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【プレビュー】朝比奈沙羅は初戦で稲森奈見と対戦、78kg級は濵田尚里が優勝争いの大本命・グランプリモントリオール2019最終日女子プレビュー

(2019年7月7日)

※ eJudoメルマガ版7月7日掲載記事より転載・編集しています。
朝比奈沙羅は初戦で稲森奈見と対戦、78kg級は濵田尚里が優勝争いの大本命
グランプリ・モントリオール2019(78kg級、78kg超級)
文責:小林大悟/eJudo編集部

■ 78kg級・現役世界王者の濵田尚里が出場、唯一の対抗馬はバビンツェワ
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バクー世界選手権の覇者・濵田尚里

(エントリー20名)

現役世界王者の濵田尚里(自衛隊体育学校)が出場する。ほか、上位選手の出場はバクー世界選手権銅メダリストのアレクサンドラ・バビンツェワ(ロシア)のみであり、トーナメントのレベルは高くない。濵田に求められる結果は当然優勝のみ。バビンツェワと対戦するのは決勝、そこまでは全ての試合でしっかり「一本」で勝ち上がりたい。

濵田は昨年バクー世界選手権を制して以降、まだ一度も国際大会で優勝出来ていない。敗れた試合のほとんどが濵田の悪癖である「相手の技を棒立ちで下がりながら受けてしまう」ことによる立ち勝負での一本負けであり、この点に改善が見られるのかも今大会の重要な観戦ポイントだ。濵田の最高到達点の高さは疑いなく、かつ寝技に関しては間違いなく世界一。ここから東京世界選手権、そして東京五輪に向けてこの力をコンスタントに発揮できる「安定感」が見せられるかどうかに注目したい。

【プールA】
第1シード:濵田尚里(自衛隊体育学校)
第8シード:サラ=ミリアム・マズズ(ガボン)
有力選手:テレザ・ツェンカー(ドイツ)

【プールB】
第4シード:ヴァネッサ・チャラ(エクアドル)
第5シード:ネフェリ・パパダキス(アメリカ)

【プールC】
第2シード:ベアタ・パクト(ポーランド)
第7シード:イ・ジョンギュン(韓国)
有力選手:マイケ・ツィーヒ(ドイツ)

【プールD】
第3シード:アレクサンドラ・バビンツェワ(ロシア)
第6シード:アマンタ・ソアレス(ブラジル)

■ 78kg超級・現役世界王者の朝比奈沙羅が登場、唯一の山場は初戦の稲森奈見戦
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第1シードは朝比奈沙羅

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唯一の対抗馬は稲森奈見

(エントリー11名)

海外有力選手の出場はゼロ。日本代表の朝比奈沙羅(パーク24)と稲森奈見(三井住友海上)の2名による優勝争いが唯一のみどころだ。両者は早くも準々決勝(朝比奈にとっては初戦)で対戦予定となっており、ここが事実上の決勝と考えて間違いないだろう。直近の両者の試合内容に鑑みるに、余程のことが起こらなければ朝比奈の勝利が濃厚だ。稲森としては試合の中に何かしらの「破れ」を作り、それに乗じて勝負したいところ。

現役世界王者の朝比奈は現在ライバルの素根輝(環太平洋大1年)に5連敗中であるものの、柔道自体の強さでは間違いなく世界トップクラス。稲森戦さえ乗り越えればこの陣容での苦戦は予想し難い。全試合一本勝ちで優勝を飾り、東京世界選手権に向けて勢いをつけたい。観戦のポイントとしては、支釣込足以外にどのような技が見られるか、という点を挙げておきたい。朝比奈は体の大型化とともに支釣込足への依存を強めており、それに反比例してかつて得意としていた払腰の使用頻度が減っている。今大会の陣容ならば支釣込足さえ出せば確実に優勝が可能であろうが、相手との力量に差があるからこそ、それ以外の戦い方を試して柔道の幅の広さを見せてほしい。

【プールA】
第1シード:朝比奈沙羅(パーク24)
第8シード:稲森奈見(三井住友海上)

【プールB】
第4シード:メリッサ・モヒカ(プエルトリコ)
第5シード:マッケンジー・ウィリアムス(アメリカ)

【プールC】
第2シード:イヴァナ・スタロ(クロアチア)
第7シード:エレオノーラ・ジェリ(イタリア)

【プールD】
第3シード:ニナ・クトロ=ケリー(アメリカ)
第6シード:ラズ・ヘルシュコ(イスラエル)

※ eJudoメルマガ版7月7日掲載記事より転載・編集しています。

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