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【プレビュー】オルジョフとヘイダロフが準決勝で激突、81kg級は好調ムキに注目・グランドスラムバクー2019第2日男子プレビュー

(2019年5月11日)

※ eJudoメルマガ版5月11日掲載記事より転載・編集しています。
オルジョフとヘイダロフが準決勝で激突、81kg級は好調ムキに注目
グランドスラム・バクー2019第2日男子プレビュー(73kg級、81kg級)
→グランドスラム・バクー2019組み合わせ
文責:小林大悟/eJudo編集部
日時:2019年5月11日(土)
場所:アゼルバイジャン・バクー

■ 73kg級・オルジョフとヘイダロフの地元対決に注目
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2016年リオ五輪、2017年ブダペスト世界選手権で銀メダル獲得のルスタン・オルジョフ

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2018年バクー世界選手権銅メダリストのヒダヤト・ヘイダロフ

(エントリー40名)

2016年リオデジャネイロ五輪銀メダリストのルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)を始め、ヨーロッパ地域のパワーファイターが数多く参加したトーナメント。シード枠の8名がそのまま勝ち上がりの最有力候補と見てまず価値がいなく、これが崩れるとすれば、ミクロス・ウングヴァリ(ハンガリー)ら中堅選手の密度が濃いプールCくらいだろう。序盤戦はシードを受けた強豪たちの豪快な勝ちぶりを楽しみたい。

本階級最大のみどころは、準決勝で実現するであろうオルジョフとヒダヤット・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)の地元対決。両者の対戦は2017年のグランドスラム・パリと同年のイスラム大会の2度あり、いずれもヘイダロフが勝利している。ここ2年間は少なくとも国際大会では対戦しておらず、地元大会ということも考慮すると、今回の結果が東京五輪の選考に及ぼす影響はかなり大きいはず。当然両者ともに相当な気合いで本大会に臨んでくると思われ、熱戦が期待できるだろう。

【プールA】
第1シード:ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)
第8シード:アンソニー・ツィング(ドイツ)
有力選手:ドミトロ・カニヴェツ(ウクライナ)、ヴァジム・ショーカ(ベラルーシ)

【プールB】
第4シード:ヒダヤット・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)
第5シード:デニス・イアルツェフ(ロシア)

【プールC】
第2シード:トミー・マシアス(スウェーデン)
第7シード:ビラル・ジログル(トルコ)
有力選手:イゴール・ヴァンドケ(ドイツ)、アルテム・ホムラ(ウクライナ)、ミクロス・ウングヴァリ(ハンガリー)、ズミトリー・シェルシャン(ベラルーシ)

【プールD】
第3シード:アキル・ヤコヴァ(コソボ)
第6シード:トハル・ブトブル(イスラエル)

■ 81kg級・超ハイレベルトーナメント実現、最注目は好調のムキ
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もっか好調、もと73kg級のサギ・ムキ

(エントリー48名)

最激戦階級の81kg級、今大会にも大勢の強豪が顔を揃えた。下記のシード選手と有力選手のリストをざっと眺めるだけでも、優勝候補に数えていいクラスの選手が10名以上。序盤戦から実力者同士によるハイレベルな戦いが見られるはずだ。

これだけ有力選手がいると特定の選手をピックアップするのは難しいが、今回特に注目したいのは第2シードのサギ・ムキ(イスラエル)。もと73kg級の選手だが、昨年の後半からはグランドスラム・アブダビ優勝、グランプリ・テルアビブ優勝、グランドスラム・パリ2位、グランドスラム・エカテリンブルク優勝と、出場したほとんどの大会で上位進出を果たしている。得意技は両袖で仕掛ける左右の袖釣込腰。現役世界王者のサイード・モラエイ(イラン)が宗教・政治上の理由からこの選手と対戦できない(過去の対戦時にはいずれも不可解なモラエイの棄権、前試合での敗退により不戦勝)ということまでを考えると、実は現在最も世界王者に近いのはこの選手だとも考えられる。東京世界選手権を前に、ここで改めてその力を確認しておきたい。

【プールA】
第1シード:フランク・デヴィト(オランダ)
第8シード:アンリ・エグティゼ(ポルトガル)
有力選手:タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)、ロビン・パチェック(スウェーデン)、ニャムスレン・ダグヴァスレン(モンゴル)、ダミアン・シュワルノヴィツキ(ポーランド)

【プールB】
第4シード:アラン・フベトソフ(ロシア)
第5シード:イヴァイロ・イヴァノフ(ブルガリア)
有力選手:サミ・シュシ(ベルギー)、アルファ=ウマ・ジャロ(フランス)

【プールC】
第2シード:サギ・ムキ(イスラエル)
第7シード:アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)
有力選手:スルジャン・ムルヴァイエヴィッチ(モンテネグロ)、ヌグザリ・タタラシヴィリ(ジョージア)、エドゥアルド=ユウジ・サントス(ブラジル)、アレクシオス・ンタナツィディス(ギリシャ)

【プールD】
第3シード:マティアス・カッス(ベルギー)
第6シード:エティエンヌ・ブリオン(カナダ)
有力選手:アレクサンダー・ヴィーチェルツァク(ドイツ)、ナシフ・エリアス(レバノン)

※ eJudoメルマガ版5月11日掲載記事より転載・編集しています。

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