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【プレビュー】古賀若菜がワールドツアーデビュー、57kg級は出口クリスタとクリムカイトの地元カナダ勢対決に注目・グランプリモントリオール2019第1日女子プレビュー

(2019年7月5日)

※ eJudoメルマガ版7月5日掲載記事より転載・編集しています。
古賀若菜がワールドツアーデビュー、57kg級は出口クリスタとクリムカイトの地元カナダ勢対決に注目
グランプリ・モントリオール2019第1日女子プレビュー(48kg級、52kg級、57kg級)
■ 48kg級・古賀若菜がワールドツアーデビュー、初戦の相手は実力者チバナ
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ついにワールドツアーデビューを果たす高校生古賀若菜

(エントリー15名)

今年4月に高校生ながら全日本選抜体重別選手権を制した古賀若菜(南筑高3年)が、いよいよIJFワールドツアーデビューを果たす。古賀の持ち味は小柄な体に似合わぬ強靭な体幹と、低く鋭い足技。既に国内ではシニアの強豪を何人も破っており、現時点で世界の舞台でどこまで通用するのか楽しみでならない。

古賀は1回戦の相手に実力者のガブリエラ・チバナ(ブラジル)を引き、初戦にいきなり山場が置かれることとなった。チバナは立技に寝技とバランスの良いトータルファイターだが、尖った武器はなく、決して勝てない相手ではない。ここさえ勝ち抜けばベスト4進出も十分可能、ここは是非とも準決勝まで勝ち上がって第1シードのリオデジャネイロ五輪金メダリスト、パウラ・パレト(アルゼンチン)に挑戦したい。

【プールA】
第1シード:パウラ・パレト(アルゼンチン)
第8シード:ケイシー・ペラファン(アルゼンチン)

【プールB】
第4シード:マリア・シデロット(ポルトガル)
第5シード:ガブリエラ・チバナ(ブラジル)
日本代表選手:古賀若菜(南筑高3年)

【プールC】
第2シード:カタリナ・コスタ(ポルトガル)
第7シード:アジザ・チャキル(モロッコ)

【プールD】
第3シード:シラ・リショニー(イスラエル)
第6シード:グルカデル・センツルク(トルコ)
有力選手:イ・ヘキョン(韓国)

■ 52kg級・中堅選手が中心のトーナメント、第1シードはプリモ
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第1シードは売り出し中のジェフェン・プリモ

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ジョン・ボキョンは52kg級に定着の模様

(エントリー15名)

トップ選手はいずれも出場を見送り、中堅選手を中心としたトーナメントが組まれた。第1シードには近頃力をつけてきているイスラエルの若手ジェフェン・プリモが置かれ、形上の優勝候補はこの選手だ。今年に入ってからはワールドツアーで銅メダルを3度獲得しており、今大会で自身初の優勝を目指す。とはいえ絶対的な力がある訳ではなく、下記の有力選手リストに名前を挙げた全員にチャンスがあると言っても差し支えないだろう。

プリモ以外の注目選手は、今回で3大会連続の52kg級エントリーとなるジョン・ボキョン(韓国)。どうやらカン・ユジョン(韓国)との競合を避けて本格的に階級を上げると見て良いだろう。今大会は初戦から長身で足技の切れる実力者アレクサンドラ=ラリサ・フロリアン(アゼルバイジャン)との対戦が組まれるなど比較的厳しい位置に置かれており、現時点でどこまで52kg級に順応できているかを測る格好の機会だ。果たして日本勢のライバルと成り得るのか、その戦いぶりに注目したい。

【プールA】
第1シード:ジェフェン・プリモ(イスラエル)
第8シード:サラ・メネゼス(ブラジル)

【プールB】
第4シード:ジョアナ・ラモス(ポルトガル)
第5シード:エカテリーナ・グイカ(カナダ)
有力選手:ジョン・ボキョン(韓国)、アレクサンドラ=ラリサ・フロリアン(アゼルバイジャン)

【プールC】
第2シード:アガタ・ペレンク(ポルトガル)
第7シード:イレム・コルクマズ(トルコ)

【プールD】
第3シード:アンジェリカ・デルガド(アメリカ)
第6シード:ティンカ・イーストン(オーストラリア)

■ 57kg級・出口クリスタとクリムカイト、地元カナダ勢のライバル対決に注目
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現在カナダの一番手を張る出口クリスタ

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出口を猛追するジェシカ・クリムカイト

(エントリー11名)

出口クリスタとジェシカ・クリムカイトによる、地元カナダ勢のライバル対決が最大の見どころ。両者はそれぞれ第1、第2シードに配されており、決勝で対戦予定となっている。両者のこれまでの対戦成績は出口の4戦4勝。しかし、クリムカイトは大会の度に力を増しており、勝敗は読み難い。地元大会での直接対決の結果が代表争いに与えるインパクトは相当のものがあるはず。東京五輪に向けて両者ともに絶対に負けられない戦いであり、見ごたえのある熱戦が期待できるだろう。

組み合わせはクリムカイトの方がやや厳しく、準決勝でティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)と対戦せねばならない。一方の出口はアレタ・ポドラクとユリア・コヴァルツィクのポーランド勢2名が多少手強い程度でそれほど消耗なく勝ち上がれるはず。可能な限り良い形で勝ち上がり、勢いをつけて決勝の直接対決に望みたい。

【プールA】
第1シード:クリスタ・デグチ(カナダ)
第8シード:アレタ・ポドラク(ポーランド)

【プールB】
第4シード:ユリア・コヴァルツィク(ポーランド)
第5シード:ミナ・リベール(ベルギー)

【プールC】
第2シード:ジェシカ・クリムカイト(カナダ)
第7シード:マリア・オルギン(アメリカ)

【プールD】
第3シード:ティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)
第6シード:アメリア・フルゲンテス(アメリカ)


文責:小林大悟/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版7月5日掲載記事より転載・編集しています。

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