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[速報]素根輝が最重量級3連覇、決勝は世界王者朝比奈沙羅をふたたび投げて下す・平成31年全日本選抜柔道体重別選手権大会第1日女子

(2019年4月6日)

※ eJudoメルマガ版4月6日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]素根輝が最重量級3連覇、決勝は世界王者朝比奈沙羅をふたたび投げて下す
平成31年全日本選抜柔道体重別選手権第1日女子(63kg級、70kg級、78kg級、78kg超級)
→第1日女子全試合結果(eJudoLITE)
→男女14階級プレビュー

取材・文:eJudo編集部
撮影:乾晋也

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78kg超級決勝、素根輝が朝比奈沙羅から小外刈「技有」

体重別で今年の柔道日本一を争う平成31年全日本選抜体重別選手権はきょう6日、福岡国際センター(福岡市)で開幕。初日の女子は63kg級、70kg級、78kg級、78kg超級の競技が行われた。

78kg超級は素根輝(環太平洋大1年)が3連覇。決勝は2018年バクー世界選手権の金メダリスト朝比奈沙羅(パーク24)と激戦、GS延長戦に入ってペースを掴むと、場外際に追い詰められた朝比奈が中途半端に仕掛けた右払腰に素早く反応。戻り際に左小外刈を叩き入れて「技有」を奪い、総試合時間8分55秒の激戦に終止符を打った。

素根はこれで朝比奈との直接対決に4連勝。前回対戦に続いて2試合連続で投げを決めて勝利したこととなり、初の世界選手権個人代表に大きく近づいた。

78kg級は第1シードの濱田尚里(自衛隊体育学校)が4年ぶり2度目の優勝。決勝は引込返を仕掛ける形で佐藤瑠香(コマツ)の上体を一旦屈させ、そこから大内刈を仕掛ける迫力満点の攻撃で「技有」確保。そのまま4分間を戦い切って優勝を決めた。バクー世界選手権で優勝して以降タイトルのなかった濵田だがこれで代表争いも再浮上、東京世界選手権日本代表の選抜が濃厚となった。

70kg級はバクー世界選手権の銅メダリスト大野陽子(コマツ)が2連覇。決勝は12月のグランドスラム大阪で一本負けを喫している新添左季(自衛隊体育学校)を粘り強く攻め、GS延長戦3分21秒に小外刈「技有」を得て勝利を決めた。この階級は世界選手権連覇の新井千鶴(三井住友海上)が既に代表に内定しているが、大野は2月のグランドスラム・パリに続いての勝利で2枠目選出に向けて大きなアピール。

63kg級はバクー世界選手権銀メダリストの田代未来(コマツ)が4年ぶり2度目の優勝。1回戦、準決勝と圧勝を続けて決勝の畳に登ると、この試合でも鍋倉那美(三井住友海上)を圧倒。44秒に隅落「技有」を得ると以後を危なげなく戦い、そのまま4分間を終えて優勝を決めた。

東京世界選手権の代表(最重量級を除く)はあすの競技終了後の強化委員会で審議され、少なくとも各階級の1枠目選手までは即日発表される見込み。

各階級の上位入賞者と、全試合の結果は下記。

■ 63kg級
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63kg級上位入賞者。左から優勝の田代未来、2位の鍋倉那美

(エントリー8名)

【入賞者】
優 勝:田代未来(コマツ)
準優勝:鍋倉那美(三井住友海上)

【1回戦】
田代未来(コマツ)○合技[小内刈・内股透](2:06)△幸田奈々(帝京科学大4年)
佐藤史織(ミキハウス)○GS反則[指導3](GS2:52)△能智亜衣美(了德寺学園職)
鍋倉那美(三井住友海上)○合技[大内刈・引込返](1:34)△瀬戸口栞南(山梨学院大3年)
山本杏(パーク24)○優勢[技有・巴投]△土井雅子(JR東日本)

【準決勝】
田代未来○合技[内股・袈裟固](0:33)△佐藤史織
鍋倉那美○GS反則[指導3](GS1:00)△山本杏

【決勝】
田代未来○優勢[技有・隅落]△鍋倉那美

■ 70kg級
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70kg級上位入賞者。左から優勝の大野陽子、2位の新添左季

(エントリー8名)

【入賞者】
優 勝:大野陽子(コマツ)
準優勝:新添左季(自衛隊体育学校)

【1回戦】
大野陽子(コマツ)○GS内股(GS3:48)△青柳麗美(環太平洋大4年)
朝飛七海(桐蔭横浜大2年)○大内刈(4:00)△榎谷有里(JR九州)
新添左季(自衛隊体育学校)○足車(1:53)△西願寺里保(コマツ)
田中志歩(環太平洋大3年)○崩上四方固(2:12)△市川香代子(宮城県警察)

【準決勝】
大野陽子○反則[指導3](2:56)△朝飛七海
新添左季○払腰(3:13)△田中志歩

【決勝】
大野陽子○GS技有・小外刈(GS3:21)△新添左季

■ 78kg級
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78kg級上位入賞者。左から優勝の濵田尚里、2位の佐藤瑠香

(エントリー8名)

【入賞者】
優 勝:濵田尚里(自衛隊体育学校)
準優勝:佐藤瑠香(コマツ)

【1回戦】
濵田尚里(自衛隊体育学校)○横四方固(3:24)△鈴木伊織(環太平洋大4年)
泉真生(コマツ)○内股(3:40)△髙山莉加(三井住友海上)
梅木真美(ALSOK)○崩上四方固(1:22)△梅津志悠(三井住友海上)
佐藤瑠香(コマツ)○GS技有・内股透(GS2:21)△和田梨乃子(三井住友海上)

【準決勝】
濵田尚里○横四方固(2:53)△泉真生
佐藤瑠香○GS反則[指導3](GS2:13)△梅木真美

【決勝】
濵田尚里○優勢[技有・大内刈]△佐藤瑠香

■ 78kg超級
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78kg超級上位入賞者。左から優勝の素根輝、2位の朝比奈沙羅

(エントリー8名)

【入賞者】
優 勝:素根輝(環太平洋大1年)
準優勝:朝比奈沙羅(パーク24)

【1回戦】
朝比奈沙羅(パーク24)○GS技有・払巻込(GS0:53)△山部佳苗(ミキハウス)
秋場麻優(環太平洋大4年)○GS技有・隅落(GS0:31)△粂田晴乃(筑波大3年)
素根輝(環太平洋大1年)○GS反則[指導3](GS1:15)△児玉ひかる(東海大1年)
稲森奈見(三井住友海上)○GS反則[指導3](GS2:32)△井上あかり(JR東日本)

【準決勝】
朝比奈沙羅○GS反則[指導3](GS1:04)△秋場麻優
素根輝○優勢[技有・体落]△稲森奈見

【決勝】
素根輝○GS技有・小外刈(GS4:55)△朝比奈沙羅

※ eJudoメルマガ版4月6日掲載記事より転載・編集しています。

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