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【プレビュー】現役世界王者阿部詩が戦線復帰、48kg級では芳田真が2度目のワールドツアーに挑む・グランプリフフホト2019第1日女子プレビュー

(2019年5月23日)

※ eJudoメルマガ版5月23日掲載記事より転載・編集しています。
現役世界王者阿部詩が戦線復帰、48kg級では芳田真が2度目のワールドツアーに挑む・グランプリフフホト2019第1日女子プレビュー
■ 48kg級・カンユジョンとチェルノヴィツキが優勝争いの軸、芳田真は2回戦に最初の山場
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芳田真はエヴァ・チェルノヴィツキがシードを張るプールCに配された。

(エントリー19名)

実力者揃う48kg級としては、層の薄いトーナメント。第1シードのカン・ユジョン(韓国)と第2シードのエヴァ・チェルノヴィツキ(ハンガリー)が優勝争いの軸だ。

日本代表は、これがワールドツアー2大会目の出場となる芳田真(コマツ)。芳田は、チェルノヴィツキがAシード位置に座るプールCに配された。2回戦では2月のヨーロッパオープン・オーバーヴァルトで敗れたション・ヤオ(中国)との対戦が組まれており、ここが1つ目の山場だ。是非ションにリベンジを果たして、次戦(準々決勝)でチェルノヴィツキに挑戦したい。ほかの山のメンバーを見る限り、ここまで勝ち上がれば十分表彰台も狙えるはずだ。

【プールA】
第1シード:カン・ユジョン(韓国)
第8シード:アジザ・チャキル(モロッコ)

【プールB】
第4シード:カタリナ・メンツ(ドイツ)
第5シード:リー・ヤナン(中国)

【プールC】
第2シード:エヴァ・チェルノヴィツキ(ハンガリー)
第7シード:ション・ヤオ(中国)
日本代表選手:芳田真(コマツ)

【プールD】
第3シード:シラ・リショニー(イスラエル)
第6シード:サビーナ・ギリアゾワ(ロシア)
有力選手:メロディー・ヴガニ(フランス)、イ・ヘキョン(韓国)

■ 52kg級・現役世界王者の阿部詩が戦線復帰
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阿部詩は11月のグランドスラム大阪以来の試合出場

(エントリー24名)

現役世界王者の阿部詩(日本体育大1年)が、昨年11月のグランドスラム大阪以来、久々に試合の畳に上がる。阿部は2月に左肩を負傷、この傷が癒えずに3月のグランドスラム・エカテリンブルクを欠場している。今大会の参加者に阿部を脅かすような選手はおらず、力だけを考えれば平均点の出来でも優勝できるはず。今月頭の公開練習では時折左肩を気にしつつも精力的に乱取りを行っており、回復は順調と思われた。果たして現時点でどの程度まで調子を戻しているのか、その出来に注目だ。

ほかに注目しておきたいのは、第7シード配置のモンゴルの新星、18歳のルハグヴァスレン・ソソルバラム。グランドスラム・デュッセルドルフで2位を獲得して以来、ナタリア・クズティナ(ロシア)、アモンディーヌ・ブシャー(フランス)らトップ層には弾き返されつつも、4月のアジア・パシフィック選手権で2位入賞を果たすなど着実に実績を積んでいる。今大会では対戦相手にトップ選手はおらず、決勝進出の可能性十分だ。既に前田千島(三井住友海上)と立川莉奈(福岡県警察)に勝利しており、今後日本勢のライバルとなることは確実。今大会でも引き続きその戦いぶりをチェックしたい。

【プールA】
第1シード:阿部詩(日本体育大1年)
第8シード:エカテリーナ・グイカ(カナダ)

【プールB】
第4シード:ジェフェン・プリモ(イスラエル)
第5シード:アンジェリカ・デルガド(アメリカ)
有力選手:ファビアン・コッヒャー(スイス)

【プールC】
第2シード:ギリ・コーヘン(イスラエル)
第7シード:ルハグヴァスレン・ソソルバラム(モンゴル)
有力選手:パク・ダソル(韓国)、カロリナ・ピンコフスカ(ポーランド)

【プールD】
第3シード:エヴェリン・チョップ(スイス)
第6シード:アンドレア・キトゥ(ルーマニア)
有力選手:イム・ソンシム(北朝鮮)

■ 57kg級・優勝候補はクリムカイト、キムチスとの準々決勝が最大の山場
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好調ジェシカ・クリムカイトは第2シード配置

(エントリー24名)

2017年世界選手権王者のドルジスレン・スミヤ(モンゴル)を筆頭に、大会初日の5階級では最も多くの強豪がエントリー。ジェシカ・クリムカイト(カナダ)、キム・チス(韓国)ら上り調子の若手選手も参加しており、見どころの多いトーナメントが出来上がった。

優勝候補の1番手は第2シードのクリムカイト。ネームバリュー的にはドルジスレンを推したいところだが、昨年来ただの一度も冴えた戦いを見せておらず、今大会も序盤戦での敗退すら十分に考えられる状況。一方のクリムカイトは昨年10月のグランプリ・カンクンから5大会連続でワールドツアーの表彰台に上がっており、もっか絶好調。8月の東京世界選手権でもメダリスト候補に挙がる一人だ。準々決勝でキム・チスとの対戦が組まれており、ここが最大の山場。ここを勝ち上がった方が、そのまま優勝する可能性が高いのではないだろうか。ドルジスレンは「準地元」とでもいうべき内モンゴル自治区の大会で浮上のきっかけをつかみたいところ。

【プールA】
第1シード:ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)
第8シード:ダリア・メゼツカイア(ロシア)
有力選手:サンネ・フェルハーヘン(オランダ)、キム・ジャンディ(韓国)

【プールB】
第4シード:ティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)
第5シード:サハ=レオニー・シシク(フランス)

【プールC】
第2シード:ジェシカ・クリムカイト(カナダ)
第7シード:キム・チス(韓国)
有力選手:キム・ジンア(北朝鮮)、プリシラ・ネト(フランス)

【プールD】
第3シード:テレザ・シュトル(ドイツ)
第6シード:ルー・トンジュアン(中国)
有力選手:アレクサンドラ=ラリサ・フロリアン(アゼルバイジャン)、ナタリア・ゴロミドワ(ロシア)、マルフリート・ベルフストラ(オランダ)

※ eJudoメルマガ版5月23日掲載記事より転載・編集しています。

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