PAGE TOP ↑
eJudo

髙藤直寿が圧勝V、世界選手権決勝争ったムシュヴィドバゼを相手にせず・グランプリモントリオール2019第1日男子

(2019年7月6日)

※ eJudoメルマガ版7月6日掲載記事より転載・編集しています。
髙藤直寿が圧勝V、世界選手権決勝争ったムシュヴィドバゼを相手にせず
グランプリ・モントリオール2019第1日男子(60kg級、66kg級)
→男子全試合結果(eJudoLITE)

eJudo Photo
60kg級決勝。髙藤直寿がロベルト・ムシュヴィドバゼから内股「一本」

カナダで初めてのワールドツアー大会となるグランプリ・モントリオール2019が5日、モントリオール市のモーリスリチャード・アリーナで開幕。初日の男子は60kg級と66kg級の競技が行われ、60kg級は日本代表の髙藤直寿(パーク24)が優勝を飾った。

世界選手権2連覇中の髙藤だが、腰を負傷して試合は2月のグランドスラム・パリ以来。組み合わせも楽とは言えなかったが全試合一本勝ちで決勝まで勝ち上がると、昨年の世界選手権決勝で顔を合わせたロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)をまったく相手にせず1分27秒左内股「一本」。ため息の出るような強さで優勝を攫った。

人材薄い66kg級は大方の予想通り第1シードのガンボルド・ヘルレン(モンゴル)が優勝。決して動きは良くなかったが着実に勝ち上がり、決勝は第3シードのケネス・ファンガンスベケ(ベルギー)を大外刈で攻め続け「指導3」を奪って勝利した。

各階級の入賞者、決勝の戦評と日本選手全試合の結果は下記。

■ 60kg級
eJudo Photo
60kg級メダリスト。左から2位のムシュヴィドバゼ、優勝の髙藤、3位のアドニス・ディアスとイ・ハリム。

(エントリー22名)
【入賞者】
1.TAKATO, Naohisa (JPN)
2.MSHVIDOBADZE, Robert (RUS)
3.DIAZ, Adonis (USA)
3.LEE, Harim (KOR)
5.MCKENZIE, Ashley (GBR)
5.TAKABATAKE, Eric (BRA)
7.SICCARDI, Yann (MON)
7.VERSTRAETEN, Jorre (BEL)

【決勝】

髙藤直寿〇内股(1:27)△ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)

バクー界選手権決勝の再戦カードは髙藤が左、ムシュヴィドバゼ右組みのケンカ四つ。ムシュヴィドバゼ長い腕を利して奥を叩き、あるいは間合いを取って切り合いに持ち込んでと組み手厳しく試合に入るが、髙藤が釣り手で前襟をしっかり握って前に出るとまったく逆らえず押し込まれて潰れ、1分3秒「指導」。髙藤は釣り手を畳んで上から入れ、引き手を争いながら前へ。浅いながらも袖を掴むと相手が腰を入れようと足を揚げるなり一瞬で加速し左内股。ムシュヴィドバゼあっという間にふっ飛んで鮮やか「一本」。展開、決めとも文句のつけようのない一番。まさに圧勝。余裕ある進退に、「ではそろそろ投げるか」とでも言わんばかりに加速してのフィニッシュ。凄み漂う勝ちぶりだった。

【日本代表選手勝ち上がり】

髙藤直寿(パーク24)
成績:優勝


[2回戦]
髙藤直寿〇合技(1:39)△モリッツ・プラフキー(ドイツ)
[準々決勝]
髙藤直寿〇内股(2:46)△イ・ハリム(韓国)
[準決勝]
髙藤直寿〇小内巻込(3:27)△エリック・タカバタケ(ブラジル)
[決勝]
髙藤直寿〇内股(1:27)△ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)

■ 66kg級
eJudo Photo
66kg級メダリスト。左から2番目が優勝のガンボルド・ヘルレン。

eJudo Photo
決勝、GS延長戦でガンボルドが大外刈も、ファンガンスベケが尻餅で落ちてノーポイント。

(エントリー16名)

【入賞者】
1.GANBOLD, Kherlen (MGL)
2.VAN GANSBEKE, Kenneth (BEL)
3.BURNS, Nathon (IRL)
3.VALOIS, Jacob (CAN)
5.BASSOU, Imad (MAR)
5.KATZ, Nathan (AUS)
7.EL IDRISSI, Alaa (USA)
7.FRASCADORE, Julien (CAN)

【決勝】

ガンボルド・ヘルレン(モンゴル)〇GS指導3(GS4:35)△ケネス・ファンガンスベケ(ベルギー)

右相四つ。ガンボルド常に比べて動き冴えず組み負ける場面目立つも、GS延長戦に入ってからは「返させて返す」体の右大外刈であわやという場面をいくつか作る。GS1分36秒には思い切りよく右大外刈で投げつけるが尻餅で片肘を着かれてノーポイント。同2分11秒には組み負けたままの大外刈を返させ、逆に無理やり制し落とすもノーポイント。3分40秒には大外刈を返されてもろとも前転を強いられる危うい攻防があったが、これも映像チェックの結果双方にポイントなしと判定される。しかし審判この攻勢を勝ってファンガンスベケに3つ目の「指導」。

※ eJudoメルマガ版7月6日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る