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急成長ロンバルドが素晴らしい出来で優勝、60kg級は5位のスメトフ後目に2番手キルギスバエフが頂点・グランドスラムアブダビ第1日男子

(2019年10月26日)

※ eJudoメルマガ版10月26日掲載記事より転載・編集しています。
急成長ロンバルドが素晴らしい出来で優勝、60kg級は5位のスメトフ後目に2番手キルギスバエフが頂点・グランドスラムアブダビ第1日男子
(60kg級、66kg級)
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60kg級決勝、グスマン・キルギズバエフがワリード・キアから小外掛「技有

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3回戦、ヤゴ・アブラゼがシャラフディン・ルトフィラエフから内股「技有」

→第1日男子プレビュー

グランドスラム・アブダビ大会は24日、アラブ首長国連邦・アブダビで開幕。初日の男子は60kg級と66kg級の競技が行われた。

ウズベキスタン、ロシア、カザフスタンら代表争いが佳境にある強豪国が複数選手を同時投入した60kg級は激戦の末、カザフスタンの2番手グスマン・キルギズバエフが優勝。準決勝でヤゴ・アブラゼ(ロシア)を内股透「技有」で破り、決勝は復調気配のワリード・キア(フランス)を「やぐら投げ」からの小外掛「技有」で破った。

東京世界選手権では3位決定戦の直接対決でキルギスバエフを破った同国の1番手、アスタナ世界選手権の覇者イェルドス・スメトフ(カザフスタン)は準々決勝でキアに「指導3」で敗退。アブラゼとの3位決定戦も落として5位に沈んだ。第1シードの世界選手権準優勝者・シャラフディン・ルトフィラエフ(ウズベキスタン)は3回戦でこれもアブラゼに敗れ、一方同国のライバルであるディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)はしっかり3位を確保した。アブラゼに追われる立場のロシアの1番手ロベルト・ムシュビドバゼは7位に終わった。

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66kg級決勝、マニュエル・ロンバルドがオルハン・サファロフから肩車「技有」

66kg級はマニュエル・ロンバルド(イタリア)が全試合一本勝ちで優勝。決勝は66kg級転向以来初めてメダルマッチまで勝ち進んだオルハン・サファロフ(アゼルバイジャン)を合技「一本」で破った。

代表争いが注目された韓国勢はアン・バウルが負傷から立ち直って3位を獲得する一方、東京世界選手権で銀メダルを獲得したキム・リマンは初戦敗退。ダークホースのオルランド・ポランコ(キューバ)の捕まえどころのない柔道の前に「指導3」で屈した。ポランコは第1シードのヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)も「指導3」で破り、3位に食い込んだ。

モンゴル勢は期待のヨンドンペレンレイ・バスフーがアン・バウルに世界選手権のリベンジを許して準々決勝敗退。しかもダイレクト反則負けのため敗者復活戦で待ち受ける国内のライバル、ガンボルド・ヘルレンには不戦負けを喫することとなった。ガンボルドにとっては復権の大チャンスだったが、3位決定戦でポランコに不覚をとってメダルには手が届かず。両者ともに不首尾の大会であった。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果は下記。

■ 60kg級
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60kg級メダリスト。左から2位のワリード・キア、優勝のグスマン・キルギズバエフ、3位のディヨルベク・ウロズボエフとヤゴ・アブラゼ。

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3位決定戦、ディヨルベク・ウロズボエフがフェリペ・ペリムを「やぐら投げ」からの小外掛「一本」に仕留める。

(エントリー42名)

【入賞者】
1.KYRGYZBAYEV, Gusman (KAZ)
2.KHYAR, Walide (FRA)
3.UROZBOEV, Diyorbek (UZB)
3.ABULADZE, Yago (RUS)
5.PELIM, Phelipe (BRA)
5.SMETOV, Yeldos (KAZ)
7.ENKHTAIVAN, Ariunbold (MGL)
7.MSHVIDOBADZE, Robert (RUS)

【準々決勝】
ヤゴ・アブラゼ(ロシア)○合技[外巻込・裏固](3:29)△エンフタイヴァン・アリウンボルド(モンゴル)
グスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)○GS反則[指導3](GS3:03)△フェリペ・ペリム(ブラジル)
ワリード・キア(フランス)○GS反則[指導3](GS0:08)△イェルドス・スメトフ(カザフスタン)
ディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)○GS技有・抱分(GS0:08)△ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)

【敗者復活戦】
フェリペ・ペリム(ブラジル)○GS谷落(GS0:26)△エンフタイヴァン・アリウンボルド(モンゴル)
イェルドス・スメトフ(カザフスタン)○腕挫十字固(2:50)△ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)

【準決勝】
グスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)○GS技有・内股透(GS0:40)△ヤゴ・アブラゼ(ロシア)
ワリード・キア(フランス)○GS技有・浮技(GS0:29)△ディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)

【3位決定戦】
ディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)○小外掛(0:28)△フェリペ・ペリム(ブラジル)
ヤゴ・アブラゼ(ロシア)○優勢[技有・内股巻込]△イェルドス・スメトフ(カザフスタン)

【決勝】
グスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)○優勢[技有・小外掛]△ワリード・キア(フランス)

■ 66kg級
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66kg級メダリスト。左から2位のオルハン・サファロフ、優勝のマニュエル・ロンバルド、3位のアン・バウルとオルランド・ポランコ。

(エントリー50名)

【入賞者】
1.LOMBARDO, Manuel (ITA)
2.SAFAROV, Orkhan (AZE)
3.AN, Baul (KOR)
3.POLANCO, Orlando (CUB)
5.GAITERO MARTIN, Alberto (ESP)
5.GANBOLD, Kherlen (MGL)
7.SERIKZHANOV, Yerlan (KAZ)
7.YONDONPERENLEI, Baskhuu (MGL)

【準々決勝】
オルランド・ポランコ(キューバ)○GS技有・体落(GS0:50)△アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)
オルハン・サファロフ(アゼルバイジャン)○GS大外返(GS0:34)△イェルラン・セリクジャノフ(カザフスタン)
アン・バウル(韓国)○反則[DH](1:45)△ヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)
※立ち姿勢から危険な形で関節を極めたことによる
マニュエル・ロンバルド(イタリア)○袖釣込腰(3:01)△ガンボルド・ヘルレン(モンゴル)

【敗者復活戦】
アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)○GS崩上四方固(GS0:57)△イェルラン・セリクジャノフ(カザフスタン)
ガンボルド・ヘルレン(モンゴル)○不戦△ヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)

【準決勝】
オルハン・サファロフ(アゼルバイジャン)○合技[小外掛・浮技](2:03)△オルランド・ポランコ(キューバ)
マニュエル・ロンバルド(イタリア)○大外落(0:22)△アン・バウル(韓国)

【3位決定戦】
アン・バウル(韓国)○優勢[技有・一本背負投]△アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)
オルランド・ポランコ(キューバ)○優勢[技有・大内刈]△ガンボルド・ヘルレン(モンゴル)

【決勝】
マニュエル・ロンバルド(イタリア)○合技[肩車・肩車](2:13)△オルハン・サファロフ(アゼルバイジャン)

※ eJudoメルマガ版10月26日掲載記事より転載・編集しています。

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