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五輪代表内定目指す阿部詩、力のこもった調整・グランドスラム大阪2019

(2019年11月21日)

※ eJudoメルマガ版11月21日掲載記事より転載・編集しています。
五輪代表内定目指す阿部詩、力のこもった調整・グランドスラム大阪2019
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寝技でも力のこもった攻防を披露。腕緘を極める阿部詩。

グランドスラム大阪2019(22日~24日、丸善インテックアリーナ大阪)の開幕をあすに控えたきょう21日、全日本女子チームが直前調整の模様を報道陣に公開した。

この日参加したのは2日目まで(48kg級~70kg級)の出場選手。各選手熱心に調整する中でひときわ目立っていたのは、この大会の優勝に五輪代表内定が掛かる阿部詩(日本体育大1年)。体格のある男子コーチを相手に担ぎ技、刈り技に跳ね技と力のこもった打ち込みと投げ込みで汗を流し、相手に耐えさせての寝技の打ち込みにも余念なし。最後は男子の軽量級選手を投げ込んで感覚調整、最後まで居残って力いっぱいの調整を行っていた。囲み取材では「優勝を期待されていると思う」と語りながらも「簡単ではない大会」と繰り返し語って、やや緊張の面持ちだった。

48kg級に階級を下げるなり全日本実業個人と講道館杯を制し、今大会でいよいよ国際大会に挑む2017年ブダペスト世界選手権52kg級銀メダリスト・角田夏実(了徳寺学園)にもひときわ注目が集まった。この日はもと全日本柔道選手権王者の加藤博剛(千葉県警察)を相手に投技と足技を中心に丁寧な調整。囲み取材では、「48kg級の海外選手の試合をみたことがなく、まだ研究を始めたばかり」と不安を吐露しながらも「この階級でも名を残したい」と決意溢れる表情で語っていた。

阿部と角田のコメント要旨は下記。

※撮影写真はインスタグラム(eJudo2702)でも公開します。

取材:古田英毅 撮影:辺見真也

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48kg級に階級を下げて初めての国際大会に挑む角田夏実

角田夏実選手のコメント
「48kg級に(五輪の)チャンスがあるのなら、そこに賭けたいと思いました。海外の48kg級の選手と戦うのは初めて。映像を見て研究しているのですが、一気に詰め込んだので『あれ?この選手はさっき見た?』と頭の中がぐちゃぐちゃです(笑)。ムンフバット(モンゴル)選手など52kg級に出たことがある選手は知っているのですが、いままでまったく試合を見たことがなかったので。ドローが出てからまたもう1回見直します。今回は、52kg級で初めて国際大会に出たときのような気持ち。1回戦から地に足つけて戦えるように準備したいです。48kg級の選手は動くのも速いし技を掛けるのも早い。『指導』を取られたり縺れ際で足を持っていかれたりということがないように気を付けて、自分のペースで戦いたい。小さい選手への対応はいままでも大変でしたが、海外の48kg級の選手は早さに加えて力も強いと考えています。(-国内のトップとは?)やりたいです。そこで戦ってしっかり勝たないとこの先やっていけない。(-減量は順調?)短い期間で減量が続いて、なかなか疲れが抜けきらず。いつから入っていいかわからない状態でした。先週の木曜日に53キロくらいになって『あ、まずい』と。本格的に始めたのは日曜日からですが、1度落としているので落とし始めてからはからは早かったです。(-プレッシャーは?)掛かっていますけど、挑戦者の気持ちで。やります。48kg級でもしっかり自分の柔道をやって、この階級でも名を残したいです。」

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世界選手権連覇を達成、今大会の優勝に五輪代表内定が掛かる阿部詩

阿部詩選手のコメント
「目標としてきたオリンピックが一番近づいた、一番大切な試合と思っています。覚悟をしっかり決めて挑みたい。優勝を期待されていると思いますので、それにしっかり応えられるように頑張ります。(-五輪に向けて、どんな内容も求めますか?)本当に簡単な試合ではないと思っています。内容はもちろん、何より結果をしっかり取りにいきたい。苦しい試合を1つ、2つ超えないと優勝出来ない大会と思っていますし、その簡単ではない大会を乗り切るための準備をしてきました。いままで通り、最後まであきらめずに戦い抜きます。(-五輪への思いをお聞かせください)あと1年を切っている。人生全てを掛けるつもりでやります。今回は本当に自分との戦い。もちろんプレッシャーはありますが、勝ったら自分がもうひとつ成長できる、そういう挑戦だと思っています。」

※ eJudoメルマガ版11月21日掲載記事より転載・編集しています。

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