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【プレビュー】橋本壮市と永瀬貴規の世界王者2人が登場、永瀬は序盤から強豪と連戦組まれる・グランプリモントリオール2019第2日男子プレビュー

(2019年7月6日)

※ eJudoメルマガ版7月6日掲載記事より転載・編集しています。
橋本壮市と永瀬貴規の世界王者2人が登場、永瀬は序盤から強豪と連戦組まれる
グランプリ・モントリオール2019第2日男子プレビュー(73kg級、81kg級)
■ 73kg級・橋本壮市が出場、対抗馬1番手は地元カナダのマルジェリドン
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73kg級は橋本壮市が優勝争いを引っ張る

(エントリー21名)

2017年ブダペスト世界選手権王者の橋本壮市(パーク24)が出場する。トーナメントのレベル自体はそれほど高くはなく、トップ層からの参加は地元選手のアルチュール・マルジェリドン(カナダ)くらい。第1シードの橋本は組み合わせ的にも恵まれ、初戦(2回戦)でアレックス=ウィリアム・ポンボ=シウバ(ブラジル)に勝利すればベスト4までは問題なく勝ち上がれるはずだ。

橋本と逆サイドの下側の山からはマルジェリドンの勝ち上がりが濃厚。橋本は昨年12月のワールドマスターズでマルジェリドンにまさかの黒星を喫しており(※大外刈を透かされての浮落「技有」)、決勝での対戦となった場合にはしっかりリベンジを果たしておきたい。

ほか、注目選手としてヴィクトル・スクヴォトフ(UAE)を挙げておきたい。スクヴォトフはロンドン-リオ期に活躍した足技の名手。近年は成績が低迷していたが、ここのところアジアパシフィック選手権3位、グランプリ・フフホト2位と復活気配。今大会も好パフォーマンスを見せてくれる可能性が高いと踏む。

【プールA】
第1シード:橋本壮市(パーク24)
第8シード:アフメド・エル=メジアティ(モロッコ)
有力選手:アレックス=ウィリアム・ポンボ=シウバ(ブラジル)

【プールB】
第4シード:アントワーヌ・ブシャー(カナダ)
第5シード:アンソニー・ツィング(ドイツ)

【プールC】
第2シード:アルチュール・マルジェリドン(カナダ)
第7シード:エドゥアルド・バルボサ(ブラジル)

【プールD】
第3シード:ヴィクトル・スクヴォトフ(UAE)
第6シード:イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)

■ 81kg級・永瀬貴規は過酷な配置、第1シードは欧州王者カッス
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選抜体重別を制していよいよ完全復活が見えて来た永瀬貴規

(エントリー27名)

トップ層の出場は控えめながら、階級の層の厚さを反映してやはり今大会もハイレベルなトーナメントが組まれた。第1シードにはヨーロッパ王者となったばかりのマティアス・カッス(ベルギー)が座った。混戦下での戴冠であったが、世界選手権に向けてこの選手をあらためて観察するという意味でも業界の注目度高い大会。

日本代表は2015年アスタナ世界選手権王者の永瀬貴規(旭化成)。右膝負傷による1年間の欠場を経て昨年8月に戦線復帰、以降全日本実業個人選手権2位、講道館杯初戦敗退、グランドスラム東京3位、グランドスラム・エカテリンブルク2位と少しずつ調子を戻してきており、4月の全日本選抜体重別選手権では優勝を飾っている。上り調子で迎える大会と規定して良いだろう。

今大会の配置は、2回戦で昨年のヨーロッパ選手権準優勝者サミ・シュシ(ベルギー)、準々決勝で2017年の世界王者アレクサンダー・ヴィーチェルツァク(ドイツ)と、序盤から強豪と連戦せねばならない過酷なもの。いずれも難敵だが、本調子の永瀬であれば十分に勝利が期待できる相手。永瀬の現在位置を計る格好の機会と言えるだろう。

国内の81kg級は藤原崇太郎(日本体育大3年)が国際大会の実績で頭一つリードしている状況だが、東京世界選手権の結果次第では永瀬もまだまだ東京五輪代表争いの圏内。今大会で優勝を飾り、完全復活をアピールしたい。

【プールA】
第1シード:マティアス・カッス(ベルギー)
第8シード:ジャック・ハットン(アメリカ)

【プールB】
第4シード:アレクサンダー・ヴィーチェルツァク(ドイツ)
第5シード:サミ・シュシ(ベルギー)
日本代表選手:永瀬貴規(旭化成)

【プールC】
第2シード:アスラン・ラッピナゴフ(ロシア)
第7シード:エドゥアルド=ユウジ・サントス(ブラジル)

【プールD】
第3シード:アントワーヌ・バロア=フォルティエ(カナダ)
第6シード:エティエンヌ・ブリオン(カナダ)
有力選手:イ・センス(韓国)、ダミアン・シュワルノヴィエツキ(ポーランド)

文責:小林大悟/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版7月6日掲載記事より転載・編集しています。

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