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【プレビュー】激戦81kg級は永瀬貴規がワールドツアー2連勝に挑む、現役世界王者モラエイは準々決勝で新星グリガラシヴィリと対戦・グランプリザグレブ2019第2日男子プレビュー

(2019年7月27日)

※ eJudoメルマガ版7月27日掲載記事より転載・編集しています。
激戦81kg級は永瀬貴規がワールドツアー2連勝に挑む、現役世界王者モラエイは準々決勝で新星グリガラシヴィリと対戦
グランプリ・ザグレブ2019第2日男子プレビュー(73kg級、81kg級)
文責:小林大悟/eJudo編集部

■ 73kg級 トップ層不在も実力者揃ったトーナメント、日本代表は立川新
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日本代表は立川新

(エントリー59名)

アルチュール・マルジェリドン(カナダ)やトハル・ブトブル(イスラエル)、デニス・イアルツェフ(ロシア)など、階級の上位層中位に位置する選手が揃ったトーナメント。単独で看板を張れるような選手はいないが、実力者が揃っておりトーナメントのレベルは高い。

ここに日本から参加するのは、現在国内4番手の立川新(東海大4年)。国内では講道館杯で3連覇を果たすなど存在感を示しているが、国際大会では2018年以降の表彰台獲得が昨年のグランドスラム大阪3位のみとほとんど結果を残せていない。海外勢に敗れた試合ではいずれもパワーで密着されて持ち味の組み手技術や試合運びの上手さを殺されてしまっており、ここに明確な対応策を持ち込めるかがポイントとなるだろう。最初の山場は3回戦のビラリ・ジログル(トルコ)戦。最低でもここを突破して上位戦に勝ち残りたい。

【プールA】
第1シード:アルチュール・マルジェリドン(カナダ)
第8シード:フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)
有力選手:バットグトフ・エルヘムバヤル(モンゴル)、ミクロス・ウングヴァリ(ハンガリー)

【プールB】
第4シード:ムサ・モグシコフ(ロシア)
第5シード:ビラリ・ジログル(トルコ)
有力選手:イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)、ドミトロ・カニヴェツ(ウクライナ)
日本代表選手:立川新(東海大4年)

【プールC】
第2シード:トハル・ブトブル(イスラエル)
第7シード:アンソニー・ツィング(ドイツ)
有力選手:アン・ジョンスン(韓国)

【プールD】
第3シード:デニス・イアルツェフ(ロシア)
第6シード:ジャンサイ・スマグロフ(中国)
有力選手:ギヨション・ボボエフ(ウズベキスタン)、アルテム・ホムラ(ウクライナ)、ギヨーム・シェヌ(フランス)

■ 81kg級 永瀬貴規がワールドツアー2連勝に挑む、現役世界王者モラエイは準々決勝で新星グリガラシヴィリと対戦
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豪華トーナメントの第1シードは王者モラエイ

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永瀬貴規はワールドツアー2連勝に挑む

(エントリー54名)

2週間前のグランプリ・ブダペストに出場しなかったトップ選手が勢揃い。第1シードの現役世界王者サイード・モラエイ(イラン)を筆頭に、永瀬貴規(旭化成)、ヴェダット・アルバイラク(トルコ)と世界大会優勝を狙うレベルの選手が3名揃った。脇を固める強豪もアンリ・エグティゼ(ポルトガル)、イ・センス(韓国)など一線級が揃っており、超豪華トーナメントだったブダペスト大会に負けない魅力的な陣容となっている。

日本代表の永瀬は今月頭のグランプリ・モントリオールで約2年半ぶりの国際大会優勝を果たしており、今大会でワールドツアー2連勝を目指す。前回の試合を見た限りでは、かつてのような体幹の強さと足腰の粘り強さが戻ってきており、十分に優勝を狙えるコンディションまで戻してきていると考えて良いだろう。組み合わせはノーシードでプールCに配され、3回戦でアルバイラク、準決勝でイ・センスと戦わねばならない過酷なもの。とはいえ、これは評価大アップのチャンスでもある。是非とも優勝を飾り、81kg級に永瀬ありりということを改めて示してほしい。もしモラエイに勝利しての優勝となれば、ライバルで東京世界選手権代表の藤原崇太郎(日本体育大3年)に大きなプレッシャーを掛けることができるはずだ。まずは1回戦、好選手ルスラン・ムッサエフ(カザフスタン)との試合に注目したい。

ほか、第8シードに配されているタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)にも注目したい。この選手は弱冠19歳ながらサギ・ムキ(イスラエル)らトップ選手が大勢揃ったグランプリ・ブダペストを制した、いま最も旬な選手だ。持ち味はどんな状況も投げで解決する技の威力と異常なまでの攻撃意欲。今大会は準々決勝でモラエイとの対戦が組まれており、ファンとしては必ずチェックしたい注目カードだ。

【プールA】
第1シード:サイード・モラエイ(イラン)
第8シード:タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)
有力選手:アルファ・ウマ=ジャロ(フランス)、イ・スンホ(韓国)、ダミアン・シュワルノヴィエツキ(ポーランド)、エマニュエル・ルセンティ(アルゼンチン)

【プールB】
第4シード:アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)
第5シード:アンリ・エグティゼ(ポルトガル)
有力選手:ドリン・ゴトノアガ(モルドバ)、レアンドロ・ギヘイロ(ブラジル)、モハメド・アブデラル(エジプト)、ジャック・ハットン(アメリカ)

【プールC】
第2シード:ヴェダット・アルバイラク(トルコ)
第7シード:エティエンヌ・ブリオン(カナダ)
有力選手:ルスラン・ムッサエフ(カザフスタン)、イ・センス(韓国)
日本代表選手:永瀬貴規(旭化成)

【プールD】
第3シード:アラン・フベトソフ(ロシア)
第6シード:サミ・シュシ(ベルギー)
有力選手:ロビン・パチェック(スウェーデン)、ゼベダ・レフヴィアシヴィリ(ジョージア)、ティモ・カフェリウス(ドイツ)

※ eJudoメルマガ版7月27日掲載記事より転載・編集しています。

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