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【プレビュー】世界王者髙藤直寿が畳に復帰、ムシュヴィドバゼ筆頭に難敵立ちはだかる・グランプリモントリオール2019第1日男子プレビュー

(2019年7月5日)

※ eJudoメルマガ版7月5日掲載記事より転載・編集しています。
世界王者髙藤直寿が畳に復帰、ムシュヴィドバゼ筆頭に難敵立ちはだかる
グランプリ・モントリオール2019第1日男子プレビュー(60kg級、66kg級)
■ 60kg級・現役世界王者の髙藤直寿が出場、ムシュヴィドバゼら強力布陣がこれを迎え撃つ
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2月のグランドスラム・パリ以来の試合となる世界王者髙藤直寿

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バクー世界選手権の決勝で髙藤と覇を競ったロベルト・ムシュヴィドバゼ

(エントリー22名)

世界選手権2連覇中の現役王者、髙藤直寿(パーク24)が登場。髙藤は腰の負傷のために4月の全日本選抜体重選手権を欠場しており、今大会は2月のグランドスラム・パリ(優勝)以来の実戦となる。形上は2ヶ月後に控える東京世界選手権(8月25日〜9月1日、日本武道館)に向けた調整出場であるが、対戦相手は単に「調整」と片付けるには重すぎる面々が揃った。

第2シード配置の髙藤は初戦(2回戦)で中堅選手のモリッツ・プラフキー(ドイツ)に勝利すると、以降は準々決勝で昨年のバクー世界選手権5位のイ・ハリン(韓国)、準決勝でエリック・タカバタケ(ブラジル)とフェリペ・キタダイ(ブラジル)の勝者と、いずれも階級上位に座る担ぎ技タイプと連戦することになる。常の髙藤であればまず負けることはない相手だが、じっくりと実戦感覚を取り戻したい状況でのこの組み合わせは少々過酷だ。さらに決勝には昨年世界選手権の決勝を争ったロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)が控えており、難度は世界大会レベルといっても過言ではない。単なる予行演習には留まりようのない相当にタフなトーナメントだが、髙藤の現時点の仕上がりぐらいを測るには絶好の機会。時差の関係で深夜の試合となるが、ファンとしては1試合も見逃さずにチェックしたいところだ。髙藤の復調具合、そして常に進化し続けるその柔道の現在地に注目したい。

【プールA】
第1シード:ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)
第8シード:アドニス・ディアス(アメリカ)

【プールB】
第4シード:アシュリー・マッケンジー(イギリス)
第5シード:ヨーレ・フェルストラーテン(ベルギー)
有力選手:ヤニスラフ・ゲルチェフ(ブルガリア)

【プールC】
第2シード:髙藤直寿(パーク24)
第7シード:イ・ハリン(韓国)
有力選手:モリッツ・プラフキー(ドイツ)

【プールD】
第3シード:エリック・タカバタケ(ブラジル)
第6シード:フェリペ・キタダイ(ブラジル)

■ 66kg級・ガンボルドが唯一絶対の優勝候補
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この階級唯一の「メジャー選手」といえるガンボルド・ヘルレン

(エントリー16名)

有力選手が全く参加せず、国際的に名の通った強豪は第1シードのガンボルド・ヘルレン(モンゴル)のみ。シード選手にさえ聞き覚えのない名前が並ぶ、恐らくは近年のワールドツアー66kg級において最もレベルが高くないトーナメントが組まれた。優勝候補はもちろんガンボルド。見どころはこの選手の勝ちぶりということになる。観戦は決勝ラウンドからでも十分だろう。その分、豪華陣容の60kg級に集中したい。

【プールA】
第1シード:ガンボルド・ヘルレン(モンゴル)
第8シード:ライアン・ヴァルガス(アメリカ)

【プールB】
第4シード:ネイサン・バーンズ(アイルランド)
第5シード:ジャコブ・ヴァロア(カナダ)

【プールC】
第2シード:イマド・バッスー(モロッコ)
第7シード:ネイサン・カッツ(オーストラリア)

【プールD】
第3シード:ケネス・ファンガンスベケ(ベルギー)
第6シード:マテイ・ポリアク(スロバキア)


文責:小林大悟/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版7月5日掲載記事より転載・編集しています。

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