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アン・チャンリン復帰戦飾れず、バジーレが全試合一本勝ちで73kg級制す/グランプリ・テルアビブ第2日男子

(2020年1月24日)

※ eJudoメルマガ版1月24日掲載記事より転載・編集しています。
アン・チャンリン復帰戦飾れず、バジーレが全試合一本勝ちで73kg級制す
グランプリ・テルアビブ第2日男子(73kg級、81kg級)
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73kg級はファビオ・バジーレが全試合一本勝ちでV。写真は準決勝、マルティン・ホヤックから大内刈「一本」。

今季のワールドツアー第1戦、グランプリ・テルアビブは24日、第2日目の男女それぞれ2階級の競技が行われた。

男子73kg級は2017年の世界王者アン・チャンリン(韓国)の久々の試合に注目が集まったが、アンは3回戦で敗退。マルティン・ホヤック(スロベニア)得意の谷落に崩され、ヘッドディフェンスによる「一本」で大会を去ることになった。アンは本来の出来ではなく、初戦も遥か格下のヴィクトル・ムロフチンスキ(ポーランド)に立ち際隅返を食らって「技有」失陥。残り37秒の左背負投「技有」と残り12秒の体落「技有」でなんとか勝ち抜ける苦戦を演じていた。まだ完全復活には時間が掛かる印象。

アンを破ったホヤックは、一部で流行の兆しを見せていたサンボ式の谷落を次々決めて躍進。アンのほか、実力者ベフルジ・ホジャゾダ(タジキスタン)を谷落「技有」と腕挫十字固「一本」、3位決定戦ではジョヴァンニ・エスポージト(イタリア)を谷落「技有」と送襟絞「一本」に仕留めて表彰台に登った。準決勝ではファビオ・バジーレ(イタリア)に敗れたが、一時は谷落で「技有」を得る(取り消し)などこれまでにない存在感を見せた大会だった。

優勝をさらったのはバジーレ。日本の清水健登(パーク24)を56秒大内刈「一本」、アブドゥル=マリク・ウマエフ(ベルギー)を「指導3」、ニルス・スタンプ(スイス)を36秒肩車「一本」、準決勝はホヤックを大内刈「一本」。決勝は不戦勝ちであったが、圧倒的な出来。全試合一本勝ちで頂点に立った。

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81kg級準決勝、アレクシオス・ンタナツィディスがドミニク・レッセルから釣腰「技有」

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決勝はアスラン・ラッピナゴフが内股「一本」。

81kg級はダークホースのアレクシオス・ンタナツィディス(ギリシャ)が大活躍。3回戦では丸山剛毅(パーク24)の小外掛を呼び込んでの豪快な内股「一本」、準々決勝では東京世界選手権銅メダリストのルカ・マイスラゼ(ジョージア)を横四方固「技有」で破り、準決勝では第2シードのドミニク・レッセル(ドイツ)を釣腰「技有」で退ける。トーナメントを荒らしに荒らしまさにこの日の主役であったが、決勝はアスラン・ラッピナゴフ(ロシア)の内股「一本」に沈んだ。ラッピナゴフは準々決勝でエドゥアルド=ユウジ・サントス(ブラジル)から裏投「一本」、準決勝ではヴェダット・アルバイラク(トルコ)を内股「一本」で退けるなど全試合一本勝ち。こちらも充実の出来だった。

各階級の入賞者と決勝ラウンドの結果、日本代表選手全試合の結果は下記。

■ 73kg級
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73kg級メダリスト。左から2位のフェルディナンド・カラペティアン、優勝のフェルディナンド・カラペティアン、3位のマルティン・ホヤックとニルス・スタンプ。

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73kg級2回戦、バジーレが清水健登から大内刈「一本」

(エントリー57名)
【入賞者】
1. BASILE, Fabio (ITA)
2. KARAPETIAN, Ferdinand (ARM)
3. HOJAK, Martin (SLO)
3. STUMP, Nils (SUI)
5. CASES ROCA, Salvador (ESP)
5. ESPOSITO, Giovanni (ITA)
7. KHOJAZODA, Behruzi (TJK)
7. MACIAS, Tommy (SWE)

【3位決定戦】
マルティン・ホヤック(スロベニア)〇送襟絞(0:55)△ジョヴァンニ・エスポージト(イタリア)
ニルス・スタンプ(スイス)〇内股(1:52)△サルバドール・カセス=ロカ(スペイン)

【決勝】
ファビオ・バジーレ(イタリア)〇不戦△フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)

【日本代表選手勝ち上がり】

清水健登(パーク24)
成績:2回戦敗退


[1回戦]
清水健登〇GS技有・小外刈(GS0:49)△オーロン・ギネル(イスラエル)
[2回戦]
清水健登△大内刈(0:56)〇ファビオ・バジーレ(イタリア)

■ 81kg級
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81kg級メダリスト。左から2位のアレクシオス・ンタナツィディス、優勝のアスラン・ラッピナゴフ(、3位のエドゥアルド=ユウジ・サントスとルカ・マイスラゼ。

(エントリー54名)
【入賞者】
1. LAPPINAGOV, Aslan (RUS)
2. NTANATSIDIS, Alexios (GRE)
3. MAISURADZE, Luka (GEO)
3. SANTOS, Eduardo Yudy (BRA)
5. ALBAYRAK, Vedat (TUR)
5. RESSEL, Dominic (GER)
7. LEE, Sungho (KOR)
7. TEPKAEV, Turpal (RUS)

【3位決定戦】
エドゥアルド=ユウジ・サントス(ブラジル)〇内股(0:39)△ドミニク・レッセル(ドイツ)
ルカ・マイスラゼ(ジョージア)〇GS技有・大外刈(GS1:13)△ヴェダット・アルバイラク(トルコ)

【決勝】
アスラン・ラッピナゴフ(ロシア)〇内股(2:28)△アレクシオス・ンタナツィディス(ギリシャ)

【日本代表選手勝ち上がり】

丸山剛毅(パーク24)
成績:3回戦敗退


[2回戦]
丸山剛毅〇内股(2:17)△ベネデク・トート(ハンガリー
[3回戦]
丸山剛毅△内股(1:07)〇アレクシオス・ンタナツィディス(ギリシャ)

※ eJudoメルマガ版1月24日掲載記事より転載・編集しています。

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