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[速報]激戦81kg級は永瀬貴規が優勝、ワールドツアー4連勝飾る・グランドスラム大阪2019第2日男子

(2019年11月23日)

※ eJudoメルマガ版11月23日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]激戦81kg級は永瀬貴規が優勝、ワールドツアー4連勝飾る
グランドスラム大阪2019第2日男子(73kg級、81kg級)
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81kg級準決勝、永瀬貴規が友清光から背負落「一本」

→第2日プレビュー →男子全試合結果

グランドスラム大阪2019は23日、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市)で2日目の男女それぞれ2階級ずつの競技が行われた。

強豪揃った男子81kg級は永瀬貴規(旭化成)が優勝。初戦で昨年敗れたアンリ・エグディゼ(ポルトガル)を「指導3」で破ると、以降も安定した戦い。準決勝ではここまで東京世界選手権3位のアントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)を破るなど素晴らしい出来だった友清光(国士舘大3年)を圧倒、「技有」「一本」と連取して寄せ付けず。決勝は2年連続で世界選手権日本代表を務めた藤原崇太郎(日本体育大3年)との頂点対決を「指導2」対「指導3」で制した。永瀬はこれで4月の選抜体重別選手権で優勝して以降7月のグランプリ・モントリオールとグランプリ・ザグレブ、10月のグランドスラム・ブラジリア、そして今回とワールドツアーに4連勝。東京五輪代表選出に向けて大きく一歩前進した。

藤原は敗れたが、準々決勝では昨年度世界選手権で決勝を争ったサイード・モラエイ(IJF)に支釣込足「一本」でリベンジ。強さをアピールした大会だった。

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73kg級決勝、橋本壮市との激戦を制した海老沼匡。海老沼は73kg級でワールドツアー初タイトル。

男子73kg級は日本代表の4名が全員ベスト4に残る競り合い。準決勝で立川新(東海大4年)を「指導3」で破った橋本壮市(パーク24)と、原田健士(日本体育大3年)に横四方固「技有」で講道館杯の雪辱を果たした海老沼匡(パーク24)が決勝に進んだ。同所属、ともに世界選手権で優勝経験のある2人による決勝は、数秒ごとに組み手の優位が変わり続け、常に投げ一発が決まる一歩手前で陣地が前後する息詰まる戦い。1つの「指導」もないまま本戦4分間が終わり、このまま総試合時間は9分に迫る。ここで相手に間合いを詰められた橋本が首を抱えての隅返で打開を図るが、海老沼がこれを見逃さずかわして横四方固。そのまま抑え切り9分4秒「一本」で勝敗が決した。海老沼は2017年に階級を上げて以来、ワールドツアー大会で2位が3回、講道館杯で2位が2回。グランドスラム大阪というビッグゲームで73kg級初優勝を飾ることとなった。

橋本は、代表レースを独走する大野将平(旭化成)が欠場した大会で優勝ならず。大野不在時に勝ち続けるシナリオを完遂出来ず、代表争いは半歩後退となった。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果、日本代表選手全試合の結果は下記。

取材:eJudo編集部
撮影:乾晋也、辺見真也

■ 73kg級
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73kg級メダリスト。左から2位の橋本壮市、優勝の海老沼匡、3位のガンバータル・オドバヤルとソモン・マフマドベコフ

(エントリー47名)
【入賞者】
1.EBINUMA, Masashi (JPN)
2.HASHIMOTO, Soichi (JPN)
3.GANBAATAR, Odbayar (MGL)
3.MAKHMADBEKOV, Somon (TJK)
5.HARADA, Kenshi (JPN)
5.TATSUKAWA, Arata (JPN)
7.QING, Daga (CHN)
7.SMAGULOV, Zhansay (KAZ)

【成績上位者】
優 勝:海老沼匡(パーク24)
準優勝:橋本壮市(パーク24)
第三位:ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)、ソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)

【準々決勝】
立川新○反則[指導3](3:53)△チン・ダガ(中国)
橋本壮市○合技[一本背負投・浮落](3:58)△ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)
海老沼匡○優勢[技有・小内巻込]△ソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)
原田健士○GS反則[指導3](GS2:57)△ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)

【敗者復活戦】
ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)○内股(3:28)△チン・ダガ(中国)
ソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)○GS反則[指導3](GS0:42)△ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)

【準決勝】
橋本壮市○反則[指導3](3:27)△立川新
海老沼匡○優勢[技有・横四方固]△原田健士

【3位決定戦】
ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)○反則[指導3](3:51)△原田健士
ソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)○反則[指導3](3:57)△立川新

【決勝】
海老沼匡○GS崩袈裟固(GS5:04)△橋本壮市

【日本代表選手勝ち上がり】

立川新(東海大4年)
成績:5位


[1回戦]
立川新○優勢[技有・大外刈]△エドゥアルド・アラウホ(メキシコ)

[2回戦]
立川新○棄権(2:31)△ラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)

[3回戦]
立川新○GS合技[大内刈・隅落](GS3:57)△コンスタンティン・ガブン(カナダ)

[準々決勝]
立川新○反則[指導3](3:53)△チン・ダガ(中国)

[準決勝]
立川新△反則[指導3](3:27)○橋本壮市

[3位決定戦]
立川新△反則[指導3](3:57)○ソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)

橋本壮市(パーク24)
成績:2位


[1回戦]
橋本壮市○[]()△欠場()

[2回戦]
橋本壮市○背負投(0:33)△フィリップ=アベル・メテルス(ハイチ)

[3回戦]
橋本壮市○合技[隅落・出足払](3:34)△ファビオ・バジーレ(イタリア)

[準々決勝]
橋本壮市○合技[一本背負投・浮落](3:58)△ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)

[準決勝]
橋本壮市○反則[指導3](3:27)△立川新

[決勝]
橋本壮市△GS崩袈裟固(GS5:04)○海老沼匡

原田健士(日本体育大3年)
成績:5位


[1回戦]
原田健士○優勢[技有・小外刈]△ジルベルト・カルドソ(メキシコ)

[2回戦]
原田健士○隅返(2:59)△ベフルジ・ホジャゾダ(タジキスタン)

[3回戦]
原田健士○隅落(2:36)△ヤクブ・イェクミネク(チェコ)

[準々決勝]
原田健士○GS反則[指導3](GS2:57)△ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)

[準決勝]
原田健士△優勢[技有・横四方固]○海老沼匡

[3位決定戦]
原田健士△反則[指導3](3:51)○ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)

海老沼匡(パーク24)
成績:優勝


[1回戦]
海老沼匡○合技[小外刈・隅落](2:21)△ルーカス・フェンネコルド(ドイツ)

[2回戦]
海老沼匡○後袈裟固(1:43)△ユニス・エヤル=スルマン(ヨルダン)

[3回戦]
海老沼匡○内股(3:12)△トミー・マシアス(スウェーデン)

[準々決勝]
海老沼匡○優勢[技有・小内巻込]△ソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)

[準決勝]
海老沼匡○優勢[技有・横四方固]△原田健士

[決勝]
海老沼匡○GS崩袈裟固(GS5:04)△橋本壮市

■ 81kg級
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81kg級メダリスト。左から2位の藤原崇太郎、優勝の永瀬貴規、3位のツルパル・テプカエフとフランク・デヴィト。

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81kg級準々決勝、藤原崇太郎がサイード・モラエイから支釣込足「一本」

(エントリー48名)
【入賞者】
1.NAGASE, Takanori (JPN)
2.FUJIWARA, Sotaro (JPN)
3.DE WIT, Frank (NED)
3.TEPKAEV, Turpal (RUS)
5.RASULOV, Kamoliddin (UZB)
5.TOMOKIYO, Hikaru (JPN)
7.AZIZOV, Abas (RUS)
7.MOLLAEI, Saeid (IJF)

【成績上位者】
優 勝:永瀬貴規(旭化成)
準優勝:藤原崇太郎(日本体育大3年)
第三位:ツルパル・テプカエフ(ロシア)、フランク・デヴィト(オランダ)

【準々決勝】
永瀬貴規○反則[指導3](3:04)△アバス・アジゾフ(ロシア)
友清光○優勢[技有・隅落]△カモリディン・ラスロフ(ウズベキスタン)
藤原崇太郎○支釣込足(3:05)△サイード・モラエイ(IJF)
ツルパル・テプカエフ(ロシア)○優勢[技有・隅落]△フランク・デヴィト(オランダ)

【敗者復活戦】
カモリディン・ラスロフ(ウズベキスタン)○反則[指導3](3:16)△アバス・アジゾフ(ロシア)
フランク・デヴィト(オランダ)○GS内股(GS0:15)△サイード・モラエイ(IJF)

【準決勝】
永瀬貴規○背負落(3:52)△友清光
藤原崇太郎○横四方固(3:55)△ツルパル・テプカエフ(ロシア)

【3位決定戦】
ツルパル・テプカエフ(ロシア)○反則[指導3](3:05)△カモリディン・ラスロフ(ウズベキスタン)
フランク・デヴィト(オランダ)○優勢[技有・帯取返]△友清光

【決勝】
永瀬貴規○GS反則[指導3](GS2:16)△藤原崇太郎

【日本代表選手勝ち上がり】

藤原崇太郎(日本体育大3年)
成績:2位


[2回戦]
藤原崇太郎○体落(0:37)△ペニアミナ・ペルシヴァル(サモア)

[3回戦]
藤原崇太郎○反則[指導3](2:16)△ニャムスレン・ダグワスレン(モンゴル)

[準々決勝]
藤原崇太郎○支釣込足(3:05)△サイード・モラエイ(IJF)

[準決勝]
藤原崇太郎○横四方固(3:55)△ツルパル・テプカエフ(ロシア)

[決勝]
藤原崇太郎△GS反則[指導3](GS2:16)○永瀬貴規

永瀬貴規(旭化成)
成績:優勝


[2回戦]
永瀬貴規○GS反則[指導3](GS0:30)△アンリ・エグティゼ(ポルトガル)

[3回戦]
永瀬貴規○合技[大内刈・上四方固](0:47)△ニコラス・デルポポロ(アメリカ)

[準々決勝]
永瀬貴規○反則[指導3](3:04)△アバス・アジゾフ(ロシア)

[準決勝]
永瀬貴規○背負落(3:52)△友清光

[決勝]
永瀬貴規○GS反則[指導3](GS2:16)△藤原崇太郎

友清光(国士舘大3年)
成績:5位


[1回戦]
友清光○合技[背負投・崩上四方固](1:19)△アサ・ウェイザース(バルバドス)

[2回戦]
友清光○背負投(0:17)△アルテム・ブビュル(ウクライナ)

[3回戦]
友清光○大外刈(1:22)△アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)

[準々決勝]
友清光○優勢[技有・隅落]△カモリディン・ラスロフ(ウズベキスタン)

[準決勝]
友清光△背負落(3:52)○永瀬貴規

[3位決定戦]
友清光△優勢[技有・帯取返]○フランク・デヴィト(オランダ)

佐々木健志(ALSOK)
成績:3回戦敗退



[2回戦]
佐々木健志○合技[抱分・崩上四方固](3:46)△シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)

[3回戦]
佐々木健志△合技[払腰・隅落](1:23)○ツルパル・テプカエフ(ロシア)

※ eJudoメルマガ版11月23日掲載記事より転載・編集しています。

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