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[速報]78kg級は同国対決制したマルツァーンが優勝、濵田尚里はマロンガに敗れて3位・グランドスラムバクー2019最終日女子

(2019年5月13日)

※ eJudoメルマガ版5月13日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]78kg級は同国対決制したマルツァーンが優勝、濵田尚里はマロンガに敗れて3位
グランドスラム・バクー2019最終日女子(78kg級、78kg超級)
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78kg級決勝、ルイーズ・マルツァーンがアナ=マリア・ヴァグナーから右払巻込「技有」

グランドスラム・バクー2019は12日、アゼルバイジャンの首都バクーのヘイダル・アリエフ・スポーツホールで最終日の競技が行われ、女子78kg級はルイーズ・マルツァーン(ドイツ)、78kg超級はエリザヴェータ・カラニナ(ウクライナ)が制した。

78kg級のマルツァーンは第8シードで大会をスタート。準々決勝でマイラ・アギアール(ブラジル)を大外刈「技有」、準決勝でマドレーヌ・マロンガ(フランス)を内股「一本」と強敵2人を立て続けに下し、決勝では同国の後輩アナ=マリア・ヴァグナー(ドイツ)を、相手の大外刈に合わせた払巻込「技有」と大内刈「技有」の合技「一本」で破った。

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78kg級3位決定戦、濵田尚里がフッシェ・ステインハウスを攻める

マルツァーンは2014年10月のグランドスラム・アブダビ以来となるワールドツアー制覇。このところの好調の極まりと言うべき出来の大会であり、優勝候補2名に加え、代表争いのライバルを直接対決で破るというこれ以上ない内容での戴冠だった。

同階級に出場した現役世界王者の濵田尚里(自衛隊体育学校)は、準々決勝でマロンガに大内刈「一本」で敗退。今回も相手の技を棒立ちで下がりながら受ける悪癖を見せてしまった。それでも、世界王者対同士の決となった敗者復活戦ではアギアールに送襟絞「一本」で勝利、2018年バクー世界選手権決勝と同カードとなった3位決定戦では、フッシェ・ステインハウス(オランダ)を「指導3」の反則で破って表彰台は確保した。

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78kg超級、エリザヴェータ・カラニナがラリサ・セリッチから大外車「一本

78kg超級を制したエリザヴェータ・カラニナ(ウクライナ)は身長2メートルの超長身選手。決勝ではラリサ・セリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を、足の長さを目一杯使った両袖の大外車「一本」で下した。この日のカラニナは遠間からの足技が冴えており、大外刈、あるいは大内刈を引っ掛けて投げる形で勝利を重ねた。以前は自らの長身を持て余している印象だったが、どうやら特徴を生かした戦い方が出来つつある様子。最近は成績も安定してきており、今後は上位に定着することが予想される。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果、日本代表選手全試合の勝ち上がりは下記。

■ 78kg級
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78kg級メダリスト。左から2位のアナ=マリア・ヴァグナー、優勝のゲラ・ザアリシヴィリ、3位の濵田尚里とマドレーヌ・マロンガ。

(エントリー23名)

【入賞者】
1.MALZAHN, Luise (GER)
2.WAGNER, Anna Maria (GER)
3.HAMADA, Shori (JPN)
3.MALONGA, Madeleine (FRA)
5.STEENHUIS, Guusje (NED)
5.APOTEKAR, Klara (SLO)
7.AGUIAR, Mayra (BRA)
7.VERKERK, Marhinde (NED)

【準々決勝】
ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)○優勢[技有・大外刈]△マイラ・アギアール(ブラジル)
マドレーヌ・マロンガ(フランス)○大内刈(0:57)△濵田尚里
フッシェ・ステインハウス(オランダ)○GS反則[指導3](GS2:00)△マルヒンデ・フェルケルク(オランダ)
アナ=マリア・ヴァグナー(ドイツ)○反則[指導3](2:12)△クララ・アポテカー(スロベニア)

【敗者復活戦】
濵田尚里○送襟絞(2:47)△マイラ・アギアール(ブラジル)
クララ・アポテカー(スロベニア)○反則[指導3](3:27)△マルヒンデ・フェルケルク(オランダ)

【準決勝】
ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)○内股(1:28)△マドレーヌ・マロンガ(フランス)
アナ=マリア・ヴァグナー(ドイツ)○反則[指導3](2:48)△フッシェ・ステインハウス(オランダ)

【3位決定戦】
濵田尚里○反則[指導3](3:16)△フッシェ・ステインハウス(オランダ)
マドレーヌ・マロンガ(フランス)○合技[大内刈・一本背負投](2:08)△クララ・アポテカー(スロベニア)

【決勝】
ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)○合技[払巻込・大内刈](2:44)△アナ=マリア・ヴァグナー(ドイツ)

【日本代表選手勝ち上がり】

濵田尚里(自衛隊体育学校)
成績:3位


[2回戦]
濵田尚里○横四方固(2:33)△チェン・フェイ(中国)

[準々決勝]
濵田尚里△大内刈(0:57)○マドレーヌ・マロンガ(フランス)

[敗者復活戦]
濵田尚里○送襟絞(2:47)△マイラ・アギアール(ブラジル)

[3位決定戦]
濵田尚里○反則[指導3](3:16)△フッシェ・ステインハウス(オランダ)

■ 78kg超級
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78kg超級メダリスト。左から2位のラリサ・セリッチ、優勝のエリザヴェータ・カラニナ、3位のイリーナ・キンゼルスカとアナマリ・ヴェレンセク。

(エントリー17名)

【入賞者】
1.KALANINA, Yelyzaveta (UKR)
2.CERIC, Larisa (BIH)
3.KINDZERSKA, Iryna (AZE)
3.VELENSEK, Anamari (SLO)
5.SLUTSKAYA, Maryna (BLR)
5.M BAIRO, Anne Fatoumata (FRA)
7.TARASOVA, Galyna (UKR)
7.CHIBISOVA, Kseniia (RUS)

【準々決勝】
アナマリ・ヴェレンセク(スロベニア)○GS反則[指導3](GS1:09)△ガリーナ・タラソワ(ウクライナ)
エリザヴェータ・カラニナ(ウクライナ)○優勢[技有・大外刈]△マリーナ・スルツカヤ(ベラルーシ)
イリーナ・キンゼルスカ(アゼルバイジャン)○大外巻込(1:34)△クセニーア・チビソワ(ロシア)
ラリサ・セリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)○合技[外巻込・外巻込](3:01)△アン=ファトゥメタ・ムバイロ(フランス)

【敗者復活戦】
マリーナ・スルツカヤ(ベラルーシ)○反則[指導3](2:53)△ガリーナ・タラソワ(ウクライナ)
アン=ファトゥメタ・ムバイロ(フランス)○合技[大外落・後袈裟固](1:37)△クセニーア・チビソワ(ロシア)

【準決勝】
エリザヴェータ・カラニナ(ウクライナ)○優勢[技有・大外巻込]△アナマリ・ヴェレンセク(スロベニア)
ラリサ・セリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)○GS技有・外巻込(GS1:21)△イリーナ・キンゼルスカ(アゼルバイジャン)

【3位決定戦】
イリーナ・キンゼルスカ(アゼルバイジャン)○反則[指導3](1:45)△マリーナ・スルツカヤ(ベラルーシ)
アナマリ・ヴェレンセク(スロベニア)○合技[小内刈・横掛](2:08)△アン=ファトゥメタ・ムバイロ(フランス)

【決勝】
エリザヴェータ・カラニナ(ウクライナ)○大外車(3:13)△ラリサ・セリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

※ eJudoメルマガ版5月13日掲載記事より転載・編集しています。

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