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[速報]外処茅優が優勝、48kg級の芳田真は世界王者ビロディドに敗れるも2位入賞果たす・世界ジュニア選手権2018第1日女子

(2018年10月18日)

※ eJudoメルマガ版10月18日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]外処茅優が優勝、48kg級の芳田真は世界王者ビロディドに敗れるも2位入賞果たす・世界ジュニア選手権2018第1日女子(44kg級、48kg級)
ジュニア(21歳以下)カテゴリで世界王座を争う世界ジュニア柔道選手権2018が17日、バハマ・ナッソーで開幕。初日は女子44kg級と48kg級、男子55kg級と60kg級の競技が行われた。

女子48kg級は9月の世界選手権で優勝したばかりのダリア・ビロディド(ウクライナ)が優勝、44kg級は日本代表の外処茅優(富士学苑高3年)が制した。

女子2階級の概況と日本代表選手全試合の結果、決勝の戦評は下記。

■ 44kg級・外処茅優が優勝、冴えた動きで全試合一本勝ち
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44kg級メダリスト。左からベディウイ、外処、アラエス、ペティ。

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44kg級決勝、外処茅優がウマイマ・ベディウイを崩上四方固で抑え込む

(エントリー15名)

【入賞者】
1.TODOKORO, Chihiro (JPN)
2.BEDIOUI, Oumaima (TUN)
3.ARRAES, Amanda (BRA)
3.PETIT, Lois (BEL)
5.FRIGOUL, Melanie (FRA)
5.HAMIDOVA, Shafag (AZE)
7.SAYMA, Gamze (TUR)
7.BERINGER, Fatime (HUN)

日本代表の外処茅優(富士学苑高3年)が全試合「一本」(相手の反則含む)で優勝。序盤戦の2試合はいずれも1分以内に勝利して相手を圧倒。決勝では富士学苑高の選手らしい「腹包み」からの抑え込みで相手を仕留めた。この日の外処は立技、寝技ともに非常に動きが冴えており、全試合通して危ない場面はほとんど見られなかった。

【3位決定戦】
アマンダ・アラエス(ブラジル)○優勢[技有・袖釣込腰]△メラニー・フリグ(フランス)
ロイ・ペティ(ベルギー)○GS反則[指導3](GS3:16)△シャファグ・ハミドワ(アゼルバイジャン)

【決勝】
外処茅優○合技[小内刈・崩上四方固](3:35)△ウマイマ・ベディウイ(チュニジア)
外処が左、ベディウイが右組みのケンカ四つ。開始11秒、外処は相手を釣り手方向に引き出しての左小内刈で「技有」を先制。それ以降も一方的に攻め続け、2分35秒には左「小内払い」で相手を伏せさせ「腹包み」から寝技を展開する。このまま1分以上寝技を続け、最後は崩上四方固で抑え込み3分35秒に合技「一本」。

【日本代表選手勝ち上がり】

外処茅優(富士学苑高3年)
成績:優勝


[1回戦]
外処茅優○内股(0:55)△エリカ・ラッソ(コロンビア)

[準々決勝]
外処茅優○片手絞(0:24)△ガムゼ・サイマ(トルコ)

[準決勝]
外処茅優○GS反則[指導3](3:12)△ロイ・ペティ(ベルギー)

[決勝]
外処茅優○合技[小内刈・崩上四方固](3:35)△ウマイマ・ベディウイ(チュニジア)

■ 48kg級・世界王者ビロディドが優勝、決勝で芳田真破って全カテゴリでの世界タイトル獲得なる
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48kg級メダリスト。左から芳田、ビロディド、ストヤディノフ、マルティネス=アベレンダ。

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48kg級決勝、ダリア・ビロディドが芳田真から左内股「一本」

(エントリー26名)

【入賞者】
1.BILODID, Daria (UKR)
2.YOSHIDA, Sana (JPN)
3.STOJADINOV, Andrea (SRB)
3.MARTINEZ ABELENDA, Laura (ESP)
5.LAPUERTA COMAS, Mireia (ESP)
5.TYNBAYEVA, Galiya (KAZ)
7.FERREIRA, Laura (BRA)
7.EDDINARI, Chaimae (MAR)

現役世界王者のダリア・ビロディド(ウクライナ)が決勝で芳田真(比叡山高3年)を左内股「一本」(1:56)で破って優勝。カデ(2015年、44kg級)、シニア(2018年)と合わせて全カテゴリでの世界タイトル制覇を達成した。優勝を決めた際にも軽くガッツポーズをする程度で特段喜ぶような様子は見せず、最後まで世界王者らしい堂々とした態度だった。準決勝までの試合内容は1回戦でダニエラ・レストレポ(コロンビア)に崩上四方固「一本」(2:11)、2回戦でアクマラル・ナウアトベク(カザフスタン)に左小内刈「技有」、準々決勝でガリヤ・ティンバエワ(カザフスタン)に左大内刈で2度投げつけての合技「一本」(2:23)、準々決勝でミレイア・ラポルタ=コマス(スペイン)に左大内刈「一本」(2:20)。

日本代表の芳田は前述の通り決勝でビロディドに敗れて2位。順当に勝ち上がって世界王者に挑戦したものの、大金星獲得はならなかった。

【3位決定戦】
アンドレア・ストヤディノフ(セルビア)○GS小内刈(GS1:11)△ミレイア・ラポルタ=コマス(スペイン)
ラウラ・マルティネス=アベレンダ(スペイン)○合技[一本背負投・浮落](2:51)△ガリヤ・ティンバエワ(カザフスタン)

【決勝】
ダリア・ビロディド(ウクライナ)○内股(1:56)△芳田真
ビロディドが左、芳田が右組みのケンカ四つ。ビロディドはリーチの長さを生かして序盤から猛攻。芳田に対して41秒に場外、1分1秒に足取りの咎でそれぞれ「指導」が与えられる。1分56秒、ビロディドが引き手で襟を得た状態から場外際で奥を叩きながら回しこむような左内股。芳田は手を着いて耐えるがビロディドが乗り上げるように体を浴びせると背中からグシャリと潰れて「一本」。

【日本代表選手勝ち上がり】

芳田真(比叡山高3年)
成績:2位


[1回戦]
芳田真○合技[内股・後袈裟固](0:52)△アスンタ・スクット(イタリア)

[2回戦]
芳田真○優勢[技有・内股]△トゥジェ・ベデル(トルコ)

[準々決勝]
芳田真○GS反則[指導3](GS1:45)△アンドレア・ストヤディノフ(セルビア)

[準決勝]
芳田真○内股(1:33)△ラウラ・マルティネス=アベレンダ(スペイン)

[決勝]
芳田真△内股(1:56)○ダリア・ビロディド(ウクライナ)

※写真は権利者の許諾を得て掲載しています

※ eJudoメルマガ版10月18日掲載記事より転載・編集しています。

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