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ガクドンハンが7大会ぶりのタイトル獲得、熊代佑輔堂々の3位入賞/グランプリ・テルアビブ最終日男子

(2020年1月26日)

※ eJudoメルマガ版1月26日掲載記事より転載・編集しています。
ガクドンハンが7大会ぶりのタイトル獲得、熊代佑輔堂々の3位入賞
グランプリ・テルアビブ最終日男子(90kg級、100kg級、100kg超級)
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90kg級決勝、ガク・ドンハンがミカイル・オゼルレルから袖釣込腰「技有」

2020年IJFワールドツアー第1戦、グランプリ・テルアビブ大会は25日に最終日の男女合わせて5階級の競技が行われた。

男子90kg級はガク・ドンハン(韓国)が制した。初戦こそクレン=クリストフェル・カリウライド(エストニア)と「指導2」ずつを失った末の隅返「技有」という競った試合だったが、次戦はヨハネス・パッヒャー(オーストリア)から左大内刈と小内刈の連携で「技有」確保、そのまま「指導」3つを奪って快勝。準々決勝はコットン・ブラウン(アメリカ)から送襟絞「一本」、準決勝はこの日好調のラファエル・マセド(ブラジル)をGS延長戦の袖釣込腰「技有」で破り、決勝はミカイル・オゼルレル(トルコ)をこれもGS延長戦の袖釣込腰「技有」で退けた。昨年負傷に苦しんだガクは、これが2019年2月のグランドスラム・パリ以来7大会ぶりの国際タイトル。まだ全開とは言い難い動きではあったが、封印していた担ぎ技も惜しみなく繰り出して格の違いを見せつけた1日だった。

この日素晴らしい投げを連発して好調だったマセドはガクに敗れたものの、3位決定戦でマーカス・ニーマン(スェーデン)を鮮やかな右背負投「一本」に沈めて表彰台を確保した。

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100kg超級3位決定戦、熊代佑輔がベクムロド・オルティボエフから大外落「一本」

男子100kg超級は地元の大声援を受けたオール・サッソン(イスラエル)がみごと優勝。準決勝で第3シードのヤキフ・ハモー(ウクライナ)をGS延長戦の左一本背負投「技有」で破り、決勝は第1シードのキム・スンミン(韓国)を谷落「技有」で下した。

この階級では日本代表の31歳熊代佑輔(ALSOK)が大活躍。2回戦で優勝候補のゲラ・ザアリシヴィリ(ジョージア)を僅か26秒の左大外刈「一本」に沈めて会場を驚かした。準々決勝でハモーに敗れたが、敗者復活戦ではスヴェン・ハインル(ドイツ)を開始16秒の袖釣込腰「一本」、3位決定戦ではベクムロド・オルティボエフ(ウズベキスタン)をGS延長戦の大外落「一本」と強敵に連勝して3位に食い込んだ。熊代がワールドツアーで表彰台に立つのは2012年11月のグランプリ青島(100kg級、優勝)以来、これが2度目。

100kg級はこれも地元のペテル・パルチク(イスラエル)が優勝。決勝はレオナルド・ゴンサルヴェス(ブラジル)を隅落「技有」の優勢で破った。日本代表の石内裕貴(旭化成)は7位だった。

■ 90kg級
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90kg級メダリスト。左から2位のミカイル・オゼルレル、優勝のガク・ドンハン、3位のピオトル・クチェラとラファエル・マセド。

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3位決定戦、ラファエル・マセドがマーカス・ニーマンから背負投「一本」。

(エントリー45名)

【入賞者】
1. GWAK, Donghan (KOR)
2. OZERLER, Mikail (TUR)
3. KUCZERA, Piotr (POL)
3. MACEDO, Rafael (BRA)
5. BOBONOV, Davlat (UZB)
5. NYMAN, Marcus (SWE)
7. BROWN, Colton (USA)
7. SMINK, Jesper (NED)

【3位決定戦】
ピオトル・クチェラ(ポーランド)〇GS技有・隅落(GS0:36)△ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン)
ラファエル・マセド(ブラジル)〇背負投(3:17)△マーカス・ニーマン(スウェーデン)

【決勝】
ガク・ドンハン(韓国)〇GS技有・袖釣込腰(GS0:48)△ミカイル・オゼルレル(トルコ)

■ 100kg級
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100kg級メダリスト。左から2位のレオナルド・ゴンサルヴェス、優勝のペテル・パルチク、3位のカール=リヒャード・フレイとラファエル・ブザカリニ。

(エントリー40名)

【入賞者】
1. PALTCHIK, Peter (ISR)
2. GONCALVES, Leonardo (BRA)
3. BUZACARINI, Rafael (BRA)
3. FREY, Karl-Richard (GER)
5. MUKETE, Daniel (BLR)
5. SZCZUROWSKI, Kacper (POL)
7. ISHIUCHI, Yuki (JPN)
7. REYES, Kyle (CAN)

【3位決定戦】
カール=リヒャード・フレイ(ドイツ)〇反則[指導3](3:37)△カチペル・スツチュロフスキ(ポーランド)
ラファエル・ブザカリニ(ブラジル)〇合技[背負投・横四方固](3:28)△ダニエル・ムケテ(ベラルーシ)

【決勝】
ペテル・パルチク(イスラエル)〇優勢[技有・隅落]△レオナルド・ゴンサルヴェス(ブラジル)

【日本代表選手勝ち上がり】

石内裕貴(旭化成)
成績:7位


[3回戦]
石内裕貴〇反則[指導3](1:18)△グリゴリ・ミナスキン(エストニア)
[準々決勝]
石内裕貴△浮落(3:46)〇ダニエル・ムケテ(ベラルーシ)
[敗者復活戦]
石内裕貴△背負投(0:11)〇カチペル・スツチュロフスキ(ポーランド)

■ 100kg超級
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100kg超級メダリスト。左から2位のキム・スンミン、優勝のオール・サッソン、3位のヤキフ・ハモーと熊代佑輔。

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準決勝、オール・サッソンがヤキフ・ハモーから左一本背負投「技有」

(エントリー34名)

【入賞者】
1. SASSON, Or (ISR)
2. KIM, Sungmin (KOR)
3. KHAMMO, Yakiv (UKR)
3. KUMASHIRO, Yusuke (JPN)
5. HEGYI, Stephan (AUT)
5. OLTIBOEV, Bekmurod (UZB)
7. HEINLE, Sven (GER)
7. KRAKOVETSKII, Iurii (KGZ)

【3位決定戦】
ヤキフ・ハモー(ウクライナ)〇大外刈(2:31)△ステファン・ヘギー(オーストリア)
熊代佑輔〇GS大外落(GS0:35)△ベクムロド・オルティボエフ(ウズベキスタン)

【決勝】
オール・サッソン(イスラエル)〇優勢[技有・谷落]△キム・スンミン(韓国)

【日本代表選手勝ち上がり】

熊代佑輔(ALSOK)
成績:3位


[2回戦]
熊代佑輔〇大外刈(0:26)△ゲラ・ザアリシヴィリ(ジョージア)
[3回戦]
熊代佑輔〇片手絞(1:28)△ユン・ジェグ(韓国)
[準々決勝]
熊代佑輔△反則[指導3](3:31)〇ヤキフ・ハモー(ウクライナ)
[敗者復活戦]
熊代佑輔〇袖釣込腰(0:16)△スヴェン・ハインル(ドイツ)
[3位決定戦]
熊代佑輔〇GS大外落(GS0:35)△ベクムロド・オルティボエフ(ウズベキスタン)

※ eJudoメルマガ版1月26日掲載記事より転載・編集しています。

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