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女子代表が練習を公開、自衛隊体育学校で乱取り中心に合同稽古

(2019年5月3日)

※ eJudoメルマガ版5月3日掲載記事より転載・編集しています。
女子代表が練習を公開、自衛隊体育学校で乱取り中心に合同稽古
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試合場8面分の畳が敷かれ、大人数での稽古が行われた

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乱取りを行う阿部詩と出口クリスタ

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増地克之女子代表監督

今年度第2回目となる全日本女子強化合宿の様子が3日、自衛隊体育学校(東京都練馬区)で報道陣に公開された。

今回の合宿は自衛隊体育学校で行われている実業団と大学生の合同合宿に参加する形で行われ、実戦練習を積むこと、世界選手権に向けた各選手の所属先との情報交換を目的としている。

練習会場には試合場8面分の畳が敷かれ、普段ではなかなか見られない大人数での練習が行われた。練習には先月の合宿には左肩の負傷のために参加していなかった阿部詩(日本体育大1年)も参加しており、時折肩を気にしつつも、1階級上の出口クリスタ(日本生命)と乱取りを行うなど順調な回復具合を見せていた。

増地克之監督、素根輝選手、濵田尚里選手のコメント要旨は下記。

増地克之監督のコメント
「(-怪我をしていた選手の状態について)渡名喜(風南)はまだまだ手探りの状態で、5割程度です。まだ技に入るところまではいっていません。阿部(詩)は若干肩に不安があるようですが、稽古に出て乱取りも精力的にやっています。大きな心配はしていません。(-グランドスラム・バクーの出場者について?)まだ発表できません。戦略的なこともありますが、それよりも直前まで選手のコンディションを見極めて決めたいと考えています。(-今年の代表チームについて)昨年とほぼ同じメンバー、素根(輝)と大野(陽子)が入れ替わったくらいですね。今年は最高のメンバーだと思います。ただ、外国人選手も対日本人ということで目の色を変えてやってくるはずです。受けて立つのではなく、挑戦者の気持ちで戦っていきたいです。個人戦、団体戦合わせて8日間ありますが、非常に楽しみです。(-男女混合団体戦に向けたチーム作りについて)6月にまたチームビルディングをする予定です。少し外に出て、アスレチック的なことを計画しています。(-世界選手権に向けた取り組みについて)持久力、スタミナが最後の最後、紙一重のところで大事になってくると考えています。そういった戦いをものにしていくために、昨年ラグビー代表とのコラボレーションで行ったようなトレーニングを継続していきます。また、柔道の面ではまずはしっかり自分の組み手になること、自分の技を仕掛けることが重要です。それを確認していきます。(-素根輝選手について)皇后盃を見ていても感じましたが、いかに罰則を取られない戦いが出来るかが重要です。体が小さい分、大きい選手に上から組まれると審判の目には守っているように見える。その辺りを克服さえ出来れば、スタミナもあり後半になるほど持ち味を発揮出来ると思います。対策を練っていきます。海外の審判は罰則のスピードが早いですが、それさえ取られなければ日本人の技が生きる。審判の傾向も含めて対策をしていきます。」

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素根輝選手

素根輝選手のコメント
「去年は選ばれずにすごく悔しい気持ちになったので、ホッとしました。個人代表に選ばれたからには、責任を持って練習に取り組まなければと考えています。(-国内と海外の違いについて)私はあまり変わりません。しっかり調子を整えて試合に臨みたいです。(-特定のライバル選手について)特にいません。東京五輪を来年に控えていて、今はどの選手もすごく強いです。無駄な『指導』を取られてしまうことが課題です。自分は小さいので消極的に見えてしまいます。組み手、技の仕掛けを早くして、自分が先に攻めて『指導』を取るようにしていきたいです。世界選手権に向けて(自分の柔道を)そんなに大きく変えようとは思っていません。組み手や技などをもっともっと磨いて、強くなって試合に臨みたいです。(-楽しみですか?)楽しみ…?(笑)それよりも、絶対に勝ちたいという気持ちがすごく強いです。(-日本武道館での試合ですね?)イメージがつかないですね(笑)。あまり緊張せずに、自分に力を出し切りたいです。」

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濵田尚里選手

濵田尚里選手のコメント
「(-ホームでの練習です。他の選手に施設の説明などしているのでしょうか?)スタッフの方が全部やってくださっています。職員の方もお手伝いしてくれているので、ありがたいです。(-世界選手権に向けて)また優勝できるようにしっかり頑張りたいです。前回は実力ではない部分が結構ありました。今年は実力をつけて勝ちたいです。私は試合によって良い日、悪い日があります。昨年は良い日がたまたま本番の日でした。(-どこで判断しているのでしょうか)私は寝技に引き込むことが多いのですが、悪いときはそれに合わされてポイントを取られたりします。良いときはしっかり立技で崩して寝技に移行できます。(-ライバル選手について)意識しているのはフランスのチュメオ選手。それ以外では同じくフランスのマロンガ選手、ブラジルのアギアール選手です。他にも沢山いますが…。去年は世界選手権だけしか勝てませんでした。今年はそれだけではなく、1年を通して優勝したいです。去年の世界選手権では楽しみたいという気持ちが大きかったのですが、今年は優勝したいという気持ちが強いです。」

※ eJudoメルマガ版5月3日掲載記事より転載・編集しています。

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