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【プレビュー】海老沼匡が1年越しの73kg級初優勝に挑む、81kg級は王者クラス揃った超豪華陣容・グランプリブダペスト2019第2日男子プレビュー

(2019年7月12日)

※ eJudoメルマガ版7月12日掲載記事より転載・編集しています。
【プレビュー】海老沼匡が1年越しの73kg級初優勝に挑む、81kg級は王者クラス揃った超豪華陣容
グランプリブダペスト2019第2日男子プレビュー(73kg級、81kg級)
文責:小林大悟/eJudo編集部

■ 73kg級・海老沼匡が1年越しの73kg級初優勝に挑む
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階級変更後初のワールドツアーVに挑む海老沼匡

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今年の欧州王者トミー・マシアス

(エントリー60名)

今年のヨーロッパ選手権王者トミー・マシアス(スウェーデン)が第1シード。ここに海老沼匡(パーク24)、アキル・ヤコヴァ(コソボ)、ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)を加えた4名がトーナメントの中心だ。

海老沼は昨年後半から一貫して好パフォーマンスを見せており、11月のグランドスラム大阪と2月のグランドスラム・デュッセルドルフで2位、4月の全日本選抜体重別選手権で3位と安定して成績を残している。敗れた相手はいずれも大野将平(旭化成)であり、その全てが接戦だ。

今大会は準々決勝でヤコヴァとの対戦が組まれており、ここが最大の山場。準決勝では昨年この大会の決勝で敗れたミクロス・ウングヴァリ(ハンガリー)との対戦が予想され、リベンジを果たした上で1年越しのタイトル獲得を目指したい。決勝の相手はほぼ間違いなくヨーロッパ選手権を制して勢いに乗るマシアスだ。海老沼は意外なことに、階級変更後まだ1度も優勝していない。なんとしても今大会を制して、国内2番手の橋本壮市(パーク24)を追うきっかけとしたい。

【プールA】
第1シード:トミー・マシアス(スウェーデン)
第8シード:イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)
有力選手:アルテム・ホムラ(ウクライナ)

【プールB】
第4シード:ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)
第5シード:アントワーヌ・ブシャー(カナダ)
有力選手:ギヨション・ボボエフ(ウズベキスタン)

【プールC】
第2シード:アキル・ヤコヴァ(コソボ)
第7シード:海老沼匡(パーク24)
有力選手:ドミトロ・カニヴェツ(ウクライナ)、ジョヴァンニ・エスポージト(イタリア)

【プールD】
第3シード:ヒクマティロフ・ツラエフ(ウズベキスタン)
第6シード:マグディエル・エストラダ(キューバ)
有力選手:ミクロス・ウングヴァリ(ハンガリー)

■ 81kg級・佐々木健志は準々決勝でハルモルザエフ、準決勝で好調ムキに挑む
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日本代表は佐々木健志

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第1シードを張るのは好調サギ・ムキ。

(エントリー66名)

サギ・ムキ(イスラエル)、ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)、佐々木健志(ALSOK)と、世界チャンピオンを狙うクラスの強豪が3名揃った超豪華トーナメント。加えてフランク・デヴィト(オランダ)ら階級の主役級が多数参加しており、優勝難度は世界大会並みとなっている。

日本代表の佐々木は第7シードに置かれ、準々決勝でハルモルザエフ、準決勝でムキと対戦する非常に過酷な組み合わせを引いた。特にムキは今年に入ってから出場した4大会全てで決勝に進出、そのうち3つで優勝を飾っている東京世界選手権の大本命。ここで勝利すれば大きなアピールになることは間違いない。不幸中の幸いと言うべきか、佐々木はベスト8まで有力選手との対戦は組まれておらず、序盤戦を最低限の消耗で勝ち上がり、死闘の連続になるであろう上位戦に備えたい。

国内の81kg級では、もと世界王者の永瀬貴規(旭化成)が先週のグランプリ・モントリオールで優勝を飾って復活基調、佐々木はこの大会で結果を残せなければ実質的に3番手まで後退してしまうことになる。逆にこの陣容で優勝となれば評価は大幅アップ間違いなし、東京世界選手権代表の藤原崇太郎(日本体育大3年)にプレッシャーを与えることも出来、代表レースにおける展望が一気に広がる。佐々木にとってはまさにここが東京五輪に向けた分岐点。もはや代名詞となりつつある「自爆」を起こさぬよう攻撃意欲のコントロールは必要だが、やはり佐々木らしい豪快な柔道での「一本」連発に期待したい。

【プールA】
第1シード:サギ・ムキ(イスラエル)
第8シード:アントニオ・エスポージト(イタリア)
有力選手:ルスラン・ムッサエフ(カザフスタン)、アレクシオス・ンタナツィディス(ギリシャ)

【プールB】
第4シード:ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)
第5シード:佐々木健志(ALSOK)

【プールC】
第2シード:フランク・デヴィト(オランダ)
第7シード:ディダル・ハムザ(カザフスタン)
有力選手:アッティラ・ウングヴァリ(ハンガリー)、シャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)、ロビン・パチェック(スウェーデン)、ドリン・ゴトノアガ(モルドバ)

【プールD】
第3シード:イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)
第6シード:アンリ・エグティゼ(ポルトガル)
有力選手:スルジャン・ムルヴァリエヴィッチ(モンテネグロ)、レアンドロ・ギヘイロ(ブラジル)、クリスティアン・パルラーティ(イタリア)、タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)

※ eJudoメルマガ版7月12日掲載記事より転載・編集しています。

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