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【プレビュー】豪華大会幕開け、初日はビロディドとケルメンディのスター2人が登場・グランドスラムアブダビ2019第1日女子プレビュー

(2019年10月24日)

※ eJudoメルマガ版10月23日掲載記事より転載・編集しています。
【プレビュー】豪華大会幕開け、初日はビロディドとケルメンディのスター2人が登場
グランドスラムアブダビ2019第1日女子プレビュー(48kg級、52kg級、57kg級)
→グランドスラム・アブダビ2019組み合わせ(公式サイト)

■ 48kg級
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世界選手権2連覇のダリア・ビロディド

(エントリー29名)

世界選手権2連覇中の女王ダリア・ビロディド(ウクライナ)が参戦。この人以外の顔ぶれはメラニー・クレモン(フランス)、フリア・フィゲロア(スペイン)ら階級の第2グループが中心だが、このビロディドの存在によってトーナメントの注目度が一段も二段も高められている。注目ポイントはズバリ、ビロディドの勝ちぶり。東京世界選手権決勝では渡名喜風南(パーク24)を相手に終盤守勢に回ってしまい押し込まれるなど意外な隙を見せてしまっており、ここで圧勝してそのイメージを払拭してしまいたいところ。ビロディドらしい豪快な投げ技とテクニカルな寝技に期待したい。

→[参考]48kg級有力選手名鑑

■ 52kg級
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リオ五輪の覇者マイリンダ・ケルメンディ。

(エントリー35名)

初日女子の最注目階級。東京世界選手権では阿部詩(日本体育大1年)に敗れて3位に終わったマイリンダ・ケルメンディ(コソボ)が第1シードに配され、ここのところ好調の足業師オデッテ・ジュッフリダ(イタリア)、ジョン・ボキョン(韓国)、シャーリン・ファンスニック(ベルギー)らの実力者が挑む。さらにアナ・ペレス=ボックス(スペイン)、恒例となった52kg級での調整出場の挙に出たムンフバット・ウランツェツェグなどこれぞという選手が多数出場しており、グランドスラムの名に恥じない豪華なトーナメントとなっている。日本人の世界王者2人が欠けてもこの面白さ、今年になってレベルが上がり始めた52kg級世界の様相がツアーにしっかり反映されつつあると評するべきであろう。先日の世界ジュニア選手権57kg級でエテリ・リパルテリアニ(ジョージア)が優勝するなど女子の強化が進んでいるジョージアからも2選手がエントリーしており、こちらにも注目したい。

→[参考]52kg級有力選手名鑑

■ 57kg級
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強国フランスの次代を担う新生サハ=レオニー・シジク。

(エントリー34名)

第1シードのノラ・ジャコヴァ(コソボ)を中心にテルマ・モンテイロ(ポルトガル)、クォン・ユジョン(韓国)、テレザ・シュトル(ドイツ)ら世界大会表彰台クラスの強豪が多数顔を揃えた。世界王者クラスの選手の出場がないため他の階級に注目度では一歩譲る形になるが、十分にハイレベル、かつ豪華なトーナメントである。

注目はともに東京世界選手権で凄まじいインパクトを残した同大会5位のサハ=レオニー・シジク(フランス)と、同じく3位のユリア・コヴァルチク(ポーランド)。シジクは出口クリスタ(カナダ)とラファエラ・シウバ(ブラジル)に連敗してメダルには手が届かなかったが、団体戦では芳田司(コマツ)を大外刈「一本」の秒殺に沈めているフランス次代のエース。一方のコヴァルチクは準々決勝で芳田と対戦し、体の強さと引き手側の「韓国背負い」により芳田をあと一歩まで追い詰めた。両者はいずれも今月頭のグランドスラム・ブラジリアで表彰台を逃しており、やや勢いが減じてしまった感があるが、その実力は本物。ここであらためてその柔道をチェックしておきたい。

→[参考]57kg級有力選手名鑑

※ eJudoメルマガ版10月23日掲載記事より転載・編集しています。

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