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【プレビュー】63kg級は能智亜衣美が2連覇に挑戦、70kg級の新添左季は決勝でベルンホルムへのリベンジを目指す・グランプリフフホト2019第2日女子プレビュー

(2019年5月24日)

※ eJudoメルマガ版5月24日掲載記事より転載・編集しています。
63kg級は能智亜衣美が2連覇に挑戦、70kg級の新添左季は決勝でベルンホルムへのリベンジを目指す
グランプリ・フフホト2019第2日女子プレビュー(63kg級、70kg級)
■ 63kg級・2連覇狙う能智亜衣美が準決勝で優勝候補トライドスと対戦
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能智亜衣美は第一線への生き残りをかけた戦い

(エントリー22名)

トーナメントの上側に重心の偏ったトーナメント。優勝候補の筆頭は第1シードのマルティナ・トライドス(ドイツ)であり、対抗馬の1番手は第5シードから2連覇を狙う能智亜衣美(了徳寺大職)。両者が対戦予定の準決勝が事実上の決勝だ。

能智は昨年後半から成績が下降気配。今回の出場は調子を上向かせるチャンスであると同時に、今後一線に残れるかどうかのターニングポイントになり得る戦いでもある。柔道自体の強さは十分に世界大会の表彰台クラス、過去の戦績を見る限り弱点はキャリアの要所で勝ち切れない勝負弱さと捉えるべきだろう。これは数値化出来ないメンタル面の問題だ。この圧の掛かる状況のなかでどのような戦いぶりを見せるのかに注目したい。強さだけで言えば、能智の平均値が出せれば十分に優勝可能なはずだ。

ほか、下側の山ではアジア・パシフィック選手権王者のヤン・ジュインシア(中国)と、同大会3位のタン・ジン(中国)に注目。どちらもパワーを生かした立技での圧殺と、寝技が武器だ。

【プールA】
第1シード:マルティナ・トライドス(ドイツ)
第8シード:ギリ・シリル(イスラエル)

【プールB】
第4シード:ボルド・ガンハイチ(モンゴル)
第5シード:能智亜衣美(了徳寺大職)
有力選手:ハンナ・マーティン(アメリカ)

【プールC】
第2シード:キャサリン・ブーシェミン=ピナード(カナダ)
第7シード:タン・ジン(中国)
有力選手:ヴァレンティーナ・コステンコ(ロシア)

【プールD】
第3シード:マイリン・デルトロ=カルバハル(キューバ)
第6シード:ヤン・ジュインシア(中国)
有力選手:ハン・ヒジュ(韓国)、コリナ・ステファン(ルーマニア)

■ 70kg級・優勝候補は新添左季、決勝でベルンホルムへのリベンジ目指す
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優勝候補筆頭は新添左季

(エントリー21名)

豪華なメンバーが揃う大会が続いた70kg級だが、今大会の陣容は控えめに言っても薄めだ。優勝候補は第2シードの新添左季(自衛隊体育学校)。対抗馬はその新添に昨年のグランドスラム大阪で勝利している、第1シードのアンナ・ベルンホルム(スウェーデン)だ。

新添は大野陽子(コマツ)と激しい国内2番手争いを繰り広げているが、4月の全日本選抜体重別選手権では決勝の直接対決で敗れている。結果大野が8月の東京世界選手権団体戦代表の座を得ており、今大会は確実に優勝して存在感を示しておきたい。

新添の置かれたプールCは中堅選手のメガン・フレチャー(アイルランド)がいるくらいでベスト4入りは確実。隣のプールDの顔ぶれを見る限り、準決勝もそれほど苦労することなく勝ち上がるだろう。この段階までは出来るだけ体力を温存して勝ち上がり、決勝でベルンホルムにリベンジしたい。落ち着いて戦うことが出来れば、実力的にはまず遅れを取ることはないはずだ。

【プールA】
第1シード:アンナ・ベルンホルム(スウェーデン)
第8シード:エリザヴェト・テルツィドゥ(ギリシャ)
有力選手:クォン・スンヨン(北朝鮮)

【プールB】
第4シード:ケリタ・ズパンシック(カナダ)
第5シード:ジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)

【プールC】
第2シード:新添左季(自衛隊体育学校)
第7シード:メガン・フレチャー(アイルランド)

【プールD】
第3シード:アッスマ・ニアン(モロッコ)
第6シード:ジェンマ・ハウエル(イギリス)
有力選手:エミリー・スーク(デンマーク)、サンドラ・ディードリッヒ(ドイツ)


文責:小林大悟/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版5月24日掲載記事より転載・編集しています。

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