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【プレビュー】78kg超級に素根輝登場、キンゼルスカへのリベンジ期す・グランプリザグレブ2019最終日女子プレビュー

(2019年7月28日)

※ eJudoメルマガ版7月28日掲載記事より転載・編集しています。
【プレビュー】78kg超級に素根輝登場、キンゼルスカへのリベンジ期す
グランプリ・ザグレブ2019最終日女子プレビュー(78kg級、78kg超級)
文責:小林大悟/eJudo編集部

■ 78kg級 トーナメントの中心はヨーロッパ勢、梅木真美は準々決勝で前回敗れたチェン・フェイと対戦
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日本代表は梅木真美

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身長187センチ、クララ・アポテカーは欧州選手権を制して勢いに乗っている

(エントリー32名)

今年のヨーロッパ選手権王者クララ・アポテカー(スロベニア)、ナタリー・パウエル(イギリス)、マルヒンデ・フェルケルク(オランダ)らヨーロッパの強豪が中心のトーナメント。世界大会メダル級の強豪が多く顔を揃えており、トーナメントのレベルは高い。

日本代表は梅木真美(ALSOK)。組み合わせ上の最初の山場は準々決勝、対戦相手はベルナデッテ・グラフ(オーストリア)とチェン・フェイ(中国)の勝者が予想される。梅木は昨年2月のグランドスラム・パリでチェンに敗れており、もし対戦が実現した場合には確実にリベンジを果たしたいところ。国内の78kg級は昨年の世界王者である濵田尚里(自衛隊体育学校)が序列1番手となっているが、濵田含めいずれの選手も安定感がなく、勝ったり負けたりを繰り返している状況にある。今年の世界選手権の結果次第では梅木にもまだ東京五輪に出場するチャンスがあり、まずはここでしっかり勝ち切って以降の戦いに備えたいところ。

ほか、海外勢では身長187センチの超長身選手・アポテカーに注目したい。武器はこの長身を生かした足技と寝技。以前は寝技に引き込んでも仕留めきれずに逃す場面が多かったが、近頃は技術の精度が上がり、今年のヨーロッパ選手権ではベルナデッテ・グラフを鮮やかな三角絞「一本」で下して優勝を飾っている。いまもっとも勢いに乗っている選手の1人であり、今後トップ層へ定着する可能性があるか、今回の戦いで見極められるのではないだろうか。

【プールA】
第1シード:ナタリー・パウエル(イギリス)
第8シード:アントニーナ・シュメレワ(ロシア)
有力選手:ファニー=エステル・ポスヴィト(フランス)、パトリシア・サンパイオ(ポルトガル)

【プールB】
第4シード:クララ・アポテカー(スロベニア)
第5シード:マー・ジェンジャオ(中国)

【プールC】
第2シード:梅木真美(ALSOK)
第7シード:ベルナデッテ・グラフ(オーストリア)
有力選手:チェン・フェイ(中国)

【プールD】
第3シード:マルヒンデ・フェルケルク(オランダ)
第6シード:ベアタ・パクト(ポーランド)
有力選手:ヤヒマ・ラミレス(ポルトガル)

■ 78kg超級 素根輝がエントリー、苦手の大型選手と連戦配置
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素根輝が優勝候補の筆頭

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準決勝はイリナ・キンゼルスカと対戦濃厚

(エントリー33名)

イリーナ・キンゼルスカ(アゼルバイジャン)、ラリサ・セリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ニヘル・シェイフ=ルーフー(チュニジア)ら、階級上位の強豪が多数参戦。イダリス・オルティス(キューバ)こそ出場していないものの、非常にハイレベルなトーナメントが組まれた。

優勝候補の筆頭は日本代表の素根輝(環太平洋大1年)。素根は第3シードとしてプールDに配され、準々決勝でアナマリ・ヴェレンセク(スロベニア)、準決勝でイリーナ・キンゼルスカ(アゼルバイジャン)と対戦予定となっている。いずれも素根の苦手としている大型選手、特にキンゼルスカには過去1勝2敗と負け越していて分が良くない。直近の対戦となった2月のグランドスラム・パリでは、対戦中に隣の会場の男子選手に激突されて右膝を負傷し、実力を出し切れないまま強引に巻き込まれて一本負けを喫している。今回対戦が実現した場合には確実に勝利して、前回の敗戦があくまで怪我によるアクシデントであったことをハッキリ示しておきたい。前々回の対戦ではキンゼルスカの巨体や左右をスイッチする組み手をしっかりと捌き切って勝利しており、万全の状態であれば遅れを取ることはないはずだ。

【プールA】
第1シード:ラリサ・セリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
第8シード:サラ・アドリントン(イギリス)
有力選手:ハン・ミジン(韓国)

【プールB】
第4シード:ニヘル・シェイフ=ルーフー(チュニジア)
第5シード:カイラ・サイート(トルコ)
有力選手:クセニーア・チビソワ(ロシア)、サンドラ・ヤブロンスキーテ(リトアニア)、ラズ・ヘルシュコ(イスラエル)

【プールC】
第2シード:イリーナ・キンゼルスカ(アゼルバイジャン)
第7シード:ガリーナ・タラソワ(ウクライナ)
有力選手:ホシェリ・ヌネス(ポルトガル)、イヴァナ・スタロ(クロアチア)、サンタ・パケニテ(リトアニア)

【プールD】
第3シード:素根輝(環太平洋大1年)
第6シード:アナマリ・ヴェレンセク(スロベニア)
有力選手:アンア・グシュチナ(ロシア)、ジュリア・トロフア(フランス)

※ eJudoメルマガ版7月28日掲載記事より転載・編集しています。

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