柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

mailto:bob@twoj.org eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

ドイツ

(デュッセルドルフの隣にNeuss(ノイス)という市があり、ここの市営総合スポーツクラブに・・・)


地方(都市名など): Neuss(ノイス)
稽古場所(道場名、学校名など): ノイス総合スポーツクラブ(市営)
滞在期間: 1996.6~2002.6

デュッセルドルフの隣にNeuss(ノイス)という市があり、ここの市営総合スポーツクラブ(TG Neuss)に入会すると、水泳・体操・空手・・・など二十種類近くのスポーツを習うことができます。
そこに柔道教室があり、息子たちが6歳から8歳までお世話になりました。

稽古日は週1回。体育館に畳マットを敷いて行なわれます。うちの子供たちの時間帯は13歳以下という扱いで、その後に大人のクラスの方々が稽古されていたようです。

ns002-3.JPG ns003-3.jpg

指導者はドイツ人の黒帯の先生方が男女数人。
子供たちは帯の色(黄色から茶色)によって6つのクラスに分けられ、段階に応じた稽古をします。
入門すると「Judo Pass」(ドイツ語で「Judo」は「ユードー」と発音するので「ユードーパス」と読みます)というものが支給されます。顔写真つきのパスポート大のもので、7級から始まる級審査に合格するとパスにはんこが押され、色帯がもらえます。
初心者がまずはじめに習うのは受け身、続いて大腰です。新しい技を習うときは、まずパネルに書いてある絵をみせられ、それを実際に投げ込みしてみて、先生がひとりづつに6点満点で評価をくださいます。
めったに打ち込み、乱取りはなく、もっぱら受身、技の説明と投げ込みに終始していました。
稽古のはじめと終わりはけじめがしっかりしていて、全員が正座をしてきっちり挨拶をします。

ns004-3.JPG ns006-3.JPG

どんな技が流行か、などを見極めるレベルまでには至りませんでしたが、一度、パンフレットの撮影のために上手なお兄さん方がやってきて、見事な内股を見せてくれたことがありました。

レベルですが、少なくとも子供の部は日本の週一回のスポーツセンター以下だと思います。(水泳などは選手コースが存在し、週に複数回の練習日があるのに、柔道は週一日コースだけでした)
ただ、ここのクラブの子供柔道は日本と比べ物にならない低いレベルでしたが、一定の会費を払って(1ヶ月2000円)多くの種類から自由にスポーツを選ぶことができる、という選択の中に「柔道」があるということは、誰でも気楽にかじることができ、日本の子供達よりも柔道をやる敷居が低いかと思います。(日本で道場に見学に行ってその厳しさにびびってしまう子供は多いはず)

年に1回クラブ内の試合があって、完全体重別で対戦します。入賞者は賞状とメダルがもらえます。

ns005-3.jpg ns001-3.jpg

また、この総合スポーツクラブでは、年に一度、クリスマスのころにデモンストレーションのショーがあります。
町の体育館ですべてのスポーツの紹介+発表会をするのですが、柔道では、バックグラウンドミュージックに誰が持ってきたのか「柔」がかかり、道着を着た子供がフルドラムセットでドラムソロを奏でる中、シンバルの音とともに大勢の子供達が技をかける・・・ということをやっていました。すごい演出でした。

学校が休みの時には一週間の合宿があります。5日くらい森の中を歩き、落ちている木切れで物を作ったり洞窟探検をしたりします。最後の一日だけ、滞在先の町の道場に出稽古に行き、帰りに温水プールで一週間の垢を洗い流して(それまでにお風呂ははいりませんでした!)帰る、という行程でした。
キャンプファイヤーでは、何かドイツ語で柔道の歌をギターで歌って、合いの手に「Ippon!」という掛け声を入れていました。

なお、当時、隣のデュッセルドルフには約6000人の日本人が住んでおり、私たちの住んでいたノイス市にも100人ぐらいがいましたが、柔道をやっている日本人は一人もいらっしゃいませんでした。

帰国が決まって最後の稽古の日には、先生方と60人全員の前でお別れをし、記念に柔道着を着たキツネのぬいぐるみをもらいました。
帰国後も子供たちは柔道を続けています。日本の道場はドイツとは比べ物にならない厳しさで、かなり上達したつもりらしいので、いつかドイツに帰って友達と対戦したいそうです。


参考URL http:// www.tg-neuss-judo.de

投稿者
名前: 高尾千恵美
住所: 横浜市



コメント

supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.