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【レポート】グランドスラム大阪2019・第1日女子3階級マッチレポート

(2019年12月2日)

※ eJudoメルマガ版12月2日掲載記事より転載・編集しています。
グランドスラム大阪2019・第1日女子3階級マッチレポート(48kg級、52kg級、57kg級)
→第1日女子プレビュー →第1日女子速報
→女子全試合結果(eJudoLITE)
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文責:古田英毅 取材:eJudo編集部
撮影:乾晋也、辺見真也

■ 48kg級 第一人者渡名喜風南が優勝、角田夏実と古賀若菜はいずれもフィゲロアに苦杯
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48kg級準々決勝、フリア・フィゲロアが古賀若菜から帯取返「技有」

(エントリー26名)

【決勝まで】

世界選手権3大会連続ファイナリストの渡名喜風南(パーク24)に、52kg級から階級を下げて連戦連勝のもと銀メダリスト角田夏実(了徳寺大職)が、あるいは選抜体重別優勝の超新星・古賀若菜(南筑高3年)が挑戦する。この夢のシナリオ実現にファンが胸躍らせた48kg級であるが、結果としてはいずれのカードも実現叶わなかった。

古賀若菜は準々決勝でフリア・フィゲロア(スペイン)に苦杯。ここまでメロディ・ヴガニ(フランス)を片手絞「一本」、そしてなんとガルバドラフ・オトゴンツェツェグ(カザフスタン)を僅か13秒の大外落「一本」で破って会場を大いに沸かせていたが、この試合ではGS延長戦で帯取返を食って「技有」失陥。女子には珍しいパワー技、完全に持ち上げられたわけではないが体を伸ばされたまま横に振り落とされてしまい、敗者復活戦に回ることとなった。

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準々決勝、角田夏実がムンフバット・ウランツェツェグから巴投「一本」

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準決勝、角田はフィゲロアの「モラエイ」に沈む。

これが48kg級の国際大会デビュー戦となる角田の出来はこれまた出色。初戦はカン・ユジョン(韓国)を僅か48秒の間に巴投で2度投げつける合技「一本」でまったく相手にせず。続く2回戦もアイシャ・グルバヌリ(アゼルバイジャン)をファーストアタックの隅返で放り、そのまま袈裟固に抑え込んでの合技「一本」、試合時間僅か34秒という一方的な内容で勝利を収める。そして迎えた大一番、もと世界王者ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)との準々決勝も1分19秒に巴投を決めて鮮やか「一本」。引き手で袖を得るなり正面から滑り込んだ「真巴」、まず爪先を股中に入れて持ち上げ、次いで左右の足裏で相手の腹を歩き、この動きで相手の体を頭上に送り出して投げ切った。必ず来る、とわかっていながらどうしても避けられない角田の巴投のまさに真骨頂。3試合連続の一本勝ちでベスト4入り決定。

しかし準決勝のフィゲロア戦は苦戦。序盤に左一本背負投を仕掛けた際に肩を痛めてしまい、以後得意の巴投は最後の決めに必要な上体の拘束力を欠く。「指導2」を得たものの、隅返に巴投と相手を宙に舞わせながらいずれも膝を着かれて投げ切れぬまま試合はGS延長戦へ。そしてGS1分9秒、角田が得意とするはずの両袖組み手からフィゲロアが選んだ技はなんと「モラエイ」。前方への左袖釣込腰の襲来を予期していた角田はそのまま後隅に走り込んで来た相手の押し込みに堪えられずひっくり返り、痛恨の「技有」。このブロックからの決勝進出者はフィゲロアとなった。

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準決勝、渡名喜風南が近藤亜美を攻める

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3位決定戦、古賀若菜が近藤亜美から内股「技有」。この際近藤は首を負傷、棄権となる。

第1シードの渡名喜は順調に決勝進出。2回戦はガブリエラ・チバナ(ブラジル)を3分6秒隅落と上四方固の合技「一本」、準々決勝はミレイア・ラプエルタ=コマス(スペイン)を1分35秒横四方固「一本」と格下の相手をいずれも一蹴。迎えた準決勝、近藤亜美(三井住友海上)との大一番はGS延長戦6分49秒におよぶ激戦の末に「指導2」対「指導3」で勝ち抜け。しっかりファイナルの畳まで歩を進めた。

渡名喜に敗れた近藤は3位決定戦で古賀若菜と激突。近藤が右、古賀が左組みのこの注目対決は意外な結末となった。3分10秒過ぎに近藤が右釣り手で肩裏を叩き、右小外掛の形で距離を詰めると古賀はこれを深く呼び込みながら左内股。袖を求めた近藤の左引き手は空を切り、古賀は引き手で襟を掴み返す一方的な形でまっすぐ左脚を振り上げる。高く上がった近藤はあくまで投げられまいとしたか、頭から垂直に畳に落下。首のねじ曲がった異様な形で着地し、古賀が横四方固めで抑え込むとすぐさま「参った」。この時点で古賀の勝利が決まった。

近藤は首の左側を抑えたまま動けず、担架に載せられての退場となった。左半身に麻痺があるとの情報がありあるいは重篤な負傷ではと心配されたが、翌日、SNS上で「大事に見えましたが、大丈夫です」と投稿。ファンをひとまず安堵させた。日本の最軽量級のもっとも苦しい時代を支えた功労者、東京五輪出場の目はこれでほぼ潰えてしまったが、まずはしっかり怪我を治してほしい。

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決勝、渡名喜はフィゲロアに袖を絞らせたまま手を挙げ、押し込んで抑え込みに持ち込む。

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渡名喜の崩袈裟固は「技有」

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渡名喜の小内刈が決まって2つ目の「技有」

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渡名喜がさらに一段、五輪代表に向けて歩を進めた大会となった。

【決勝】
渡名喜風南○合技[袈裟固・小内刈](3:46)△フリア・フィゲロア(スペイン)

迎えた決勝は左相四つ。フィゲロア引き手から先に袖を掴むが素早く両袖の攻防に持ち込んだ渡名喜が左大内刈を放って展開はいったんリセット。以後フィゲロアは右引き手をクロスさせてまず渡名喜の右を内側から抑え、この形を経由して引き手で左袖、次いで釣り手で左腕を上から抱き込むという組み立てをベースとするようになる。パワーを生かし、左外巻込をフィニッシュにせんとの構えだ。一方の渡名喜は横変形にずれて迎え撃ち、フィゲロアの間合いの遠い巴投をしっかり潰して寝技で攻める。1分過ぎにはこのフィゲロアの組み手を中途で自らがしっかり組んでの横変形に変換し、左大内刈で激しく追って攻勢。これはフィゲロアが反転して潰れ「待て」。

続く展開も「フィゲロアが袖を抑えるところから組み手争いが始まるが、結局は渡名喜が優位を取り、攻防が崩れると素早い寝勝負で圧を掛ける」というこの形が続き、攻防の進行は相似。渡名喜が相手の組み手を突破して横変形で組み合うと、フィゲロア今度は左後隅めがけての左内股を見せて潰れる。渡名喜はしっかり止めると正対したまま脇下から回した手で遠くの襟を掴む「秋本返し」を試みるが、作りが終わっていよいよ捲り返そうとしたところで主審が「待て」を掛けて中断となる。経過時間はこの時点で2分9秒。

続く展開、フィゲロアは片襟の右背負投。抱き潰した渡名喜はさきほど試みかけた「秋本返し」の形で相手の内懐で襟を捕まえて体を拘束。フィゲロアは渡名喜の残る左腕を絞って耐えるが、渡名喜絞らせたまま手を挙げてディフェンスを剥がすと捲るのではなくそのまま前に突進し、仰け反らせることで倒して抑える。最終形は所謂「襟袈裟固」、主審は「抑え込み」を宣告。手が首ではなく頭を抱える形になっていたか拘束が緩み、最終的には「解けた」となったもののこれは「技有」。残り時間は1分3秒。

渡名喜の片襟右背負投で切れる攻防一合を経た最終盤、フィゲロアはまたもや引き手で左袖を絞り、パワーを生かさんと釣り手でこの左腕を上から抱える形を作り出す。しかし渡名喜は右手で相手の腰を突いていったん間合いを取り、横変形にずれるなり眼前の左足を左小内刈で刈り開く。足を広げられたフィゲロアはガクリと崩れ、渡名喜瞬間相手を真裏に制動しながら突っ込み、乗り込んで「技有」。合技「一本」で勝敗が決した。渡名喜は決勝も隙のない試合ぶり。国内第一人者の座は揺るぎなく、他とまたもや差を広げた大会となった。

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48kg級メダリスト。左から2位のフリア・フィゲロア、優勝の渡名喜風南、3位の角田夏実と古賀若菜。

【入賞者】
1.TONAKI, Funa (JPN)
2.FIGUEROA, Julia (ESP)
3.TSUNODA, Natsumi (JPN)
3.KOGA, Wakana (JPN)
5.LAPUERTA COMAS, Mireia (ESP)
5.KONDO, Ami (JPN)
7.PICHKALEVA, Daria (RUS)
7.MUNKHBAT, Urantsetseg (MGL)

【成績上位者】
優 勝:渡名喜風南(パーク24)
準優勝:フリア・フィゲロア(スペイン)
第三位:角田夏実(了徳寺大職)、古賀若菜(南筑高3年)

【準々決勝】
渡名喜風南○横四方固(1:35)△ミレイア・ラプエルタ=コマス(スペイン)
近藤亜美○優勢[技有・一本背負投]△ダリア・ピシュカレワ(ロシア)
角田夏実○巴投(1:19)△ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)
フリア・フィゲロア(スペイン)○GS帯取返(GS1:34)△古賀若菜

【敗者復活戦】
ミレイア・ラプエルタ=コマス(スペイン)○裏投(2:43)△ダリア・ピシュカレワ(ロシア)
古賀若菜○袈裟固(1:01)△ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)

【準決勝】
渡名喜風南○GS反則[指導3](GS6:49)△近藤亜美
フリア・フィゲロア(スペイン)○GS技有・肩車(GS)△角田夏実

【3位決定戦】
角田夏実○合技[巴投・巴投](2:20)△ミレイア・ラプエルタ=コマス(スペイン)
古賀若菜○棄権(3:16)△近藤亜美

【決勝】
渡名喜風南○合技[袈裟固・小内刈](3:46)△フリア・フィゲロア(スペイン)

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準決勝、渡名喜が近藤を小内刈で攻める

【日本代表選手勝ち上がり】

渡名喜風南(パーク24)
成績:優勝


[2回戦]
渡名喜風南○合技[隅落・上四方固](3:06)△ガブリエラ・チバナ(ブラジル)

[準々決勝]
渡名喜風南○横四方固(1:35)△ミレイア・ラプエルタ=コマス(スペイン)

[準決勝]
渡名喜風南○GS反則[指導3](GS6:49)△近藤亜美

[決勝]
渡名喜風南○合技[袈裟固・小内刈](3:46)△フリア・フィゲロア(スペイン)

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3位決定戦、角田がミレイア・ラプエルタ=コマスから巴投で2つ目の「技有」

角田夏実(了徳寺大職)
成績:3位


[1回戦]
角田夏実○合技[巴投・巴投](0:48)△カン・ユジョン(韓国)

[2回戦]
角田夏実○合技[巴投・袈裟固](0:34)△アイシャ・グルバヌリ(アゼルバイジャン)

[準々決勝]
角田夏実○巴投(1:19)△ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)

[準決勝]
角田夏実△GS技有・肩車(GS)○フリア・フィゲロア(スペイン)

[3位決定戦]
角田夏実○合技[巴投・巴投](2:20)△ミレイア・ラプエルタ=コマス(スペイン)

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2回戦、古賀若菜がガルバドラフ・オトゴンツェツェグから大外落「一本」

古賀若菜(南筑高3年)
成績:3位


[1回戦]
古賀若菜○片手絞(2:46)△メロディ・ヴガニ(フランス)

[2回戦]
古賀若菜○大外落(0:13)△ガルバドラフ・オトゴンツェツェグ(カザフスタン)

[準々決勝]
古賀若菜△GS帯取返(GS1:34)○フリア・フィゲロア(スペイン)

[敗者復活戦]
古賀若菜○袈裟固(1:01)△ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)

[3位決定戦]
古賀若菜○棄権(3:16)△近藤亜美

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準々決勝、近藤亜美がダリア・ピシュカレワから一本背負投「技有」

近藤亜美(三井住友海上)
成績:5位


[2回戦]
近藤亜美○合技[小内刈・袈裟固](2:11)△エドナ・カリーヨ(メキシコ)

[準々決勝]
近藤亜美○優勢[技有・一本背負投]△ダリア・ピシュカレワ(ロシア)

[準決勝]
近藤亜美△GS反則[指導3](GS6:49)○渡名喜風南

[3位決定戦]
近藤亜美△棄権(3:16)○古賀若菜

■ 52kg級 優勝はブシャー、決勝落とした阿部詩は五輪代表内定ならず
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1回戦、阿部詩がリリス・ガマラ=カルバハルから内股「一本」

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注目対決、志々目愛がアンドレア・キトゥを内股「一本」に斬り落とす。

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準決勝は阿部詩が志々目愛の左内股を透かし、「一本」

(エントリー31名)

【決勝まで】

決勝に勝ち上がったのは阿部詩(日本体育大1年)とアモンディーヌ・ブシャー(フランス)。予想通りのカードとなった。

今大会の優勝に東京五輪代表内定が掛かる阿部は世界選手権2連覇中、もちろん優勝候補の筆頭。まず1回戦はブリリス・ガマラ=カルバハル(ペルー)を相手に開始14秒あっという間に右内股を決めて鮮やか「一本」。2回戦ではグルバダム・ババムラトワ(トルクメニスタン)とマッチアップ、一方的に「指導2」までを奪うと最後は横四方固に抑え込んで1分1秒「一本」。準々決勝はエカテリーナ・グイカ(カナダ)をなんと僅か5秒、体に触れるなりの右内股「一本」で畳に沈める快勝。これで志々目愛(了徳寺大職)が待ち受ける準決勝の畳へと駒を進めることとなった。志々目の側もここまで難敵アンドレア・キトゥ(ルーマニア)を1分5秒会心の内股「一本」、2回戦でクリスティナ・ブラナル(モルドバ)を「指導3」、準々決勝はラリッサ・ピメンタ(ブラジル)を「指導3」と隙のない勝ち上がり。

事実上の決勝と目されたこの大一番は阿部が右、志々目が左組みのケンカ四つ。阿部に偽装攻撃の「指導1」、志々目に偽装攻撃で2つの「指導」が詰み重なって試合が煮詰まった3分過ぎに、志々目は釣り手で上から背中を掴むと得意の左内股を見舞う。しかし予期した阿部は右釣り手を逆手に、横からこれも背中を掴んでいて迎撃の備えは十分。脚を透かしながら前のめりになった志々目を両手で左前隅にしっかり制動。体を捨てた志々目を空回りさせる形で畳に押し付け、まことに手堅い内股透「一本」。文句なしの一本勝ちで世界王者同士の対決を制した。最大の山場と目された「勝負」に勝ち、あとは「結果」を得るのみと言う格好。

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準決勝、アモンディーヌ・ブシャーが崩袈裟固「一本」

一方のブシャーはワールドランキング1位、今大会は第1シード配置。2回戦はもと48kg級世界王者のサラ・メネゼス(ブラジル)を得意の肩車「技有」による優勢で退け、準々決勝はパク・ダソル(韓国)を1分29秒送襟絞「一本」に仕留める快勝。準決勝は前田千島(三井住友海上)を崩袈裟固「一本」に仕留めてしっかり決勝まで勝ち上がった。

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決勝。ブシャーは袖をクロスに抑える肩車狙いの組み手をベースに戦う

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珍しい阿部の掛け潰れ。戦い方に違和感がにじむ。

【決勝】
アモンディーヌ・ブシャー(フランス)○GS技有・肩車(GS3:20)△阿部詩

右相四つ。ブシャーは右釣り手で奥襟を叩き、この右を起点に阿部の左へ向かって肩車に飛び込む。阿部じゅうぶん予期して潰し「待て」。
肩車が得意なブシャーがもっとも欲しい形は、(左)引き手で相手の左(引き手)の袖を絞るクロス、プラス出来得れば釣り手でこの奥襟を叩く形のミックス。この試合のブシャーの意図はまずこの形の成立の有無を巡って読み取れる。

続く展開、ブシャーが引き手で袖を絞り込むと阿部が応じての絞り合いになるが、ブシャーの絞りが強烈で阿部はなかなか切れない。ブシャーはこのまま両手を近づけて袖をクロスに持とうという気配。横変形にずれながらこの形を探るブシャーに対して阿部が右袖釣込腰を試みるがこれは明らかに展開を切る技で力がない。阿部が技の早い段階で掛け潰れるという珍しい場面が出現し「待て」。経過時間は45秒。

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両者の大外刈がかち合い、ともに後回り捌きに投げ切らんとしてはじけ飛ぶ。

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阿部の両袖内股は仰角が取り切れない。この一撃は引き手が離れてしまった。

手先の組み手争いから両袖が出来上がるなり阿部が左へ横移動。ブシャーこの動きに合わせて両手で左袖を捕まえながら左への肩車に飛び込むが、阿部予期してそのまま遠くに離れて大過なし。阿部はこの際出来上がったブシャーの「左で左袖を掴むクロス組み手」を嫌がって切り離し、攻防継続。続く組み際、ブシャーが釣り手を肩襟に差しながら右大外刈に飛び込み、ほぼ同時に阿部も大外刈で応じて両者が後回り捌きに決めようという形のままはじけ飛ぶ。ブシャーすぐさま突進し直し、肩越しに釣り手を背中に入れるなり相手を横に引き出し回しながらの右大外刈。頭を下げられた阿部が大外返で応じ、空振りして潰れる形でこの攻防はブレイク。少々勝手の違う展開、阿部にとって難しい試合の予感が漂う。

以後も阿部が攻めきれない、意外な場面が続く。1分45秒に阿部が両袖の右内股も軌道が低く、軸足の膝を着いてしまい投げ切れず。阿部すかさず腕緘を狙うもののブシャーは予期して左肘をしっかりしまっており、あきらめて「待て」。2分30秒、低く屈して構えたブシャーとの絞り合いをそのまま阿部が上から潰すが、前段の徹底警戒を見てか寝勝負にはいかず「待て」。続く展開、阿部が組み際の大外刈を期するも手先で柔道衣をキャッチできずに不発。続いてブシャーの奥襟を落として両袖の右内股も空振りし、再度の右内股は相手を外側に逃がしてしまい仕掛けた段階で決まる見込み薄し。この展開を受けた2分56秒には手数を認められた格好でブシャーに「指導1」が与えられるが、阿部の試合ぶりにはどこか違和感がぬぐえない。

ブシャーは序盤に見せたいきなり奥襟を叩きながら袖をクロスに持つ動きを続けて快調。阿部は片襟の右背負投、そのまま片襟からの右内股を放って対抗、これは引き手を離してしまったために投げ切れなかったがブシャーは吹っ飛んで膝から落ちる。あるいはブシャーに2つ目の「指導」が与えられることもありえるかと思われたが、続いての阿部の片襟大外刈の掛け潰れをブシャーが引込返に変換してこの流れはリセット。試合はそのままGS延長戦へ。

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ブシャーが肩車を3連発、最後は後方に押し込み攻めに攻める。

絶対王者阿部の攻撃を凌ぎ切り、GS延長戦まで辿り着いたブシャーはここから加速。すぐさま奥襟を叩いて肩車、投げ切ることは出来なかったがそのまま思い切り走るところまで陣を進める。この試合初めて「掛け」から「決め」に歩を進めた一撃。45秒には阿部が右内股で回しかける場面を作ったが、ブシャーが直後またも両袖から肩車に入り掛ける良いタイミングの技を見せる。ブシャーは手ごたえを感じたか、明らかに目に光が宿り始める。

ブシャー思い切り奥襟を叩き、応じた阿部は絞り落とすなり思い切り右内股。ブシャーがほとんど体側から落ちてあるいは決まったかとも思われたが、これも間合いが遠く、軌道が低い分掛かり切らない。ブシャーは両袖から肩車、そのまま小外刈様に右脚を流しながら再度の肩車、さらに立ち上がるなり下がった阿部を背中で押し込む「モラエイ」と、肩車を3連発。ますます動きが冴える。勢いに押され始めた阿部はGS2分29秒に両袖の右内股。しかしこれも作用足を深く突っ込むだけの仰角が取れず、そのまま伏せてしまい「待て」。

ここで阿部が組み手の手順をきっちり踏むことに成功。引き手を絞ったまま釣り手で奥襟を得るほぼ完ぺきな形を作り出す。そのまま圧すると為す術ないブシャーは膝を屈して潰れる。ブシャーの右は阿部の袖に捕まれたままでありこれは阿部得意の「腕緘返し」に持ち込める形だが、阿部はあくまで立たせて投げようとしたか、それとも手堅く反則を奪おうとしたか一瞬ウォッチ。主審が「待て」を掛けてこの攻防は終了、GS3分2秒ブシャーに2つ目の「指導」。

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決勝点の直前。ブシャーは左で袖をクロスに、右で左前襟を逆手に握っている。

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ブシャーの肩車が「技有」

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ブシャーは海外選手で初めて阿部詩を破った。

ブシャーの勢いか、阿部の一発かという様相で進んだこの延長戦だが、ここで試合はついn結末を迎える。阿部がまず左引き手で右襟を掴むと、ブシャーはこの阿部の左袖を左で掴むクロスで絞り返し、さらに右手で阿部の左襟を「逆手」で持つ変則組み手。嫌がった阿部は対応のために右釣り手をブシャーの右腕の上に載せて持ちどころのないまま、右構えの斜め姿勢で相手の側面に立つ不安定なスタンスを強いられる。ブシャーの釣り手は逆手で襟がねじれているゆえ、片手では切ることがままならない。ブシャーはこの己の両手を交差させた形のまま思い切り肩車。阿部、左後隅を狙って来た初弾は回避したが頭を下げさせられて大崩れ。逆手ゆえブシャーが脇を締めた際の引きつけは強烈。ブシャーは流した足を立て直すとそのまま右前隅方向に走って投げ切る。阿部が激しく畳から落ちて、場内はどよめきと悲鳴が交錯。

すぐさま立ち上がった阿部はまっすぐブシャーに立ち向かうが、主審はその背中で「技有」を宣告。ブシャーが拳を握りしめて試合は終了となった。阿部、対海外選手初の敗北。今大会での五輪代表内定はならなかった。

阿部はブシャーの組み手に付き合い過ぎた。ブシャーの組み手の一手目はほぼすべてが左引き手で左袖、あるいは右釣り手で右片襟か肩越しに背中を掴むクロス組み手。この形が崩れるまえに自身の技で攻防を終えてしまうため、阿部には攻め手がなかった。加えて阿部の内股は両袖、あらかじめ襲来を予期されるとどうしても間合いが遠く、芯を捉えられない。ブシャーが釣り手で常の通りに右襟を持ってくれれば引き手側の間合いは詰まるのだが、十分これを承知のブシャーが右襟を持つのは引き手で袖をクロスに得ている場合のみ。さらに最後まで取っておいた「袖クロス+襟逆手」の必殺技も見事。この「逆手」、一見地味だが肩車の工夫としては革新的だ。阿部が常の心を失って付き合い過ぎたのは要因として大きいが、ブシャーの側にはしっかり阿部対策が出来ていた。ランキング1位は伊達にあらず。この試合に関してはブシャーの完勝であった。

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52kg級メダリスト。左から2位の阿部詩、優勝のアモンディーヌ・ブシャー、3位の志々目愛と前田千島。

【入賞者】
1.BUCHARD, Amandine (FRA)
2.ABE, Uta (JPN)
3.SHISHIME, Ai (JPN)
3.MAEDA, Chishima (JPN)
5.PARK, Da Sol (KOR)
5.PIMENTA, Larissa (BRA)
7.OLVERA, Luz (MEX)
7.GUICA, Ecaterina (CAN)

阿部詩選手のコメント
「兄が先に勝ってきて、自分も覚悟を決めてしっかり戦い抜こうと思っていたのですが、最後に甘さが出てしまったと思います。世界選手権が終わってからこの試合に向けて準備して来たつもりですが、最後は決勝の舞台のプレッシャーに負けてしまった。まだまだなんだな、と自分の未熟さがわりました。この負けでもっともっと自分を高めて、次は絶対に負けないようにしたい。五輪は本当に厳しいものだと思いましたが、自分がもっと強くなれる機会と捉えて頑張ります。」

【成績上位者】
優 勝:アモンディーヌ・ブシャー(フランス)
準優勝:阿部詩(日本体育大1年)
第三位:志々目愛(了徳寺大職)、前田千島(三井住友海上)

【準々決勝】
アモンディーヌ・ブシャー(フランス)○送襟絞(1:29)△パク・ダソル(韓国)
前田千島○横四方固(1:48)△ルス・オリベラ(メキシコ)
阿部詩○内股(0:05)△エカテリーナ・グイカ(カナダ)
志々目愛○反則[指導3](1:54)△ラリッサ・ピメンタ(ブラジル)

【敗者復活戦】
パク・ダソル(韓国)○反則[指導3](3:50)△ルス・オリベラ(メキシコ)
ラリッサ・ピメンタ(ブラジル)○払巻込(1:51)△エカテリーナ・グイカ(カナダ)

【準決勝】
アモンディーヌ・ブシャー(フランス)○GS崩袈裟固(GS1:34)△前田千島
阿部詩○内股透(3:06)△志々目愛

【3位決定戦】
志々目愛○縦四方固(1:18)△パク・ダソル(韓国)
前田千島○優勢[技有・肩車]△ラリッサ・ピメンタ(ブラジル)

【決勝】
アモンディーヌ・ブシャー(フランス)○GS技有・肩車(GS3:20)△阿部詩

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準々決勝、阿部詩がエカテリーナ・グイカから内股「一本」

【日本代表選手勝ち上がり】

阿部詩(日本体育大1年)
成績:2位


[1回戦]
阿部詩○内股(0:14)△ブリリス・ガマラ=カルバハル(ペルー)

[2回戦]
阿部詩○横四方固(1:01)△グルバダム・ババムラトワ(トルクメニスタン)

[準々決勝]
阿部詩○内股(0:05)△エカテリーナ・グイカ(カナダ)

[準決勝]
阿部詩○内股透(3:06)△志々目愛

[決勝]
阿部詩△GS技有・肩車(GS3:20)○アモンディーヌ・ブシャー(フランス)

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1回戦、志々目愛がアンドレア・キトゥから内股「一本」

志々目愛(了徳寺大職)
成績:3位


[1回戦]
志々目愛○内股(1:05)△アンドレア・キトゥ(ルーマニア)

[2回戦]
志々目愛○反則[指導3](3:25)△クリスティナ・ブラナル(モルドバ)

[準々決勝]
志々目愛○反則[指導3](1:54)△ラリッサ・ピメンタ(ブラジル)

[準決勝]
志々目愛△内股透(3:06)○阿部詩

[3位決定戦]
志々目愛○縦四方固(1:18)△パク・ダソル(韓国)

内尾真子(自衛隊体育学校)
成績:1回戦敗退


[1回戦]
内尾真子△GS技有・払巻込(GS5:08)○パク・ダソル(韓国)

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1回戦、前田千島がギリ・コーヘンから崩袈裟固「一本」

前田千島(三井住友海上)
成績:3位


[1回戦]
前田千島○肩固(2:12)△ギリ・コーヘン(イスラエル)

[2回戦]
前田千島○GS反則[指導3](GS0:20)△アナスタシア・ポリカルボワ(ロシア)

[準々決勝]
前田千島○横四方固(1:48)△ルス・オリベラ(メキシコ)

[準決勝]
前田千島△GS崩袈裟固(GS1:34)○アモンディーヌ・ブシャー(フランス)

[3位決定戦]
前田千島○優勢[技有・肩車]△ラリッサ・ピメンタ(ブラジル)

■ 57kg級 玉置桃優勝、V候補芳田司は5位に沈む
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2回戦、玉置桃がセヴァラ・ニシャンバエワから横四方固「技有」

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準決勝、玉置が芳田司から背負投「技有」。大一番の勝者は玉置となった。

(エントリー37名)

【決勝まで】

トーナメントの重心は、世界選手権3大会連続ファイナリストの芳田司(コマツ)と講道館杯を制して勢いにのる玉置桃(三井住友海上)の激突が予想される準決勝、そして逆サイドを勝ち上がるであろう前年度王者ジェシカ・クリムカイト(カナダ)を舟久保遥香(三井住友海上)が迎え撃つであろう準々決勝の2戦にある。

芳田と玉置は予想通り準決勝で激突。第1シードに配された芳田の予選ラウンドに強敵の影は薄く、2回戦でアレクサンドラ=ラリサ・フロリアン(アゼルバイジャン)から1分52秒大外刈「一本」、3回戦でルー・トンジュアン(中国)から2分45秒大内刈「一本」、準々決勝でアルレタ・ポドラック(ポーランド)から燕返と横四方固の合技「一本」とその勝ち上がりは順調そのもの。

一方の玉置は2回戦でセヴァラ・ニシャンバエワ(カザフスタン)に横四方固「技有」による優勢勝ち、続いてヨワナ・ロギッチ(セルビア)に「指導3」の反則で勝利。そして山場の準々決勝では久々国際舞台に姿を見せたドルジスレン・スミヤ(モンゴル)を畳に迎えることとなる。この試合は残り時間1分23秒にドルジスレンが出足払「技有」先行、しかし絶体絶命と思われた玉置がすかさず隅落で「技有」を取り返すという激しい展開。残り26秒にドルジスレンに下半身に触れたとの咎で「指導1」、このまま迎えたGS延長戦も競り合いが続いたがGS1分57秒と4分32秒にドルジスレンに「指導」。反則累積3-0で玉置の勝利が決まった。

そして迎えた準決勝は、玉置の粘り勝ち。玉置に「指導2」、芳田に「指導1」が与えられて迎えたGS延長戦3分10秒、芳田の左内股の撃ち終わりを狙って玉置が左背負投。前に出て弾みがついていた芳田は逆側に抜け出してなんとか逃れんとしたが、玉置は脇に突っ込んだ釣り手の手首をテコにその体を制動。いったんは「待て」が宣せられたが、映像チェックの結果芳田の体側の接地が確認され、主審は「技有」を宣告。決勝進出は玉置となった。

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準々決勝、舟久保遥香がジェシカ・クリムカイトを攻める

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準決勝、レン・チェンリンが舟久保を抑え込む

舟久保とクリムカイトはこれも予想通り準々決勝で激突。ここまで2試合を「指導3」で勝ち抜いた舟久保は昨年度大会の覇者を相手に粘戦、ともに「指導2」となってから5分近くにわたった競り合いを、ついにGS延長戦7分0秒「指導3」で制して準決勝進出を決めた。世界王者出口クリスタとの五輪代表争いの渦中にあり、絶対に優勝せねばならなかったはずのクリムカイトは思わず顔を覆って悲嘆に呉れる。

しかし舟久保は決勝進出ならず。準決勝はこの日好調のレン・チェンリン(台湾)の得意技である横三角からの崩上四方固に捕まり、GS延長戦1分11秒「一本」で本戦トーナメントから脱落。コマツ所属のレンは2回戦でキム・チス(韓国、GS延長戦に隅落「技有」)、準決勝で舟久保と日本国内で活動する強豪2人を下して堂々の決勝進出。

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3位決定戦、舟久保の出足払の空振りを、ドルジスレンが両膝を着いて振り返し「技有」

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3位決定戦、クリムカイトが芳田から背負投「技有」

迎えた3位決定戦は日本勢2人がいずれも星を落とすこととなった。舟久保はドルジスレンを相手に「指導2」を確保して迎えた最終盤に痛恨の「技有」失陥。残り25秒、自らの左小外刈で膝を着いた相手の立ちあがり際を狙って繰り出した右出足払を空振り、片脚となったところを押し込まれて背中を着いてしまった。昨年から不調、5月のグランプリ・フフホト以来久々の国際大会出場のドルジスレンは見事銅メダルを得て復活の狼煙。

豪華カードの芳田-クリムカイト戦はともに「指導2」を失って迎えた3分18秒、クリムカイトが必殺の右背負投一撃。ケンカ四つの芳田に対し、横から足元に滑り込んで深くその芯を捕まえる。畳に頭を突きさされた芳田縦に回って回避を試みるが、クリムカイトは袖を掴んだ引き手と下から襟を得ていた釣り手をしっかり纏めており、回転軸を遠ざけさせない。芳田はそのまま体側から落ちて「技有」失陥、これを取り返せないまま試合が終わってしまった。クリムカイトはなんとか銅メダルを確保、2月に待ち受ける出口クリスタとの代表決定戦(※ランキング8位以内が参加条件との情報)に臨む。一方V候補筆頭の芳田は2敗で5位という、予想外の結果に終わった。

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決勝、玉置桃がレン・チェンリンの内股を払腰に捉え返して「技有」

【決勝】
玉置桃○合技[内股透・崩上四方固](2:32)△レン・チェンリン(台湾)

玉置が右、レンが左組みのケンカ四つ。序盤はレンが上から釣り手を掴んでの引き手争い。玉置が先んじての右体落で掛け潰れるとレンはすぐさま得意の「横三角」に移る。しかし心得た玉置ががっちりガード、脚を入れさせぬまま「待て」。以後も長身のレンが出足払を打ちながら前に出、玉置が上から持たせた釣り手を巧みに殺しながらの引き手争いが続く。1分3秒にはレンが深く背中を抱き、互いが背中を曲げたままもろとも場外に出る攻防があり「待て」。

続く展開で玉置が右小外掛の形で座り込み、左へ横落。しかしレンの背筋は折れず、潰してまたもや「横三角」。しかし回せぬまま動きが止まって「待て」。経過時間は1分31秒。

ここで下から釣り手を得た玉置が思い切った右足車。レンが手を着いて耐えると手ごたえを感じたか再度すぐさまこの技を放つ。足が空転して内股の形で掛け潰れてしまったが、効くと見れば躊躇せずに二の矢を放つ非常に玉置らしい攻撃。相手が良く見えている印象。

そして次の展開。レンが玉置に絞られた釣り手を振りほどこうとするが、切り切れず、そのまま両袖の左内股のモーションを起こす。しかしその出籠手を見極めた玉置が一瞬加速、先んじて鋭い右払腰を見舞う。攻防一致の鮮やかな一撃決まって2分17秒これは「技有」。玉置はそのまま崩上四方固、さらに相手の体勢に応じて横四方固に連絡して合技「一本」。充実の内容でグランドスラム大阪を制した。

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57kg級メダリスト。左から2位のレン・チェンリン、優勝の玉置桃、3位のドルジスレン・スミヤとジェシカ・クリムカイト。

【入賞者】
1.TAMAOKI, Momo (JPN)
2.LIEN, Chen-Ling (TPE)
3.DORJSUREN, Sumiya (MGL)
3.KLIMKAIT, Jessica (CAN)
5.FUNAKUBO, Haruka (JPN)
5.YOSHIDA, Tsukasa (JPN)
7.PODOLAK, Arleta (POL)
7.OHAI, Loredana (ROU)

【成績上位者】
優 勝:玉置桃(三井住友海上)
準優勝:レン・チェンリン(台湾)
第三位:ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)、ジェシカ・クリムカイト(カナダ)

【準々決勝】
芳田司○合技[送足払・横四方固](4:00)△アルレタ・ポドラック(ポーランド)
玉置桃○GS反則[指導3](GS4:82)△ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)
舟久保遥香○GS反則[指導3](GS7:00)△ジェシカ・クリムカイト(カナダ)
レン・チェンリン(台湾)○GS反則[指導3](GS1:44)△ロレダナ・オフイ(ルーマニア)

【敗者復活戦】
ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)○GS送襟絞(GS1:05)△アルレタ・ポドラック(ポーランド)
ジェシカ・クリムカイト(カナダ)○GS腕挫脚固(GS0:40)△ロレダナ・オフイ(ルーマニア)

【準決勝】
玉置桃○GS技有・袖釣込腰(GS3:10)△芳田司
レン・チェンリン(台湾)○GS崩上四方固(GS1:11)△舟久保遥香

【3位決定戦】
ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)○GS技有・隅落(GS0:30)△舟久保遥香
ジェシカ・クリムカイト(カナダ)○優勢[技有・背負投]△芳田司

【決勝】
玉置桃○合技[内股透・崩上四方固](2:32)△レン・チェンリン(台湾)

【日本代表選手勝ち上がり】

芳田司(コマツ)
成績:5位


[2回戦]
芳田司○大外刈(1:52)△アレクサンドラ=ラリサ・フロリアン(アゼルバイジャン)

[3回戦]
芳田司○大内刈(2:45)△ルー・トンジュアン(中国)

[準々決勝]
芳田司○合技[送足払・横四方固](4:00)△アルレタ・ポドラック(ポーランド)

[準決勝]
芳田司△GS技有・袖釣込腰(GS3:10)○玉置桃

[3位決定戦]
芳田司△優勢[技有・背負投]○ジェシカ・クリムカイト(カナダ)

玉置桃(三井住友海上)
成績:優勝


[2回戦]
玉置桃○優勢[技有・横四方固]△セヴァラ・ニシャンバエワ(カザフスタン)

[3回戦]
玉置桃○反則[指導3](3:17)△ヨワナ・ロギッチ(セルビア)

[準々決勝]
玉置桃○GS反則[指導3](GS4:82)△ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)

[準決勝]
玉置桃○GS技有・袖釣込腰(GS3:10)△芳田司

[決勝]
玉置桃○合技[内股透・崩上四方固](2:32)△レン・チェンリン(台湾)

舟久保遥香(三井住友海上)
成績:5位


[2回戦]
舟久保遥香○反則[指導3](2:13)△アンナ・ボロフスカ(ポーランド)

[3回戦]
舟久保遥香○合技[小内刈・横四方固](1:05)△レイラニ・アキヤマ(アメリカ)

[準々決勝]
舟久保遥香○GS反則[指導3](GS7:00)△ジェシカ・クリムカイト(カナダ)

[準決勝]
舟久保遥香△GS崩上四方固(GS1:11)○レン・チェンリン(台湾)

[3位決定戦]
舟久保遥香△GS技有・隅落(GS0:30)○ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)

鶴岡来雪(コマツ)
成績:3回戦敗退


[1回戦]
鶴岡来雪○GS崩袈裟固(GS1:06)△アメリー・シュトル(ドイツ)

[2回戦]
鶴岡来雪○合技[背負投・崩上四方固](1:00)△メグミ・デルガド(フィリピン)

[3回戦]
鶴岡来雪△反則[指導3](2:35)○ロレダナ・オフイ(ルーマニア)

※ eJudoメルマガ版12月2日掲載記事より転載・編集しています。

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