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【プレビュー】81kg級に藤原崇太郎と世界王者モラエイが参戦、73kg級は成長著しいツェンドオチルに注目・グランプリフフホト2019第2日男子プレビュー

(2019年5月24日)

※ eJudoメルマガ版5月24日掲載記事より転載・編集しています。
81kg級に藤原崇太郎と世界王者モラエイが参戦、73kg級は成長著しいツェンドオチルに注目
グランプリ・フフホト2019第2日男子プレビュー(73kg級、81kg級)
■ 73kg級・変則タイプが大集合、最注目はアジアパシフィック王者のツェンドオチル
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アジアパシフィック選手権で優勝を飾ったばかりのたツェンドオチル・ツォグトバータル

(エントリー31名)

変剣・難剣を持ち味とする曲者タイプの強者がフフホトの地に大集合。トーナメントの様相はさながら変則ナンバーワン決定戦である。第1シードには絡みつくような足技が持ち味のトミー・マシアス(スウェーデン)、第3シードには小内巻込の専門家アルチュール・マルジェリドン(カナダ)、第4シードには鈍器で殴り続けるような連続攻撃が売りのヒダヤット・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)と、癖のあるタイプの代表格がひと通り揃っている。

なかでも注目したいのは、4月のアジア・パシフィック選手権で現役世界王者のアン・チャンリン(韓国)を破って優勝を果たしたツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)。身体能力の高さをベースに鋭い担ぎ技と密着戦法という両極端の武器を使いこなす、この人もかなりの難剣使いだ。もとは60kg級の選手であり、2016年のリオデジャネイロ五輪では、一発勝負の国内予選で2014年世界王者のガンバット・ボルドバータルと2013年世界選手権銀メダリストのダシュダヴァー・アマルツヴシンの大物2人を退け「ポッと出」で代表の座を獲得している。今大会では準々決勝で2週間前のグランドスラム・バクーを制してこちらも勢いに乗るヘイダロフと対戦予定となっており、これが予選ラウンドの最注目カード。今大会には国内のライバルであるガンバータル・オドバヤル(モンゴル)も出場しており、モンゴルの代表争いという意味でも要注目だ。

【プールA】
第1シード:トミー・マシアス(スウェーデン)
第8シード:アンソニー・ツィング(ドイツ)
有力選手:ニルス・スタンプ(スイス)、カン・ホンチョル(韓国)

【プールB】
第4シード:ヒダヤット・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)
第5シード:ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)
有力選手:ゲオルギオス・アゾイディス(ギリシャ)、エフゲニー・プロコプチュク(ロシア)、アントワーヌ・ブシャー(カナダ)

【プールC】
第2シード:ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)
第7シード:ヴィクトル・スクヴォトフ(UAE)
有力選手:イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)、ギヨーム・シェヌ(フランス)

【プールD】
第3シード:アルチュール・マルジェリドン(カナダ)
第6シード:モハマド・モハマディ(イラン)
有力選手:ヌーノ・サライヴァ(ポルトガル)、オレグ・バブゴエフ(ロシア)、マグディエル・エストラダ(キューバ)

■ 81kg級・藤原崇太郎にリベンジのチャンス到来、世界王者モラエイと決勝で激突
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藤原崇太郎。代表合宿のインタビューでは「自分の成長を確かめたい」とモラエイとの再戦を熱望していた。

(エントリー28名)

現役世界王者のサイード・モラエイ(イラン)が参戦。激戦階級である81kg級としては強豪のエントリーが少なめではあるものの、バクー世界選手権銀メダリストの藤原崇太郎(日本体育大3年)にドミニク・レッセル(ドイツ)、オトゴンバータル・ウーガンバータル(モンゴル)らトップクラスの試合巧者が顔を揃えた。

日本代表の藤原はプールDに配置され、昨年の世界選手権決勝で敗れたモラエイとは決勝で対戦予定となっている。藤原は昨年10月の全日本学生体重別団体優勝大会で左肘を脱臼、長期の離脱を余儀なくされながらも、2月のグランドスラム・デュッセルドルフでは復活優勝を飾っている。今月頭の公開練習では戦いたい相手としてモラエイを名指ししており、今回は世界選手権を前にリベンジを果たす大チャンス。怪我をしている間にウェイトトレーニングでパワーを増強、密着戦にも積極的になったと述べるなど、準備は万端だ。

【プールA】
第1シード:サイード・モラエイ(イラン)
第8シード:モハメド・アブデラル(エジプト)
有力選手:タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)、

【プールB】
第4シード:オトゴンバータル・ウーガンバータル(モンゴル)
第5シード:エティエンヌ・ブリオン(カナダ)
有力選手:ヤロミール・ムシル(チェコ)、ロビン・パチェック(スウェーデン)

【プールC】
第2シード:ドミニク・レッセル(ドイツ)
第7シード:アレクシオス・ンタナツィディス(ギリシャ)

【プールD】
第3シード:藤原崇太郎(日本体育大3年)
第6シード:ニャムスレン・ダグヴァスレン(モンゴル)
有力選手:アルファ=ウマ・ジャロ(フランス)、ウラジミール・ゾロエフ(キルギスタン)、イ・スンホ(韓国)


文責:小林大悟/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版5月24日掲載記事より転載・編集しています。

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