏投](1:22)△ヤゴ・アブラゼ(ロシア)

【日本代表選手勝ち上がり】

永山竜樹(了徳寺大職)
成績:優勝


[2回戦]
永山竜樹○優勢[技有・袖釣込腰]△クバニチュベク・アイベク=ウール(キルギスタン)

[3回戦]
永山竜樹○合技[袖釣込腰・出足払](2:39)△ワリード・キア(フランス)

[準々決勝]
永山竜樹○背負投(2:06)△キム・ウォンジン(韓国)

[準決勝]
永山竜樹○優勢[技有・背負投]△ミフラジ・アックス(トルコ)

[決勝]
永山竜樹○合技[背負投・裏投](1:22)△ヤゴ・アブラゼ(ロシア)

■ 66kg級
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66kg級メダリスト。左から2位のキム・リマン、優勝のアン・バウル、第3位のゲオルギー・ザンタライアとヨンドンペレンレイ・バスフー。

(エントリー69名)

【入賞者】
1.AN, Baul (KOR)
2.KIM, Limhwan (KOR)
3.ZANTARAIA, Georgii (UKR)
3.YONDONPERENLEI, Baskhuu (MGL)
5.IADOV, Bogdan (UKR)
5.SHMAILOV, Baruch (ISR)
7.PEREZ ROMAN, Daniel (ESP)
7.GAITERO MARTIN, Alberto (ESP)

【準々決勝】
アン・バウル(韓国)○優勢[技有・背負投]△ダニエル・ペレス=ロマン(スペイン)
ヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)○浮落(2:13)△ボグダン・イアドフ(ウクライナ)
キム・リマン(韓国)○GS大内刈(GS1:12)△アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)
ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)○腕挫十字固(3:14)△バルチ・シュマイロフ(イスラエル)

【敗者復活戦】
ボグダン・イアドフ(ウクライナ)○大外刈(1:52)△ダニエル・ペレス=ロマン(スペイン)
バルチ・シュマイロフ(イスラエル)○隅落(2:48)△アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)

【準決勝】
アン・バウル(韓国)○GS大内刈(GS1:21)△ヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)
キム・リマン(韓国)○GS反則[指導3](GS2:07)△ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)

【3位決定戦】
ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)○優勢[技有・小外掛]△ボグダン・イアドフ(ウクライナ)
ヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)○GS技有・肩車(GS3:27)△バルチ・シュマイロフ(イスラエル)

【決勝】
アン・バウル(韓国)○GS反則[指導3](GS3:21)△キム・リマン(韓国)

【日本代表選手勝ち上がり】

相田勇司(國學院大2年)
成績:4回戦敗退


[2回戦]
相田勇司○合技[大外刈・小内刈](3:19)△シナン・サンダル(トルコ)

[3回戦]
相田勇司○GS反則[指導3](GS2:21)△アラム・グリゴリアン(ロシア)

[4回戦]
相田勇司△GS技有・隅返(GS0:28)○バルチ・シュマイロフ(イスラエル)

■ 73kg級
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73kg級メダリスト。左から2位のジャンサイ・スマグロフ、優勝の橋本壮市、第3位のツェンドオチル・ツォグトバータルとヒクマティロフ・ツラエフ。

(エントリー76名)

【入賞者】
1.HASHIMOTO, Soichi (JPN)
2.SMAGULOV, Zhansay (KAZ)
3.TSEND-OCHIR, Tsogtbaatar (MGL)
3.TURAEV, Khikmatillokh (UZB)
5.EBINUMA, Masashi (JPN)
5.CILOGLU, Bilal (TUR)
7.KHOJAZODA, Behruzi (TJK)
7.MAKHMADBEKOV, Somon (TJK)

【準々決勝】
橋本壮市○反則[指導3](3:43)△ベフルジ・ホジャゾダ(タジキスタン)
ビラル・ジログル(トルコ)○GS反則[指導3](GS2:32)△海老沼匡
ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)○合技[内股・背負投](2:39)△ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)
ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)○GS技有・出足払(GS2:46)△ソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)

【敗者復活戦】
海老沼匡○体落(2:30)△ベフルジ・ホジャゾダ(タジキスタン)
ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)○優勢[技有・巴投]△ソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)

【準決勝】
橋本壮市○GS反則[指導3](GS0:41)△ビラル・ジログル(トルコ)
ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)○合技[内股・背負投](2:39)△ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)

【3位決定戦】
ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)○GS反則[指導3](GS3:16)△海老沼匡
ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)○小外刈(0:10)△ビラル・ジログル(トルコ)

【決勝】
橋本壮市○優勢[技有・隅落]△ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)

【日本代表選手勝ち上がり】

橋本壮市(パーク24)
成績:優勝


[2回戦]
橋本壮市○反則[指導3](2:31)△エマニュエル・ナーティー(ガーナ)

[3回戦]
橋本壮市○GS技有・大内刈(GS0:27)△ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)

[4回戦]
橋本壮市○優勢[技有・袖釣込腰]△マーク・フリストフ(ブルガリア)

[準々決勝]
橋本壮市○反則[指導3](3:43)△ベフルジ・ホジャゾダ(タジキスタン)

[準決勝]
橋本壮市○GS反則[指導3](GS0:41)△ビラル・ジログル(トルコ)

[決勝]
橋本壮市○優勢[技有・隅落]△ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)

海老沼匡(パーク24)
成績:5位


[2回戦]
海老沼匡○横四方固(1:29)△トルニケ・グヴィチアニ(ジョージア)

[3回戦]
海老沼匡○合技[背負投・隅落](1:53)△マルセロ・コンティーニ(ブラジル)

[4回戦]
海老沼匡○背負投(2:21)△ルカ・オツマン(フランス)

[準々決勝]
海老沼匡△GS反則[指導3](GS2:32)○ビラル・ジログル(トルコ)

[敗者復活戦]
海老沼匡○体落(2:30)△ベフルジ・ホジャゾダ(タジキスタン)

[3位決定戦]
海老沼匡△GS反則[指導3](GS3:16)○ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)

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