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【プレビュー】豪華メンバー打ち揃って大会開幕、66kg級はアンバウルとヴィエルの対決に期待・グランプリザグレブ2019第1日男子プレビュー

(2019年7月25日)

※ eJudoメルマガ版7月25日掲載記事より転載・編集しています。
【プレビュー】豪華メンバー打ち揃って大会開幕、66kg級はアンバウルとヴィエルの対決に期待
グランプリ・ザグレブ2019第1日男子プレビュー
文責:小林大悟/eJudo編集部

■ 60kg級 強豪揃ったハイレベルトーナメント、最注目はウロズボエフとキム・ウォンジン激突の2回戦
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韓国の一番手キム・ウォンジン。

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なんとディヨルベク・ウロズボエフとキムが初戦で激突

(エントリー36名)

東京世界選手権代表の永山竜樹(了徳寺大職)は、左肩の負傷のために出場を回避した。それでも、ディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)、キム・ウォンジン(韓国)、ガンバット・ボルドバータル(モンゴル)ら世界大会の表彰台クラスの強者がこれでもかと顔を揃えており、トーナメントのレベルは非常に高い。さらにシャラフディン・ルトフィラエフ(ウズベキスタン)、ワリーデ・キア(フランス)など魅力的な役者の顔もあり、永山不在ながら見どころ満載の陣容となっている。

優勝候補はウロズボエフとキム。両者の対戦はなんと初戦(2回戦)に組まれており、これがトーナメント全体を通じた最大の注目カードだ。両者の対戦歴は2015年アスタナ世界選手権の1度のみ、その際はいきなり密着勝負を挑んだウロズボエフをキム・ウォンジンが開始僅か14秒の払腰「一本」で下している。ウロズボエフは今回もハイリスクな接近戦を挑むと思われ、どちらが勝つにせよスリリングな好勝負となるはずだ。

ガンバットも初戦(2回戦)が最初の山場となっており、2018年バクー世界選手権5位のカラマット・フセイノフ(アゼルバイジャン)との対戦が組まれている。2週間前のグランプリ・ブダペストにおけるガンバットの好調ぶりを見る限り勝敗自体は揺れないと思われるが、これも是非チェックしておきたい好カードだ。

【プールA】
第1シード:シャラフディン・ルトフィラエフ(ウズベキスタン)
第8シード:ディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)
有力選手:ルカ・ムヘイゼ(フランス)、キム・ウォンジン(韓国)

【プールB】
第4シード:ヨーレ・フェルストラーテン(ベルギー)
第5シード:アドニス・ディス(アメリカ)

【プールC】
第2シード:ガンバット・ボルドバータル(モンゴル)
第7シード:モリッツ・プラフキー(ドイツ)
有力選手:カラマット・フセイノフ(アゼルバイジャン)

【プールD】
第3シード:アシュリー・マッケンジー(イギリス)
第6シード:ワリーデ・キア(フランス)
有力選手:チェ・インヒュク(韓国)、テムル・ノザゼ(ジョージア)

■ 66kg級 アン・バウルが戦線復帰、海外勢「暫定1位」のヴィエルら豪華陣容が迎え撃つ
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アン・バウルが戦線復帰

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今季大ブレイクのデニス・ヴィエル

(エントリー49名)

もと世界王者のアン・バウル(韓国)が今大会から競技に復帰する。アンは兵役免除に関する書類偽造により昨年11月から謹慎処分を受けていた。その間どの程度練習を積めていたのかはうかがい知れず現時点での競技力は未知数ではあるが、注目度は間違いなくナンバーワン。

そして、今大会にはアンの不在時にワールドツアーで勝ちまくり現在海外勢ナンバーワンと目されるデニス・ヴィエル(モルドバ)を筆頭に、今年のヨーロッパ選手権王者ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)、ガンボルド・ヘルレン(モンゴル)、アブドゥラ・アブドゥルジャリロフ(ロシア)ら、階級のトップ層が大勢参加している。アンの実力を測るには十分すぎる陣容であり、登場する2回戦から1試合も見逃さずにチェックしたい。

アンとヴィエルの対戦があるとすれば決勝だが、もしこのカードが実現すれば即ち、東京世界選手権を前にした「海外勢ナンバーワン決定戦」ということになる。国内予選期に出場停止処分中であったはずのアンが世界選手権に出場するのかは不透明であるが、これからの66kg級の序列を規定することになる、初日最大の注目対決だ。

【プールA】
第1シード:デニス・ヴィエル(モルドバ)
第8シード:キリアン・ルブルーシュ(フランス)
有力選手:ズミトリー・ミンコウ(ベラルーシ)、ケネス・ファンガンスベケ(ベルギー)、セルジュ・オレイニック(ポルトガル)、イサ・イサエフ(ロシア)

【プールB】
第4シード:アドリアン・ゴンボッチ(スロベニア)
第5シード:モハメド・アブデルマウグド(エジプト)
有力選手:ダヴァドルジ・ツムルフレグ(モンゴル)

【プールC】
第2シード:ガンボルド・ヘルレン(モンゴル)
第7シード:アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)
有力選手:アブドゥラ・アブドゥルジャリロフ(ロシア)

【プールD】
第3シード:ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)
第6シード:アン・バウル(韓国)
有力選手:ムフリディン・ティロヴォフ(ウズベキスタン)、イェレブ・アンドラッツ(スロベニア)

※ eJudoメルマガ版7月25日掲載記事より転載・編集しています。

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