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キム・ウォンジンとアン・バウル、韓国勢が2階級を制覇/グランプリ・テルアビブ2020第1日男子

(2020年1月23日)

※ eJudoメルマガ版1月23日掲載記事より転載・編集しています。
キム・ウォンジンとアン・バウル、韓国勢が2階級を制覇
グランプリ・テルアビブ2020第1日男子(60kg級、66kg級)
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決勝を戦うキム・ウォンジン

2020年ワールドツアーの初戦、グランプリ・テルアビブ大会が23日、イスラエル・テルアビブで開幕。初日の男子は60kg級と66kg級の2階級が行われ、キム・ウォンジン(韓国)とアン・バウル(韓国)が優勝した。ほぼ全階級に一番手を送り込んでいる韓国勢が順調に大会を滑り出した格好となった。

キムは昨年5月のグランプリ・フフホト以来となる、7度目のツアー制覇。最大の勝負どころと目された初戦のヤゴ・アブラゼ戦は外巻込「技有」を先行されたが、続いての外巻込を捲り返しての隅落「技有」で追いつき、最後は「指導3」を奪って逆転勝利。3回戦はマグサン・シャムシャディン(カザフスタン)を膝車「一本」、準々決勝はサリー・イルディス(トルコ)を「指導3」、続いて青木大(パーク24)を腕挫腋固「一本」で破ると、決勝ではミフラジ・アックス(トルコ)を「指導3」で下した。

アックスはこの日好調。対戦相手に恵まれた感もあったが、投げて、極めてと「一本」を連発。ニコライ・フォカ(モルドバ)との準決勝ではかねて得意の谷落も決めて初のファイナルへと勝ち上がった。日本の青木は前述の通りキムに敗れたが、3位決定戦でイ・ハリン(韓国)を腕挫十字固「一本」で破って表彰台を確保した。

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準決勝、アン・バウルがタル・フリッカーから背負投「一本」

アンは2018年2月のグランドスラム・パリ以来となる、5度目のツアー優勝。序盤2試合をいずれも「指導3」で勝利すると、準々決勝はフアン・ポスティーゴス(ペルー)を左袖釣込腰「一本」。続いて最大の山場と目された準決勝、タル・フリッカー(イスラエル)戦は左背負投「一本」で乗り切り、決勝はイェルラン・セリクジャノフ(カザフスタン)を2度背負投で投げつけての合技「一本」で退けた。瞬間的なスピードが足りずまだ完調とは思われなかったが、股中に潜り込み、相手に跨がせては上体を巧みに決めて投げ切る形を連発。テクニシャンぶりを見せつけての勝利だった。

日本の橋口祐葵(パーク24)は2回戦敗退。フリッカーを相手に「指導」3つを失ってトーナメントから脱落、メダル争いには絡めなかった。

各階級の入賞者と決勝ラウンドの結果、日本代表選手全試合の結果は下記。

■ 60kg級
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60kg級メダリスト。左から2位のミフラジ・アックス、優勝のキム・ウォンジン、第3位の青木大とニコライ・フォカ。

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3位決定戦、青木大がイ・ハリンから腕挫十字固「一本」

(エントリー35名)

【入賞者】
1. KIM, Won Jin (KOR)
2. AKKUS, Mihrac (TUR)
3. AOKI, Dai (JPN)
3. FOCA, Nicolae (MDA)
5. JUMAYEV, Hakberdi (TKM)
5. LEE, Harim (KOR)
7. VERSTRAETEN, Jorre (BEL)
7. YILDIZ, Salih (TUR)

【3位決定戦】
青木大〇(2:04)△腕挫十字固(2:04)△イ・ハリン(韓国)
ニコライ・フォカ(モルドバ)〇小内刈(GS1:14)△ハクベルディ・ジュマエフ(トルクメニスタン)
【決勝】
キム・ウォンジン(韓国)〇GS反則・指導3(GS1:10)△ミフラジ・アックス(トルコ)

【日本代表選手勝ち上がり】

青木大(パーク24)
成績:3位


[2回戦]
青木大〇GS反則・指導3(GS2:14)△クバニチュベク・アイベク=ウール(キルギスタン)

[3回戦]
青木大〇GS反則・指導3(GS1:19)△エリック・タカバタケ(ブラジル)

[準々決勝]
青木大〇合技[崩袈裟固・横四方固](2:29)△ハクベルディ・ジュマエフ(トルクメニスタン)
[準決勝]
青木大△GS腕挫腋固(GS1:35)〇キム・ウォンジン(韓国)

[3位決定戦]
青木大〇腕挫十字固(2:04)△イ・ハリン(韓国)

■ 66kg級
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66kg級メダリスト。左から2位のイェルラン・セリクジャノ、優勝のアン・バウル、第3位のタル・フリッカーとダニエル・カルグニン。

(エントリー48名)

【入賞者】
1. AN, Baul (KOR)
2. SERIKZHANOV, Yerlan (KAZ)
3. CARGNIN, Daniel (BRA)
3. FLICKER, Tal (ISR)
5. SHMAILOV, Baruch (ISR)
5. ZHUMAKANOV, Yeldos (KAZ)
7. POSTIGOS, Juan (PER)
7. SAFAROV, Orkhan (AZE)

【3位決定戦】
タル・フリッカー(イスラエル)〇GS技有・大外巻込(GS1:34)△イェルドス・ジューマカノフ(カザフスタン)
ダニエル・カルグニン(ブラジル)〇(GS2:18)△バルチ・シュマイロフ(イスラエル)

【決勝】
アン・バウル(韓国)〇合技[背負投・背負投](2:43)△イェルラン・セリクジャノフ(カザフスタン)

【日本代表選手勝ち上がり】

橋口祐葵(パーク24)
成績:2回戦敗退


[1回戦]
橋口祐葵〇優勢[技有・袖釣込腰]△グレーグ・ヴァレイ(イギリス)

[2回戦]
橋口祐葵△GS反則・指導3(GS2:05)〇タル・フリッカー(イスラエル)

※ eJudoメルマガ版1月23日掲載記事より転載・編集しています。

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