PAGE TOP ↑
eJudo

[速報]村尾三四郎がベイカー茉秋退けて90kg級制覇、100kg級は羽賀龍之介、100kg超級は階級上げた熊代佑輔がV・講道館杯全日本柔道体重別選手権大会第最終日男子

(2019年11月3日)

※ eJudoメルマガ版11月3日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]村尾三四郎がベイカー茉秋退けて90kg級制覇、100kg級は羽賀龍之介、100kg超級は階級上げた熊代佑輔がV
講道館杯全日本柔道体重別選手権大会第最終日男子(90kg級、100kg級、100kg超級)
eJudo Photo
90kg級決勝、村尾三四郎がベイカー茉秋から左内股「技有」

→男子全試合結果(eJudoLITE)
→男子最終日3階級マッチレポート
→男子7階級プレビュー
取材:eJudo編集部 撮影:辺見真也

講道館杯全日本柔道体重別選手権大会は3日、千葉ポートアリーナ(千葉市)で最終日の男女合わせて7階級の競技が行われた。

3階級が行われた男子、90kg級は8月の東京世界選手権で団体戦代表を務めた村尾三四郎(東海大1年)が初優勝。準決勝では昨年の全日本ジュニアで苦杯を喫した増山香補(明治大3年)を豪快な大外刈「一本」に沈め、決勝ではリオ五輪の金メダリスト・ベイカー茉秋(日本中央競馬会)から「指導」2つを奪うと、試合終了間際には内股で投げつけて「技有」。完勝で優勝を決めた。戦後のインタビューでは「自分の目標は東京五輪の金メダル、そのためには金メダリストを倒さなければいけないと思った」と充実の表情。グランドスラム大阪の代表にもぶじ選出され、上り調子で五輪二次予選に臨む。

攻撃型が揃ったこの階級は好試合が続出。3位には3位決定戦で増山との激戦を制した田島剛希(筑波大4年)と、準々決勝で田嶋と壮絶な撃ち合いを演じた前田宗哉(自衛隊体育学校)が入賞した。

eJudo Photo
羽賀龍之介、この日は得意の内股が冴えた。写真は準々決勝、中野智博から内股「一本」

100kg級はリオデジャネイロ五輪銅メダリスト・羽賀龍之介(旭化成)が優勝。初戦は池田賢生(日本中央競馬会)に小内刈で「技有」を失ったまま終盤まで持ち込まれる苦戦だったが、残り25秒の内股「一本」で逆転勝利。準々決勝は中野智博(桐蔭学園高2年)を内股「一本」、準決勝は北山達也(東海大4年)をこれも内股「技有」で破り、決勝は第2シードの西山大希(日本製鉄)をGS延長戦の末に「指導3」で下した。羽賀はこれで4月の選抜体重別に続いて国内大会2連勝。国際大会で実績を残して完全復活すべく、ウルフアロン(了徳寺学園職)が待ち受けるグランドスラム大阪に乗り込む。

eJudo Photo
100kg超級準々決勝、熊代佑輔が小川雄勢から払巻込でまず「技有」。この試合はその後背負投「一本」も上積む快勝。

豪華メンバーが揃った100kg超級は昨年の100kg級王者熊代佑輔(ALSOK)が優勝。準々決勝でシード選手小川雄勢(パーク24)を大外巻込「技有」、背負投「一本」と立て続けに投げて退け、準決勝では優勝候補の後輩太田彪雅(東海大4年)を開始早々に出足払で奪った「技有」で退ける。決勝はこれも東海大の後輩で同所属の香川大吾(ALSOK)を左払巻込「技有」で下した。

東海大では助監督として指導にも携わる熊代は「1つの壁になって若い世代に成長してもらえればという思いで出場した。色々考えて来た成果が出て良かった」とコメント。味のある柔道で会場を沸かせるのみならず今年も頂点を極め、グランドスラム大阪の代表にも選ばれた。

熊代に敗れた太田は王子谷剛志(旭化成)との3位決定戦をGS延長戦「指導3」対「指導2」で落とし、表彰台に残れず。王子谷と、第1シードの佐藤和哉(日本製鉄)が3位を確保した。

期待の大物・斉藤立(国士舘高3年)は初戦で今期の学生王者木元拓人(日本大4年)を払腰「一本」、昨年の実業王者尾原琢仁(旭化成)を大内刈「一本」で破りベスト8入り。準々決勝は太田に内股透「一本」で敗れたが、敗者復活戦では小川雄勢(パーク24)を相手に大技を連発。一方的に「指導」3つを奪う完勝で3位決定戦まで進んだ。最終戦は佐藤和哉に打ち込んだ左体落を右出足払に切り返されて「技有」失陥、惜しくも表彰台には登れなかった。

世界ジュニア王者の松村颯祐(東海大2年)は3回戦で王子谷に袖釣込腰「一本」で敗れた。

各階級の入賞者と決勝の結果は下記。

■ 90kg級
eJudo Photo
90kg級メダリスト。左から2位のベイカー茉秋、優勝の村尾三四郎、3位の前田宗哉と田嶋剛希。

(エントリー34名)

【入賞者】
優 勝:村尾三四郎(東海大1年)
準優勝:ベイカー茉秋(日本中央競馬会)
第三位:前田宗哉(自衛隊体育学校)、田嶋剛希(筑波大4年)

【決勝】
村尾三四郎(東海大1年)○優勢[技有・内股]△ベイカー茉秋(日本中央競馬会)

■ 100kg級
eJudo Photo
100kg級メダリスト。左から2位の西山大希、優勝の羽賀龍之介、3位の垣田恭兵と石内裕貴。

(エントリー30名)

【入賞者】
優 勝:羽賀龍之介(旭化成)
準優勝:西山大希(日本製鉄)
第三位:垣田恭兵(旭化成)、石内裕貴(旭化成)
 
【決勝】
羽賀龍之介(旭化成)○GS反則[指導3](GS1:28)△西山大希(日本製鉄)

■ 100kg超級
eJudo Photo
100kg超級メダリスト。左から2位の香川大吾、優勝の熊代佑輔、第3位の王子谷剛志と佐藤和哉。

(エントリー35名)

【入賞者】
優 勝:熊代佑輔(ALSOK)
準優勝:香川大吾(ALSOK)
第三位:王子谷剛志(旭化成)、佐藤和哉(日本製鉄)

【決勝】
熊代佑輔(ALSOK)○優勢[技有・払巻込]△香川大吾(ALSOK)

※ マッチレポートは続報します。メルマガ版配信後にPC版に転載します。

※ eJudoメルマガ版11月3日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る