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開幕あすに控え有力5選手が会見、世界王者阿部一二三は「自分が一番と示したい」・平成31年全日本選抜柔道体重別選手権大会

(2019年4月5日)

※ eJudoメルマガ版4月5日掲載記事より転載・編集しています。
開幕あすに控え有力5選手が会見、世界王者阿部一二三は「自分が一番と示したい」
平成31年全日本選抜柔道体重別選手権大会
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会見に臨んだ5選手

体重別で柔道日本一を争う平成31年全日本選抜柔道体重別選手権大会(4月6日~7日、福岡国際センター)の開幕をあすに控えたきょう5日、福岡市内で有力選手5人が前日記者会見に臨んだ。

世界選手権2連覇の阿部一二三(日本体育大4年)は「自分の柔道を出し切る。豪快に投げて会場を沸かせたい」と決意表明。2月のグランドスラム・パリでは思わぬ1敗を喫しているが「何回も動画を見た。無理に忘れようと思わず、受け入れて、そこからどうやったら強くなれるのかを考えて来た」と振り返り、「『一本』を獲る自分の柔道は変えず、幅を広げることを考えて来た。明日の試合を見て欲しい。自分が一番だと示したい」と会見を締めた。

会見に応じた阿部、73kg級の橋本壮市(パーク24)、48kg級の近藤亜美(三井住友海上)、57kg級の芳田司(コマツ)、78kg超級の素根輝(環太平洋大1年)のコメント要旨は下記。

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阿部一二三選手

阿部一二三選手のコメント
「ヨーロッパ遠征がものすごく悔しい結果になってしまい、この大会に向けて自分の柔道をしっかりしようという思いでやってきました。明後日の試合では自分の柔道を出し切ります。東京五輪までこれからの試合、一戦一戦が本当に大事。自分の力を出せれば負ける相手はいないと思う。それを出せるように調整して試合に臨みます。「一本」を取りに行く柔道をしっかりやって、豪快に投げて会場を沸かせられたらと思います。(-どのような練習をしてきましたか?) 自分の柔道を一から見直しました。足技の部分は特に意識しています。『一本』を取る柔道はあくまで曲げずに、少し幅を広げてきたつもりです。(-丸山選手を意識しますか?)丸山選手との対決とは見ていません。日本で8人しか出られないレベルの高い戦いで、日本で自分が一番と示すにはこの大会に勝つしかない。一戦一戦しっかり戦って優勝を目指します。(-グランドスラム・パリの敗戦について?)何回も動画を見ています。投げられたイメージは残っていますが、無理に忘れようとは思いません。受け入れて、そこからどうやったら強くなれるのかを考えてきました。負けは生かしてこそです。パリがあったから成長できたと言えるようになりたいです。(-二本もたせてくれない相手への具体的な対策はありますか?)かなり練習してきました。明日の試合を見てください。まずは二本持ちにいきたい。持たせてくれなかったら、(手立てを)変えてもいいかな。それでも、自分自身の柔道は変えません。」

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橋本壮市選手

橋本壮市選手のコメント
「パリの試合を終えて、少し期間があるなかでしっかり自分を見つめ直して、やるべきことをしっかりやって準備してきました。絶好調です。(-大野将平選手との対戦がついに実現しそうですね?) 楽しみの一言です。対戦はなかなかありませんでしたが、常にいつでも戦える状態を作っていたので、今回も準備は出来ています。世界チャンピオンになってからでないと、オリンピックを目指すと言ってはいけないと思っていて、ようやくそれが公言出来るようになりましたが、大野選手に直接対決で勝たないとオリンピックには出られない。直接勝って、1枠目で世界選手権に行けるように頑張ります。(-立川新選手との対戦も予想されます。前回の対戦は、ここ数年でもっとも橋本選手らしさを消された試合でした。対策は?) 攻めて攻めて攻めまくります。それが大きなポイントになると思います。(-新しい橋本スペシャルはありますか?)ないです(笑)。今持っているスペシャル、で戦います」

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近藤亜美選手

近藤亜美選手のコメント
「パリが終わってから特に大きく変えたことはありません。出るメンバー全員の研究と、自分の技を磨くことに重点を置いて練習してきました。リオで負けて、4年間また頑張ると決めて、いざ東京が目の前に来た。悔しさを忘れずに精一杯やります。(―渡名喜風南選手の欠場について?) 出ていたらやりたかったですが、ただ、自分は渡名喜選手に勝ちに来たというよりは優勝しに来たので、モチベーション的にはあまり変わりません。優勝がマストである立場であることも変わらない。自分らしい柔道でしっかり勝ちたいです。(―自分らしい柔道とは?)攻撃的かつダイナミックな柔道。軽量級だけど大きく投げられるのが売りなので、そこを見せられたらと思います。」

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芳田司選手

芳田司選手のコメント
「(3次選考の)グランドスラム・デュッセルドルフまで調子が良いときもあり、悪いときもあり、沢山の波を越えてきました。直近のドイツで優勝できたので、その流れで最後の選抜も優勝することを目標に、良い調子でここまで来られたと思います。東京オリンピックに向かって、スパートを掛けます。明後日、自分の力を出し切れるように、アピールできるようにしっかり準備します。(―芳田選手の柔道とは?)最初から最後まで自分のペースで自分のワールドを作って勝ち切る柔道。試合で変化していくことも私の柔道のひとつ。変化を求めて、これからも自分の柔道を突き詰めていきたい。」

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素根輝選手

素根輝選手のコメント
「この前パリで負けたので、この選抜は自分のなかでもひときわ大切な大会だと思います。今年の世界選手権と2020年の東京五輪に向けて、一戦一戦、優勝目指して頑張ります。連覇については意識していません。どの選手もみんな強い人。朝比奈選手との直接対決に勝つのは確かに大事ですが、明日は一戦一戦、ただ優勝を目標に戦います。(-朝比奈選手への対策はありますか?)特定の選手への対策はあまりやりません。自分と比べると相手は皆大きい。朝比奈選手への対策というよりも、自分の組み手、技の確認をしてきました。(―元号が変わりますね?)ずっと若い若いと言われてきたので、ひとつの時代を跨いでしまうのはちょっと嫌ですが(笑)、令和でもしっかりひとつひとつ頑張っていきたい。とにかく前に出て相手より先に仕掛けて、『一本』を取りに行く柔道を目指します。」

※ eJudoメルマガ版4月5日掲載記事より転載・編集しています。

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