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[速報]東海大が2年ぶりの優勝、決勝は立川新が11分45秒の死闘を制す・全日本学生柔道体重別団体優勝大会(男子21回)

(2019年10月20日)

※ eJudoメルマガ版10月20日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]東海大が2年ぶりの優勝、決勝は立川新が11分45秒の死闘を制す
全日本学生柔道体重別団体優勝大会(男子21回)
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決勝、代表戦で立川新が三谷大から背負投「一本」

→男子全試合結果(eJudoLITE)

7人制体重別の団体戦で学生柔道日本一を争う全日本学生柔道体重別団体優勝大会(男子21回、女子11回)は20日、ベイコム総合体育館(尼崎市)で最終日の男女決勝までの競技が行われ、53校が出場を許された男子は東海大(東京)が2年ぶり11度目の優勝を果たした。東海大はこの日女子も優勝、史上初の男女アベック優勝を遂げるとともに6月の全日本学生柔道優勝大会と併せてこれも史上初の男女アベック「2冠」制覇の偉業を達成した。

東海大は準決勝で昨年の覇者・日本体育大と対戦、先鋒のエース太田彪雅が挙げた虎の子の1点を守り切って1-0で勝利。決勝では、国士舘大が太田の座る先鋒の100kg超級枠に100kg級アジア大会王者飯田健太郎を投入する策に出、エース同士がかちあったこの試合は引き分け。以後もロースコアゲームを志向する国士舘大のペースで0-0のまま7戦が終わったが、抽選による73kg級枠の再戦となった代表戦で立川新が11分45秒の激戦の末に粘る三谷大から背負投「一本」。これで優勝を決めた。

3位には日本体育大のほか、天理大が入賞した。

入賞校と準々決勝以降の対戦詳細、東海大・上水研一朗監督のコメントは下記。

取材:eJudo編集部
撮影:坂口美貴

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2年ぶりの優勝を果たした東海大

【入賞校】
(エントリー53校)
優 勝:東海大(東京)
準優勝:国士舘大(東京)
第三位:日本体育大(東京)、天理大(関西)
優秀校:明治大(東京)、國學院大(東京)、東洋大(東京)、日本大(東京)

※東海大は2年ぶり11回目の優勝。

東海大・上水研一朗監督のコメント
「決勝は、国士舘さんの執念に学ぶべきところの多かった試合でした。なかなか思う通りにはいかず、こちらとしては課題が一杯見えた決勝でした。ただし『競る』こと、うまくいかないことを大前提にやってきたことが生きたとは思います。選手が慌てたり、焦ったりすることなく戦えたのは評価出来ます。昨年この大会の負け方があまり良くなく、特に軽量級に課題を感じました。ですので組織を変える必要があると判断し、直後の新チームスタートで体制を変えて、主将を太田、加えて『軽量級主将』を新設して立川を任命しました。副主将ではなく主将、使命は『軽量級に関して全責任を負う』こととこの大会の勝利です。助監督もこれまで1人のみだった熊代(祐輔)を重量級担当とし、軽量級に中矢(力)を充てる2人体制に変えました。年間通じて優勝大会までの時期にどうしても重量級の稽古が手厚くなり、軽量級が手薄になってしまう。その期間が勿体なかったのですが、今年は評価と課題の洗い出しを徹底的にやって、密度の高い稽古が出来ました。ですので、きっかけとなったこの大会の決勝戦で、代表戦の抽選が73kg級(立川)になったことには今年1年のチームマネジメントが試されるような運命的なものを感じました。立川は準決勝で指を捩じられて怪我をして、決勝では満足に握れない状態。その中で良く頑張ってくれたと思います。柔道競技はどんどん複雑になっていて、その中では監督の指示を良く聞くというだけでは限界がある。一を聞いたら最低でも三か四、あわよくば十がわかるという選手を作るしかありません。ゆえに組織を変え、稽古を変え、複雑進化を目指しているわけですが、その中で、殻を破るには成功体験がなにより。負けるとどうしても停滞してしまう。その意味でも、非常に価値のある勝利であったと思います。」

【準々決勝】

日本体育大(東京) 4-1 明治大(東京)
[先鋒・100kg超]松井海斗〇小外刈(2:28)△羽田野竜輝
[次鋒・60kg級]杉本大虎〇優勢[技有]△羽田野航
[五将・66kg級]古賀玄暉△巴投(3:06)〇東亮輝
[中堅・100kg級]ハンガルオドバートル×引分×藤鷹裕大
[三将・81kg級]大吉賢×引分×飯島敦也
[副将・73kg級]古賀颯人〇大外刈(3:33)△西園航太
[大将・90kg級]長井晃志〇優勢[技有]△神鳥剛

東海大(東京) 4-0 國學院大(東京)
[先鋒・100kg超]太田彪雅〇一本背負投(2:03)△吉川拓海
[次鋒・60kg級]山本達彦×引分×村上一騎
[五将・66kg級]内村光暉〇優勢[技有]△相田勇司
[中堅・100kg級]後藤龍真〇合技(2:01)△寺島綾都
[三将・81kg級]渡邊神威×引分×長澤大雅
[副将・73kg級]立川新×引分×島田隆志郎
[大将・90kg級]村尾三四郎〇小外刈(2:40)△斉本研アレクサンドル

天理大(関西) 3-0 東洋大(東京)
[先鋒・100kg超]中野寛太〇大内刈(3:02)△星田大希
[次鋒・60kg級]樋口裕大×引分×上領教史郎
[五将・66kg級]辻岡佑大×引分×山北雄大
[中堅・100kg級]石山潤平〇大外刈(1:34)△友田皓太
[三将・81kg級]笠原大雅×引分×岩倉優樹
[副将・73kg級]渡部甲誠×引分×高橋拓巳
[大将・90kg級]森部篤知〇内股(0:22)△井口大毅

国士舘大(東京) 2-0 日本大(東京)
[先鋒・100kg超]山下魁輝×引分×木元拓人
[次鋒・60kg級]松村将輝×引分×板本広大
[五将・66kg級]橋本静綺〇後袈裟固(2:43)△野原広夢
[中堅・100kg級]飯田健太郎〇内股(2:02)△山口貴也
[三将・81kg級]友清光×引分×前濵忠大
[副将・73kg級]三谷大×引分×村上優哉
[大将・90kg級]岩渕晃大×引分×青柳大虎

【準決勝】

東海大(東京) 1-0 日本体育大(東京)
[先鋒・100kg超]太田彪雅〇大内刈(2:35)△ハンガルオドバートル
[次鋒・60kg級]山本達彦×引分×杉本大虎
[五将・66kg級]内村光暉×引分×古賀玄暉
[中堅・100kg級]後藤龍真×引分×長井晃志
[三将・81kg級]渡邊神威×引分×古賀颯人
[副将・73kg級]立川新×引分×原田健士
[大将・90kg級]村尾三四郎×引分×大吉賢

国士舘大(東京) 2-1 天理大(関西)
[先鋒・100kg超]山下魁輝△小内刈(1:19)〇中野寛太
[次鋒・60kg級]小西誠志郎×引分×納庄兵芽
[五将・66kg級]橋本静綺〇優勢[技有]△樋口裕大
[中堅・100kg級]飯田健太郎×引分×石山潤平
[三将・81kg級]友清光〇優勢[技有]△笠原大雅
[副将・73kg級]三谷大×引分×山本一真
[大将・90kg級]仲佐怜優×引分×瀬戸口雄輝

【決勝】

東海大(東京)〇0代-0△国士舘大(東京)
[先鋒・100kg超]太田彪雅×引分×飯田健太郎
[次鋒・60kg級]山本達彦×引分×松村将輝
[五将・66kg級]内村光暉×引分×橋本静綺
[中堅・100kg級]後藤龍真×引分×山下魁輝
[三将・81kg級]渡邊神威×引分×友清光
[副将・73kg級]立川新×引分×三谷大
[大将・90kg級]村尾三四郎×引分×岩渕晃大
[代表・73kg級]立川新〇背負投(11:45)△三谷大

※ eJudoメルマガ版10月20日掲載記事より転載・編集しています。

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